インコの見守りカメラ+スマート家電=小鳥のハイテク御殿
サザナミインコの飼い主の寄稿
一人餌になったばかりのサザナミインコのぴよちゃんをお迎えしたのは5月のこと。
まだ肌寒い日もあるからとペットショップ店員に勧められて購入したのがペットヒーター。
ヒーターの設置がぴよちゃんのハイテク御殿の第一歩で、その後も留守番などの必要に迫られて様々な高性能グッズを揃えていきました。
インコの見守りカメラ 今どきのものは安価で性能抜群!
お迎えして一年が過ぎた頃、ぴよちゃんはメガバクテリア症を発症しましたが、素晴らしい主治医との出会いがあり、治療と入院の末にメガバクを完治させました。
ようやく退院となった時、日中仕事があるため不在だった私は、留守中のぴよちゃんの様子がとても不安でした。
そこでいろいろ調べた結果、ペットの見守りに使える「ネットワークカメラ」の存在を知りました。
15年前、見守りカメラには2種類ありました。
単体で使える数万円する「ネットワークカメラ」と、パソコンに繋いで使う安価な「ウェブカメラ」です。
悩んだ結果、一日中パソコンを起動させっぱなしにするのに抵抗があったので、接続状態が安定している、ちょっとお高いPanasonic製「ネットワークカメラ」を選びました。
当時は、外出先から安定して受信できる環境が欲しい場合は、有料アカウントと接続サービスが必要で、私もカメラ購入後の数年間は有料のPanasonicの接続サービスを利用していました。
現在では数千円で買うことが出来る見守りカメラは、どの機種を購入しても有料の通信サービスなどを利用せずに、自宅のネット環境とマッチングするだけの手軽さです。
スマホやタブレットなどから簡単にペットの様子が見られるようになっており、防犯対策にも有効なので、見守りカメラユーザーが増えているのも納得できます。

サーモスタットで留守中の寒暖差に注意する
ケージ内の温度を一定に保つ「サーモスタット」もハイテク御殿の必需品でした。
これも見守りカメラと同様に留守中の温度管理に不安があったので購入し、ペットヒーターに接続していました。


空気清浄機とドイツ製掃除機「ミーレ」で室内の快適環境維持
室内の快適環境維持でも「インコ仕様」で進んでいきました。
まずは部屋の空気をクリーンに保つための「空気清浄機」を購入しました。

掃除機はペットの羽毛を強力に吸い込み、排気はフィルターによってクリーン化される、ドイツ製の掃除機「ミーレ」を購入しました。
このミーレの掃除機は少しお高かったのですが、シンプルな構造とパーツの丈夫さ、交換が可能なパーツが多い…などたいへんメリットが多いです。
購入してから16年以上たった今もバリバリの現役で、製品や性能の優秀さだけでなく、長く使い続けられる点にも満足しています。
室内照明のタイマー利用:留守番機能でON・OFF

このリモコンは陽が落ちる時間に合わせて照明をつける時間が予約できたので、とても便利でした。
照明の留守番機能の利用は空き巣対策にもおすすめです。
また、家族がいる家に帰宅しているていを装えるので、特に一人暮らしの防犯対策に役立つアイテムです。




ぴよちゃん用にそろえたハイテクグッズの数々、リモコン類は電池でしたが、他のアイテムのほとんどはコンセントにプラグを差し込むタイプでしたので、我が家のコンセントは、ぴよちゃんのハイテク機器のプラグで満員状態でした(笑)
スマート家電はこんなに進んでいる!今昔の違いにびっくり
ネットワーク関係の機器の進歩と家電のスマート化により、ペット用のアイテムが本当に安く、便利に、設定も簡単になったと思います。
インコ飼育の必需品である温度計までもスマホで認識でき、温度設定によりアラームを鳴らすことが出来るのです。

ぴよちゃんが14歳で突然亡くなってしまって実現しませんでしたが、我が家では新しいネットワークカメラの購入を検討していました。
そのきっかけは、カメラの設定は変えていないのに、スマホによるアクセスができなくなったことでした。
おそらく住んでいるマンションに新しく無料の埋め込み式Wi-Fiが導入されたことで、古いネットワークカメラでは対応できなくなったことが原因だと思います。
そんなことから今どきの見守りカメラを調べてみて、価格とその性能の差に驚きました。
そして思いました。
ペットの見守りカメラの進化は本当に素晴らしいです。
ぴよちゃんの飼育環境を当時の「ハイテク御殿」にしていたつもりでしたが、家電の進化はスピーディかつ目を見張るものがあり、知れば知るほどびっくりです。
今はまだ具体的に新しい子をお迎えする予定もないのに「インコ御殿」の更なるハイテク化とスマート化を、日々妄想してしまう私です(笑)