インコがおもちゃで遊ばない・怖がる・興味ない場合の対処法
さみしがり屋、活発、好奇心旺盛など、
インコの性格はさまざまです。
慎重、神経質、臆病な性格のインコもいて
そういうタイプは初見のものを警戒して
おもちゃを怖がる可能性があります。
インコの性格や嗜好に合わないときも
興味を示さず遊んでくれません。
また、小型のインコに大型インコ用の
おもちゃを与えると
インコのサイズに合っていないので
怖がってしまうことがあります。
インコはかじったり足でつかんだりして
物体の感触を確かめるので、
プラスチックのような人工素材の感触が
好きではない・苦手に感じるケースもあります。
その理由を見極めないと
対処の使用がありませんので
まずは飼い主さんがしっかり観察して
理由・原因を突き止めることから始めましょう。
警戒心が強いインコにはケージの外からおもちゃに慣れさせる
慎重・神経質・臆病な性格のインコは
はじめて見るおもちゃを警戒して
怖がってしまうので、
いきなりケージの中に設置せず
インコから見える位置において
インコが警戒しなくなるまで
しばらく待ちましょう。
インコが自分からおもちゃに近づいていって
つついたり足で触るようになったら
ケージにいれても大丈夫なサインです。
そのような様子が見られたら、
放鳥時にケージに設置してあげましょう。
インコのおもちゃをインコのサイズに合わせる
基本的にはインコの体のサイズに合った
おもちゃを与えます。
ただしインコの好みも色々なので、
飼い主が状況をよく観察して
インコが好むサイズを見極める必要があります。
インコの好みの色や模様・遊び方・クセを観察する
インコの中には特定の色を嫌ったり
怖がったりする個体がいますが
それを特定するのは
飼い主の鑑識眼にかかっています。
うちのオカメインコたちは
黒っぽいものやストライプ模様を
嫌がる子が多いです。
黒はカラスを彷彿させるのか?
くっきりしたストライプは
鳥の目には不自然なのかな?
…などと思うものの、
はっきりしたことはわかりませんし
個体差かもしれません。
インコが嫌いなものはもちろん、
好きなもの・興味を持つものも
早めに把握しておきたいものです。
放鳥時にインコを観察するのが
いちばん手っ取り早いです。
たとえば、木をかじりたがるならかじり木、
タオルの下にもぐったりするようならテントなど
インコの性格に合わせた
おもちゃを特定できます。
飼い主が一緒に遊んであげることでおもちゃに興味をもたせる
飼い主が一緒に遊んであげることで、
インコが新しいおもちゃに
興味をもつことがあります。
放鳥時におもちゃの遊び方を教えて
一緒に遊んであげることを
インコが「楽しい!」と感じれば
飼い主との信頼関係が深まるでしょう。
一緒に遊ぶ例としては、
ボール遊びならレトリーブ(取ってこい)
フォージングトイを使った餌探し
…などがおすすめです。
輪投げやパズルなどの
知育系のおもちゃも
取り組み甲斐があり、
飼い主がインコの知能の高さに
驚かされることがあります。
太らない質・量のおやつを用意しておき、
遊びがうまくいったらご褒美をもらうことも
インコの知育やエンリッチメントにつながります。
