インコペレットおすすめはハリソン!うちのペレット三種の神器
飼い主さんの考え方は色々ですが、ペレットを選ぶ前提としての基本は、インコの嗜好に合ったものを探すことをおすすめします。
ペレットは製法や成分によって味はもちろんのこと、色や大きさも異なります。
また、基本的に噛む力が強い種類やかたい噛み応えを好むインコには、大きめサイズのペレットが喜ばれるかもしれません。
ただしシードからの初めての切り替え時や、月齢が低いインコには、まずは小さめのペレットから与えた方がスムーズに食べてくれることが多いです。
インコペレット選びの盲点!押し出し製法とペレット製法どっちを選ぶ?
インコのペレットは、メーカーによって製法もそれぞれです。
製法で特徴も異なるため、ペレットを選ぶ際は参考にしたいポイントのひとつです。
押し出し製法:ハリソン・ズプリーム
押し出し製法は高熱で圧縮し、加工するタイプです。
加熱によりデンプンが一度アルファ化しているため、消化がいいのが特徴です。
嗜好性が比較的高く、消化器に疾患のある鳥に推奨されていますが、水を含みやすいため、鳥の飲水量が増える傾向があります。
高圧で圧縮したときに水分と一緒に栄養素が蒸発するため、多少は栄養成分が損失している説もありますが「総合栄養食」の表示があるものはビタミン・ミネラルが添加されているため、まったく問題ありません。


ペレット製法:Top’s(トップス)・ラウディブッシュ・ラフィーバ
ペレット製法のペレットは、原料を固めて乾燥させ、加工したタイプです。
低温で圧縮しているため栄養成分が損なわれず、押し出し製法のペレットと比べると自然に近い状態の餌を食べている感じです。
デンプンがほとんどアルファ化していないため、一般的に腹持ちが良く、太りやすい個体に推奨されています。
腹持ちが良くてもシードよりはペレットの方がずっと消化が良く、胃の負担が少ないことは間違いありません。
シードは丸呑みされた粒を胃の中ですりつぶす行程が、胃弱な個体にはかなりの負担になるのです。
とは言っても、ペレット食でもグリットがたまってしまう個体もいるので(体質による)ペレットが万能なわけではありません。
インコの餌をシードにするかペレットにするかは飼い主さんの考え方次第ですが、鳥は胃の病気がとても多いのです←鳥の獣医がペレット推しなのは、ここにも理由があります。






我が家のインコペレット遍歴はラフィーバから始まった
我が家のペレットの三種の神器!Top’s(トップス)・ラウディブッシュ・ハリソン
我が家ではじめてペレット切り替えを断行した時に、最初に使ったペレットは実は「ラフィーバ」です。
これ はリニューアルした最近のラフィーバ「トロピカルフルーツグルメペレット」
パッケージからして「おいしそう」とそそられませんか? 詳しくはこちら

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我が家はオカメインコ30羽以上の大所帯なので、シード食からペレット食への切り替えをするにも、個別の調整やシフトチェンジが難しくて

ぶっちゃけ…各自の細かい好みに合わせていられないよ~。全員一斉に「右向け右!」してほしいなあ。
…と心の中で呟いてました(汗)
そういう状況下でペレット切り替えを一気に短期決戦したくて、数あるペレットの中から選んだのがラフィーバペレットでした。
決め手は…ラフィーバがいちばんおいしそうに見えたから(←単純すぎるw)
色々調べたのですが、使ったことがないものは何だかよくわからなくて、なんとなくおいしそうなイメージで決めた(爆)
うちのペレットの三種の神器が定まってからはラフィーバのペレットはご無沙汰してますが(笑)おやつのニュートリベリー はお気に入りなので、現在も食べさせてます。
我が家のペレット切り替え大作戦は、ひと月かかりませんでした。
全員一致で2~3週間くらいでうまく切り替えに成功したので、ラフィーバを選んだのが正解だったと思うし、これがとても良いペレットであることは、私が太鼓判を押します!
換羽期・繁殖期には1~2か月前から高エネルギータイプのペレットを与える
換羽期や繁殖期には、高栄養価のペレットがおすすめです。
新しい羽が生えてくる換羽期や体力を消耗する繁殖期は、通常よりも多くの栄養が必要になりますから、特別な時期に合わせて高栄養価のペレットを選ぶことがインコの健康を維持するポイントです。
ハイエネルギーペレットは換羽期や繁殖期のおおむね1~2か月前から与えます。
病気からの回復期や幼鳥にもハイエネルギータイプのペレットがおすすめです。
換羽期や繁殖期ではない成鳥に高栄養価のペレットを与え続けると太ったり、栄養バランスが崩れたり、肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすことがありますので、特別なシーズンが終わったら、常用食に戻しましょう。
国産・外国産 どちらのペレットを選ぶか?
国産と外国産、どちらを選ぶかは好みですが、ペレットは国産より外国産の方が人気が高く、種類も豊富です。
外国産のペレットの特徴
鳥のペレットは元々海外の獣医師が開発したものであり、その歴史は30年以上にもなります。
今もなお、鳥の健康を考え改良が進められていて、実績と信頼があるのが特徴です。
外国産のペレットの中にはUSDA(米国農務省)の厳しいガイドラインをクリアした100%オーガニックのものもあり(ハリソンとトップス)安心して与えられるペレットが多いことも人気の理由です。
しかし、コロナ禍で外国産ペレットが入手しづらくなったことは記憶に新しいです。
海外メーカーのペレットは社会情勢などによって輸入が左右され、場合によっては入手が困難になる点は否めません。
外国産のペレットを主に与える場合は、入手方法や入荷状況を日頃からチェックしておく必要があります。
国産のペレットの特徴
国産のペレットは、ペレットのパッケージにはもちろんですが、メーカーのホームページにも原材料などの詳しい説明が記載されていることが多く、消費者が情報をキャッチしやすい点が特徴です。
また、入荷も安定しており、ペットショップなどで気軽に入手できる点も魅力です。
しかし日本のペットフードにおける安全性の基準は海外より低く、中には原材料が不明瞭なものが販売されていることも事実です。
国産のペレットを与える際は、原材料がはっきりと記載されているものを選ぶ必要があります。

イチオシはハリソン!メーカーがおいしさに絶対の自信を持つペレット
2023年時点で私がペレット切り替えにおすすめするのは「ハリソン」です。その理由は群を抜いた嗜好性の高さ。
ハリソンのペレットはサイズのバリエーションが4タイプありますが、インコのサイズに合わせてペレットのサイズを決めるのではなく、インコの好みやライフステージに合わせてチョイスできる点も、他社と比べて抜群の使い勝手の良さを感じる点です。
常用食の「アダルトライフタイム」と高エネルギー食の「ハイポテンシー」の2展開ですが、幼鳥から老鳥まで幅広い世代で状況に合わせて選べる点が秀逸です。

ハリソンペレットはインコ用ペレットの中での評判は上々ですし、オーガニックにこだわってペレットを選ぶならば「ハリソン」か「Top’s(トップス)」の二択となります。
私のお勧めするペレットはハリソンとラウディブッシュです。ハリソンは有機野菜を使って、保存料が入ってないのでお勧めです。
— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) December 28, 2020
おいしさ(=インコが抵抗なく食べた・喜んで食べたなど)にも定評があり、
…といった口コミが多いことでも知られています。

ハリソンは自社のペレットのおいしさに自信を持っている…との話も有名で、おそらく鳥類の味覚や好みも十二分に研究して作られているのではないかと思います。
どんなに良いペレットでもインコが食べてくれなければ始まりません。
ペレット切り替えの初めの一歩は、ペレットをご飯だと認識させることが最重要なので、食いつきの良いものを選ぶのが肝心です。
一度ペレットを食べるようになりさえすれば、その後はある程度は融通が利くようになって、他のペレットへの切り替えがスムーズにいくことが多いです(←絶対保証はないですが)
インコの食いつきやウケは ペレット切り替えの重要ポイントですので、私はハリソンペレットをいちばんに推します!


