毛引きインコにフォージングトイひっぱりボックスを使ってみた結果…
ある日突然、私のボタンインコが毛引きが癖になってしまいました。
動物病院に連れて行って検査を受け、毛引きの原因が病的なものではないとわかってから、獣医師はフォージングを試してみることを提案しました。
これが私がフォージングを始めることになった1つ目の理由です。
もう1つの理由は、インコを日中ひとりぼっちで留守番させているので、誰もいなくても一人遊びできるおもちゃをもっと増やしたい!と考えていたことです。
頭と体をを使いながら楽しく遊べるフォージングトイは初めての試みでしたが、うちの子にとっては一石二鳥だと思いました。
これは引き出しをスライドさせて餌を取り出すため、押したり引いたりする必要があります。
最初はインコ自身がひっぱりボックスの使い方をなかなか理解できず、少し困惑しているように見えました。
そこで私がインコの目の前で実演してみせて、どうすれば美味しいおやつを手に入れられるのかを繰り返し教えました。
最初は飼い主さんがボックスを手で押さえながら教えてあげるのがいいです。そうするとインコが押したり引いたりするのが楽にできます。
何回か開け閉めを繰り返すうちにコツを理解して、すぐに自力で中にあるおいしいおやつを取りだせるようになりました。
ひっぱりボックスのフォレイジング🐥💕
小麦は、揺さぶって転がして、空腹から怒り狂う💢と思ってたのだけど💦
できるオトコだったね👏❤️ pic.twitter.com/HxXDNtoGpz— こむぎ (@komugi_howell) October 15, 2019
何度も向かい合って教えることがインコとのコミュニケーションを密に取るきっかけとなり、お互いの信頼関係がさらに深まったようにも感じています。
以前は、うちのインコは留守番が始まることを察すると、ずいぶん呼び鳴きをしていました。
しかし出かける間際にこれを置いていくと、そちらに気が行くので、呼び鳴きをしなくなったことにも後から気づきました。
遊びが目的のおもちゃでも、やはり大好物が入っているとインコの気合いも変わります(笑)
ひっぱりボックス以外にもいくつかのフォージングトイを購入したので、インコ本人もローテーションで出てくるおもちゃに興味がそそられることが増えた様子です。
そのおかげで着実に毛引きがおさまってきました。
次の換羽期にはだいぶ見違えてきれいになるのではないかと思います。
今日の #フォレイジング
市販のひっぱりボックスにストローにシードを入れてケージの底網の上に設置。
早速遊んでますーふふ♡
最初はひっぱらなくてもおやつが食べられる→徐々に締める→開けられるようになったらおやつを紙で見えなくしてみる…などステップ踏むといいですよ#エンリッチメント pic.twitter.com/XDbNe2beAv— ぽんず飼育@鳥さん飼育お役立ち情報 (@ponzu_shiiku) July 18, 2020
私のインコはフォージングを始めるきっかけとなった「ひっぱりボックス」が特にお気に入りですが、それは私も同じです。
これは汚れても丸ごと洗えますし、多少インコが荒く扱ってもしっかりした作りなので簡単に壊れたりしないところが気に入っています。コスパの良さは地味に重要です(笑)
フォージングトイのひっぱりボックス3羽それぞれの様子が撮れたので…
まずはごまから!
ちゃんと覚えてる。 pic.twitter.com/DkkNRj0Qqt— ティノ (@thino_1030) January 2, 2021
はじめてのフォージングトイ。
ついにひっぱりボックスを攻略したピヨ彦氏を見てください!中におやつが入ってて、引き出しを引っ張ると食べられるという仕掛け。
最初はプラスチック越しにおやつをツンツンするしかできなかったのに…
飼い主は感動です pic.twitter.com/XQx7UX8YHs
— ピヨ彦とかいぬし (@piyohiko_okame) August 17, 2020
引っ張りボックスは構造はシンプルですが、だからこそフォージングトイ初心者のインコでも使いやすくてよいのだと思います。
色がなく、透明だからこそインコが怖がることがなかったですし、自然と受け入れやすかったのかもしれません。
そう考えると、ちょっとビビりな性格のインコにも、おすすめできると思います。
