インコ用キャリー アクリルケージのおすすめとメリット・デメリット

インコのアクリルケースインコのキャリー

バードキャリーには大きく分けて「バッグ型」「リュック型」「ケージ型」の3タイプに分類されますが、「アクリルキャリー」は「ケージ型」です。

ここではインコのお出かけに使うバードキャリーのアクリルタイプの魅力をお伝えします。

インコ用キャリー アクリルケージのおすすめとメリット・デメリット

インコキャリーアクリル

アクリルキャリーはその名の通りケージの周囲がアクリル板で囲われたバードキャリーで、その最大の魅力は「美しさ」でしょう。

キャリーそのものの美しさはもちろんですが、中にいれた鳥を美しく見せる効果が絶大です。

また外出時にキャリー内に設置している餌のこぼれやインコ・オウムから抜けた羽や脂粉などが外に出づらいことも特徴です。

インコキャリーアクリル

耐久性が高い

従来の金網製の銀メッキケージは金属で出来ているため 長年使用の経年劣化が意外と早いものです。

またインコは噛む力が強いので、ケージが古くなった場合に金属部分を噛むことにより亜鉛中毒を引き起こしてしまう恐れもあります。

それに比べてアクリルキャリーはインコが触れる部分のほとんどがアクリルで作られているので安全な上、経年劣化もしにくく、耐久性が高いのが特徴です。

アクリルキャリーはいろいろなメーカーのものがありますが、中でもアクリルキャリーウィズ(楽天バードモア)は持ち手にステンレスを採用しているため軽量で 従来のものと比べると持ち運びが楽になっています。

一定の防音効果が望める

アクリルキャリーはアクリルで囲われているために 金属やステンレス網で作られた金網ケージ型キャリーに比べて防音効果が高いです。

外出時にインコの声を気にすることが少なくなるので、大きな声を出しやすい大型インコ・オウムには特におすすめできます。

インコが落ち着ける空間で安心感が高い

インコキャリーアクリル

アクリルキャリーは透明タイプだけではなくカラーアクリルを使用したものもあります。

いずれのタイプもアクリルが半透明ですので 中にいるインコ・オウムがそのまま確認できるのはもちろんですが、飼い主と鳥でお互いにコミニケーションを取ることも容易です。

インコは「いつも飼い主がそばにいる」という安心感が得られますから、気が小さい個体がパニックを起こすことも少なくなります。

見た目がスタイリッシュでおしゃれ

アクリルキャリーは見た目そのものがスタイリッシュなうえに 周囲の雰囲気を邪魔せず、インコを美しく見せつつ、 その場になじみやすいことも特徴のひとつです。

縦長タイプがあり尾羽が長い鳥にも向く

アクリルキャリーは縦に長いサイズのものが多いので、大型インコや尾羽が長いインコにおすすめです。




インコ用キャリーアクリルケージ型のメリット

インコキャリーアクリル

多少の衝撃では壊れない耐久性。メーカーによっては修理が可能な場合も。

アクリル製の特性として強度と耐久性が抜群に高いことが第一に挙げられます。

従来の金属製ケージキャリーでは、誤って落としたりぶつけたりすると簡単に金網が歪んでしまいますが、アクリルキャリーは多少の衝撃では壊れることは少ないです。

メーカーによっては修理も可能ですので、そういった面からも耐久性に優れているといえます。※メーカーにより対応は異なります。購入時に事前に問い合わせてみてください。

耐久性や使える年月を考慮すると、コストパフォーマンス的には その高価格も納得できる範疇ではないでしょうか。

他の素材のキャリーよりも防音・減音効果が期待できる

インコキャリーアクリル

インコ・オウムの飼い主からしてみると 愛鳥の鳴き声に対して「そんな大きな声は出ていないのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、例えばオカメインコの場合、時と場合によっては 自動車のクラクション並みの105デシベルの声を出すことがあります。

アクリルキャリーといっても様々な商品がありますが、5mm程度の厚さがあるアクリルケースでは防音効果は概ね2〜3割と言われています。アクリルキャリーもほぼ同様と考えてよいと思います。

もちろんアクリル板が厚ければ厚いほどさらなる防音効果が望めますが、そのぶん重くなってしまうので、移動するキャリータイプであれば 4~5mmの厚さのアクリルキャリーで充分と考えられます。

一定の防塵効果が期待できる

インコキャリーアクリル

脂粉の多いオカメインコや白色オウムを飼っている方で外出時の防塵効果を求める方には アクリルキャリーは特におすすめです。

出先で出会う人たちの中には鳥アレルギーを持つ人もいるかもしれませんし、脂粉が飛ぶことで外出先の周囲に迷惑をかけることがあります。

アクリルに開けられた空気穴があるため 防塵対策が万全だとは言い切れませんが、アクリルキャリーには細かい隙間がないので 脂粉や羽が室内に出づらいことが大きなメリットでもあります。

一定の保温効果が期待できる

アクリルキャリーはアクリル板で囲われているため密閉性が高く、一定の保温効果も望めます。

通気穴があるためインコが酸欠を起こすことはありませんが、夏場の移動の際は保冷剤の使用などの工夫をおすすめします。




インコ用キャリーアクリルケージ型のデメリット

インコキャリーアクリル

アクリル製品は高価

たくさんのメリットがあるキャリーアクリルですが、残念ながらその最大のデメリットは値段が高いこと。

銀メッキケージタイプのキャリーは数千円で手に入るものが多いですが、アクリルキャリーの価格はケタが違います。

しかし、耐久性や防音・防塵性等のメリットを重視する方には、決してコスパが悪いものではありません。

アクリル製品は重いものが多い

持ち運びに便利なキャリーといえども アクリル板を使用したキャリーは他のバードキャリーと比べると重いことが多いです。

散歩や旅行目的でアクリルキャリーの購入を検討している方は どれぐらいの重さであれば持ち運びが可能なのかを考えてから決めた方がいいでしょう。

また夏場は保冷剤や凍らせたペットボトルを入れて温度が上がらない工夫が必要なことで、さらに重量が増します。

メーカーの努力により少しずつ軽量化は図れているものの 他の素材と比べると重いことはネックです。

インコ用キャリーアクリルケージ型はどちらかというと車の移動に向く

どこまでを「重い」と捉えるかは人それぞれですが、重いと感じるならば そのアクリルキャリーは散歩や公共交通機関を使ってのお出かけには不向きです。

そういう観点からすると、一般的には アクリルキャリーは車での移動に向くタイプだといえます。




インコ用キャリーアクリルケージ型はこんな人におすすめ!

インコキャリーアクリル

アクリルキャリーは「キャリー」の名の通り持ち運びが出来るケースですから 愛鳥とお出かけをしたい方向けであり、基本的には自宅でケージ代わりに利用するものではありません。

お出かけの目的は様々ですが、外出先でも

うちの子を美しく見せたい!
うちの子の美しさをみんなに見てほしい!

…と考えている飼い主さんの選択肢はアクリルキャリー一択ですね。

特に大型インコ・オウムの飼い主さんにはアクリルキャリーはたいへん人気があります。

 

インコキャリーアクリル

全面が透明ではなくカラーアクリル(ブラウン)を使ったアクリルキャリーは「鳥を美しく見せる効果」はそのままに、落ち着いた雰囲気の演出や遮光効果も期待できます。

アクリルキャリーは既製品だけでなく、特注でのカスタマイズが可能なので 愛鳥に合わせたデザインの変更も可能です。

インコとの生活をより楽しく潤いのあるものにするためにも、ご自身と愛鳥に合ったインコ用アクリルキャリーを手にされてみませんか。

インコキャリーアクリル

持ち歩くので大きすぎないサイズ。取り回しの良い持ち手。アルミ金具採用による軽量化。
鳥さんのために多数の通気穴による高い通気性、両側面&上面板ブラウン色で直射日光を軽減。
美しく綺麗な上部両端R加工。厚みのある磨き加工を施したアクリル板で高い強度と透明感を確保。
アクリルフィーダー・キャリーバッグ・専用トレイ・フンきり網など便利な付属品が多数用意されています(別売)
製品の仕様は品質向上・改善のために予告なく変更される場合があります。
バードモア オリジナル with アクリルキャリー M ・ 中型用

インコキャリーアクリル
メーカー…BIRDMORE(バードモア)
原材料…アクリルブラウン色部分5mm厚・アクリル透明色部分4mm厚・アルミ・ステンレス
付属品…専用止まり木1本付属。太さは1.2cm、1.5cm、1.8cm、2.0cmから選べます。
サイズ…高さ約31cm×幅約20cm×奥行約23cm
重量…約1960g
適用鳥種/中型インコ(尾羽の長い鳥種には向きません)
 

バードモア オリジナル with アクリルキャリー S 小中型用


 
メーカー…BIRDMORE
原材料…アクリルブラウン色部分5mm厚・アクリル透明色部分4mm厚・アルミ・ステンレス
付属品…専用止まり木1本付属。※サイズは選択可能。
サイズ…高さ約24cm×幅約20cm×奥行約30cm
重量…約1960g
適用鳥種…小型・中型インコ(オカメ・オキナ・ウロコなど)