海洋散骨体験クルーズを経て沖縄散骨ツアーに行った母の海洋葬体験談
40代女性 2022年5月に、母の海洋葬をしました。貸切乗船散骨で沖縄県 泊港から出航しました。
海洋散骨は母の生前の希望だったので、遺族間の話し合いですぐに決まりました。
私たちは東京都内在住ですが、散骨ポイントは絶対に沖縄を選びたかったのです。その3つの理由がありました。
母の誕生日に海洋散骨したかったので、晴天の確率が高い方がよかった。
都内よりきれいな海で散骨したかった。
沖縄でも散骨ポイントにいくつかの候補地があったのですが、参加してくれる人の労力や体力、ホテルからの移動を考えて、那覇付近から行ける場所に決めました。
当日の天候は晴天に恵まれました。前日まではあまり良くなさそうな天気予報だったので、幸運だったと思います。
当日の服装は、普段着でOKでした。利用した会社の規定で喪服は避けるように言われていたのです。
初夏の沖縄なので軽装でちょうどよかったですが、海上では羽織るものがあった方がいいので、薄手の長袖の上着(パーカー)を持って行ったのは正解でした。
足元はさすがにサンダルは避けて滑りづらい靴底のスニーカー。サングラスと帽子を携帯し、下はパンツスタイル。荷物はリュックや小ぶりのバッグを皆さん持っていきました。
参加者の顔ぶれは子どもはおらず、全員成人で、高齢者含む親族のみでした。
高齢者で杖を使っている人はいましたが、座る場所が十分あり、船が大きく揺れることもなかったので、船上でもさほど心配はなかったです。杖をついて歩くのは船に乗るときと降りるときくらいでした。
海洋葬(海洋散骨)は今後ますます増える葬送のスタイルだと思います。
海洋葬を気分よく、すてきな最期のお別れをするためには、遺された家族でしっかり話合いをすることが必要でしょう。
自分のその日のために終活をしている方や、散骨することに迷いがある人は、海洋散骨体験クルーズに参加することをおすすめします。
私たちも母の生前、海洋散骨体験クルーズに参加したことがあるのですが、いっしょに参加したご家族の中には
…という方がいました。
やはり体験すると海洋散骨についての疑問もなくなりますし、どういうものかがわかれば、反対する遺族も少なくなるかもしれませんね。
【みんなの海洋散骨】沖縄県での海洋散骨
那覇市西3丁目20 那覇市港町1丁目
【シーセレモニー】沖縄エリアでの海洋散骨
シーセレモニーの沖縄での散骨エリアは、那覇市の沖合か石垣島の沖合から選べます。