インコの能力は侮れない!帰宅時間を予知するサザナミインコ
サザナミインコの飼い主 14年間一緒に暮らした私のサザナミインコ、ぴよちゃんには説明のつかない「すごい」能力がありました。
その能力を目の当たりにするたびに「インコはこんなことまで理解してるの?学習してるの?」と思ったものです。
私がぴよちゃんと暮らしていたのはマンションの6階で、エレベーターから近い部屋でした。ぴよちゃんのその「すごい」能力に気付いたのは、お迎えして2年ほど経った頃です。
それまでも帰宅してドアを開けた瞬間に大音量の鳴き声を聞いたことは何度もありました。そのたびに私は
…という嬉しい気持ちと、一人で寂しい思いをさせていたという申し訳ない気持ちとの両方から「ごめんね。お留守番偉かったね」と言いながらぴよちゃんのもとに駆けつけたものでした。
そんな大音量の「お出迎え」が続いていたある日、驚くべきことが起きました。エレベーターを降りて部屋に向かう途中、ドアの向こうからぴよちゃんが大音量で鳴いている声が漏れ聞こえてきたのです。
マンションのエレベーターは昇降時に多少の機械音はしますが、それもエレベーター前に立っていて、やっと聞こえるという程度で、開閉時の音は全くというほどしません。部屋の中でエレベーターの音は聞こえないはずなのです。
その時は「たまたま…だよね」と思うことにした私ですが、その現象はその後も度々起こりました。
仮にエレベーターの昇降音がインコには聞こえると仮定すると、マンションですから多くの住民の方がエレベーターを利用しているわけで…
私が仕事でお留守番をしている間、ずっとそれ(エレベーターの消耗音が聞こえるたびに大音量の呼び鳴き)をしていると想像することはあまりに切なかったので、最初のうちは「これはぴよちゃんのすごい能力なんだ!」と思うことにしました。
でも、よくよく考えてみると…私はぴよちゃんのためにネットワークカメラ(見守りカメラ)を導入しており、留守中の様子を時々チェックしていましたから、留守番するぴよちゃんがいつも静かに過ごしていることを知っていました。
とすると、どう考えても、インコが飼い主の帰宅時間を予知していたとしか考えられません。やはりあれはぴよちゃんのすごい能力のひとつだったのでしょう。
人と共存しているペット(犬・猫)が飼い主にそういった予知能力を垣間見せることはよくありますが、きっとインコも同じ能力を秘めているのだと、改めて感心しました。
帰宅時間が遅い時の工夫
