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終活は何から始める?年代別のやり方~50代40代30代20代

終活は何から始める?年代別のやり方~50代40代30代20代

「終活」という造語は2012年に流行語大賞にノミネートされたことで広く知られましたが、初めて登場したのは2009年の週刊朝日のコラムです。

終活とは「人任せにしない人生の終わり方」+「人生を前向きに生きるための行動」

2010年にコクヨのエンディングノート「もしもの時に役立つノート」が発売され、2011年の東日本大震災後の終活ブームに乗ってエンディングノートを手にする人が増えました。

エンディングノートコクヨもしもの時に役立つノートはココが便利!
伝説のロングセラーエンディングノート「コクヨもしもの時に役立つノート」の使いやすさの秘密をご紹介

終活とはいつから始めるもの?

人生の「終」には良いイメージはわきませんが、終活の真の目的はポジティブであり、今を楽しくいきいき暮らす方法を再確認し、人生の再スタートを切ること。

終活は年輩者向けと思われていましたが、震災やコロナ禍の影響により若い世代も目を向けるようになりました。

東日本大震災が終活を広めるきっかけになったこともあり、40代・50代の人より20代・30代の若年層の方が終活に積極的に取り組む傾向が高いです。

そもそも人生は明日終わるかもしれない。そう考えたら、終活に老若男女は関係ありませんし、思いついたタイミングで始める時があなたの終活適齢期でしょう。

終活は50代から始める方が多いのは、定年退職後に取り掛かる人が多いからですが、20代・30代・40代の人も早めに終活に取り掛かるのが理想的ですし、若い世代と熟年世代では終活の内容や進め方に違いがあります。

終活に取り掛かる時期に早すぎる・遅すぎるはありません。医療や介護などは現段階では将来のことがはっきりしていないかもしれませんが、お葬式やお墓のことなどは ある程度費用を把握できます。

そういう項目から取り掛かれば 老後の生活設計も立てやすくなります。

生前整理(断捨離)やリビングウィル(延命治療)の希望は、具体的にどうしたいのかを表明できるでしょう。こういう項目なら年齢を問わず、今すぐにでも取りかかれます。

とはいっても「終活」をあまり堅苦しく考える必要はありません。今後の人生をよりよく過ごすためのものですから「~せねばならない」は抜きで気楽でOK 自分の好きなペースで進めればいいのです。

終活を始める時期やタイミングは本人の自由意志ですから、正解はなく、やりたくなった時が吉日ですが、

仕事をリタイアした
知人の訃報に接して考えさせられた
自分の体調の変化を痛感した

…など、それぞれの人生の転機が 終活のタイミングともいえます。そういうきっかけがあった時の方がやる気が起こりやすく、着手するのもスムーズでしょう。

終活を始める時期はいつでもOKとはいえ、理想としては 早いに越したことはありません。

病気や事故は、ある日突然ふりかかってきます。認知症を患うことも同様です。肉体的・精神的な自由が利きづらくなると、意思表示が難しくなることもあります。

さらに終活のひとつである 断捨離をはじめとした片付けや掃除は体力勝負です。これらはできるだけアクティブに行動できる若い時分がベストでしょう。

終活は「まだ少し早いかもしれない」くらいのタイミングで始めるのが正解です。

終活を20代で始める時のポイント

20代という意気揚々な若い世代には死は遠い先のことに感じられますが、人生はこれから!という年代なので、自分の将来設計をじっくり見据えることからはじめます。

貯蓄・保険・年金の見直しをメインに今後のリスクと対する備えをリストアップしつつ、それぞれの項目をエンディングノートにまとめましょう。

デジタル遺品については、色々なサービスに加入している人が多いと思うので、はじめの一歩からしっかりとまとめておく心づもりで取りかかるのがいいでしょう。

デジタル遺品整理
「デジタル遺品整理」の記事一覧です。

終活を30代で始める時のポイント

基本は20代の終活の基本事項に準じますが、個人差はあるものの、30代は結婚・出産・子育て、転職など、多くのライフイベント目白押しが予想されます。

これまでの生活を振り返るとともに現状を正確に把握し、家族構成やライフスタイルに見合った10年後までのライフプランの見直しをエンディングノートを活用してまとめましょう。

終活を40代で始める時のポイント

40代は人生の折り返し地点であり、世代的には働き盛り、人によっては子育てが終わる年代です。

40代で自分の死を意識することはまだ少ないかもしれませんが、親の介護や友人知人の死と向き合う機会が増え、自分の終末期が気になり始める頃合いです。

40代は自分の終活とともに、親の終活にも同時に取り組んでいくことが望ましいです。

親の終活については エンディングノートを2冊買い、自分で書いたものを見せながら

最近終活を始めたんだけど、いっしょにやってみない?

…などと誘ってみたらどうでしょうか?「一緒に~」と言えば「縁起でもない!」と言われる確率も少しは下がるかも…

子供が終活に取り組んでいることを知れば 親の方も終活に対する抵抗感がやわらぐかもしれません。財前直見さんの終活 もとても参考になりますよ。

【財前直見のありがとうファイル】親の終活を子が円滑に進めるコツ
終活のはじめの一歩はエンディングノートから。親に抵抗なくスムーズに終活を始めてもらうなら、財前直見さんのありがとうファイルが使えます!

終活を50代で始める時のポイント

50代は終活を始めるのに最適な年代です。女性は更年期に当たりますが、ある程度は体力も気力も十分にあり、判断力にもたけているため、老後のライフプランを立てやすいです。

50代は両親の死に向かい合うことが多い年代でもありますから、親がしっかりしているうちに終活をサポートするラストチャンスの可能性があります。

親子共々 出来るだけ早く終活に着手して、万一の場合に遺族が困らないようにしておくと安心です。

エンディングノートの希望別選び方

終活何から始める?エンディングノートから始めてください。

終活のやることリストは細かく挙げたら1記事では収まり切れないほどありますが、はじめの一歩は頭の中の整理をする目的でエンディングノート作りから。

きちんと遺言書を作ろうと考えている方にも、その予行演習として下書き感覚でエンディングノートをおすすめします。

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「はじめてのエンディングノート2」は、簡単にエンディングノートを作れるソフトです。関心はあるけど、書き方がわからない人でも、すぐに始められます。 修正も簡単なため、どんどん書き進められます。

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