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サザナミインコの溜めフンとトイレのしつけが独特だった話

サザナミインコの飼い主の寄稿

これはサザナミインコのぴよちゃんの
溜めフンにびっくり仰天したエピソードです。

異様な形状に度肝を抜かれた私は
小鳥の病院で検査してもらいましたが、

異常はない…というほかない。

と獣医から言われ…

サザナミインコの溜めフンとトイレのしつけが独特だった話

サザナミインコの溜めフン

これはぴよちゃんが13歳の時の話です。

カーペットの上を走れば、
何もなくてもつまずくことが多く

くちばしの上の羽はまだらに
グリーンから黄色に変色(白髪化?)しているし、

さすがに13歳のおじいちゃんにもなると
だいぶ老化が目につくようになっていました。

そんなある日の朝のこと。

ぴよちゃんが床の上にした
溜めフンを片付けようと
ティッシュを持った手を近づけた私が

何気なく溜めフンを見た瞬間、
思わず叫んでしまいました。

えっ?えっ??え〜っ!何これ!?

フンの形も大きさも色も
健康そのものでしたが
異常だったのはフンの形状でした。

モンブランケーキの上に乗っている
細い紐状の部分のような
今までに見たことがない溜めフンです。




サザナミインコの溜め糞に寄生虫がいるのでは!?

サザナミインコの溜めフン

その溜め糞に絶句した
私が真っ先に心配したのは、

もしかして、寄生虫がいるのではないか!?

すぐに白い浅い小皿にフンを入れ、
少し水を注いでから
慎重に楊枝の先で
それをほぐしてみました。

すると驚いたことに
フンはほぐしても
紐状の形のままほぐれていきます。

サザナミインコの溜めフン

しかも形状は異常なのに
とても状態がいいフンなのです。

すぐ病院に連れて行こうか悩みましたが、
ぴよちゃんの食欲や様子に
全く異常が見られなかったため、
少し様子を見ることにしました。

サザナミインコの溜めフン

同じようなフンをしている
サザナミインコがいないかと
ネットで情報を探しましたが、
何もわかりませんでした。

数日経ってもぴよちゃんの
紐状のフンは続きましたが、
本人はいたって元気そのもの。

とはいえ、この異様な溜めフンの
原因がわからないまま放置するのは心配で、
小鳥の病院に連れて行くことにしました。




小鳥の病院でも「異常なしというほかない」と言われて…

サザナミインコの溜めフン

病院受診の当日、
移動中の少ないフンでは
この形状は再現されないと思い、

その日の朝の溜めフンを
小さい容器に入れて持参しました。

その前日にはフンの写真も
撮っておきました。

サザナミインコの溜めフン

病院では持参した溜めフンと
移動中の小さいフンを
検査してもらいましたが、
結果は異常なしでした。

こんな形状のフンをしたことがないから
最初は寄生虫を疑ったことなど、
これまでの経緯を先生に話しました。

サザナミインコの溜めフン

先生もぴよちゃんのフンを
「特異な形状である」と認めながらも

どうしてこういう形状になったのかは分からないのですが…ただ、このフンには全く異常がなく、寄生虫の存在や、寄生虫が体内にいることを示すものも、何も検出されないんです。

「う〜ん」と先生と私は互いに
顔を見合わせるばかりでした。

サザナミインコの溜めフン

今回、フンの検査と一緒に
採血やレントゲン検査もしましたが、
結果はすべて良好とのことでした。

結局このときには
異様な溜めフンの原因は
分からずじまいでしたが、

フンの内容に問題がないことと、
健診の結果もよかったので、
再び様子を見ることにしました。

その後も13歳のぴよちゃんは
ずっと細い紐状のフンをしていましたが、
元気に過ごしていました。




「あのモンブラン溜めフンだ!」サザナミあるあるで答えが見つかった

サザナミインコの溜めフン

14歳でぴよちゃんが亡くなってから、
たまたまサザナミインコのブログを見ていた時、

「サザナミあるある」と掲載されていた
ブログの写真に目が釘付けになりました。

それは昨年の私が探し求めていた
モンブランみたいな大きな溜め糞の
答えだったのです。

サザナミインコの溜めフン

その飼い主さんにとって糞のその形状は
日常的なもののようで、

ブログではフンの大きさについて
言及されているだけでした。

私はしばし呆然として
それを見つめていました。

もしその時にぴよちゃんが生きていたら、
そのブログ主にコメントしていたかもしれません。

サザナミインコの溜めフン

私はインコの体重を毎日計らない
かなりズボラな飼い主でしたが、

ぴよちゃんが1日にほぼ2回しかしない
溜めフンの量・色・形には
いつも注意を払っていました。

これまで数回あったぴよちゃんの
大ピンチのサインには、
必ずフンの異常があったからです。

インコは体調不良を他者に隠しますが
糞だけは嘘をつけません。

インコのフンは体調を確認できる
健康のバロメーターなのです。

インコの病気のサインとは?病気を隠す鳥の演技の見抜き方
鳥類には不調を本能的に隠す習性があるので病気のサインを早期に発見するのはなかなか難しい。その演技を見抜く方法を紹介。

フンの異常にひと目で気が付くくらい、
日ごろからしっかり観察することを、
インコの飼い主さんにはおすすめします。




サザナミインコの溜め糞の習性利用でトイレのしつけができていた

サザナミインコの溜めフン

不思議インコといわれるサザナミインコのぴよちゃんは、そのトイレスタイルもやっぱり変わっていました。

サザナミインコの有名な「ため糞」ぴよちゃんは1日に2〜3回「ため糞」を、ほとんどの場合、放鳥時にケージの外でしていました。

そのためぴよちゃんのケージのトレーに敷いた紙も、汚れていないことがほとんどで(よくかじるのと衛生面から一日一回は変えていましたが)なんてお利口さんなのでしょう!…と思っていました。

サザナミインコの溜めフン

しかも糞を「する場所」も「するタイミング」のパターンもほぼ決まっていました。

パターン1 ケージから出てすぐ、ケージの前の床で後退りしながらする。
パターン2 放鳥が終わる前に、ケージの底のトレーをキッチンで掃除する時に必ず一緒についてきて、水道の細長い蛇口に止まって、お尻を下げながらする。

ごく稀に床の違う場所で糞をすることもありましたが、ほとんどがこのどちらかのパターンでした。

だからパターン2のケースを逃すとその後にそのままケージに戻ってしまうことになるので、トイレ(ぷー)の機会を失ってしまいます(それはよくない!)

そんな時は、飼い主の私は蛇口に何度もぴよちゃんを乗せ直しながら「ぴよちゃん、ぷー」「ぴよちゃん、ぷー」と連呼して、ぷーを促したものでした(笑)

サザナミインコの溜めフン

反対にぴよちゃんが絶対にぷーをしなかった場所があります。

それはバードテントの中と、放鳥時のほとんどの時間を過ごしていた 足を伸ばして座った私の上にかけたベビー毛布と私の腿の隙間です。

大好きな場所ではぷーはしない!という理由だったとしたら、私の腿の隙間でやらないことをとても嬉しく思うのですが(笑)

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