ハリウッドセレブの間で流行ったことで日本でも知名度が上がり人気に火が付いたチアシードは、紀元前3000年以前からマヤやアステカで食べられていたそうで、現在も中米では常食されています。
インコにもチアシード!オメガ3脂肪酸を毎日少しずつプラス
チアシードはシソ科の植物の種で、その栄養価の高さは「水とチアシードがあれば人は生命維持ができる」といわれるほどです。
無農薬のインコチアシード育ててます。
鳥さんのご飯も出来れば無農薬で食べさせてあげたい☺️ pic.twitter.com/mhD1ARowGr— ペキュポー (@pekyupo1) July 10, 2021
スプラウトも簡単。庭のこぼれ種でもすぐ発芽して育つくらいで、シソ科植物はかなり強健です。
チアシードのオメガ3脂肪酸で動脈硬化の予防が期待できる
チアシードはオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含むことから注目されました。
α-リノレン酸はヒトの体内で作ることができないので、食物から摂るべき必須脂肪酸です。
α-リノレン酸はDHAやEPAに変換されて体内の炎症を抑えたり血流を改善するので、具体的には動脈硬化の予防効果が期待されています。
α-リノレン酸は加熱に弱いので、長時間調理で加熱しない方がよいです。
インコにチアシードをそのまま与えてもスプラウトにしてもおすすめ
チアシードには白と黒がありますが、白の方が優れていると言われています。
チアシードの特徴は水に浸すと12倍の水分を吸収し、タネの周りにゼリー状の食物繊維をまとって膨らみます。
粒のサイズはゴマよりも小さく、味も香りもしません。
そんなチアシード最大のメリットはオメガ3脂肪酸を56%も含むこと。
ヒトは大さじ1杯(10g)のチアシードを摂ることで、厚労省が推奨している1日分のオメガ3脂肪酸を摂取できます。
オメガ3はインコに必要!
運動に慣れてきたら運動時間と回数を増やします。体調を確認しながらやりましょう。もちろん健康状態が良くない場合や高齢の場合は無理にやらない方が良いです。運動自体のカロリー消費はさほど高くありません。運動の目的は代謝を上げることです。代謝が上がると摂取量を増やすことができます。
— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) April 25, 2021
鳥は血中の脂質が上がりやすいので、低脂肪がお勧めです。オメガ3脂肪酸は血中の脂質を下げるので、摂取してもいいと思います。
— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) April 26, 2021
小鳥の場合は餌がシードでもペレットでも、オメガ3脂肪酸摂取の目的で チアシードを与えることが推奨されていてます。
ただこれも「タネ」ですから高脂肪なので、その提供量は1日に1~5%未満に留めてください。
インコごはんにチアシードやチアスプラウトを利用するヒント
サラダやチョップに混ぜ込む
チョップのトッピング
ニンジンやカボチャなどのベジマッシュにふりかける
発芽させてスプラウト(チアスプラウト)としてそのまま与えたり、サラダにする。
バードブレッド(バーディーブレッド)に卵代わりに混ぜ込んで焼く
「チアシードの粘着剤が、バーディーブレッド(鳥用のパン)を作る時の卵の代わりになる」とどこかで読んだことがあります。
フラックスシード(亜麻仁)も溶き卵代わりに使えるとのことで
フラックスシードはパン、マフィン、クラッカーなどに焼き込む、粉末にして片栗粉の代わりにバーガー、餃子、シチュー、カレー、スープ、麻婆豆腐などのとろみ付けや、スムージーにも。さらにはケーキやマフィンなどを焼くときの溶き卵の代わり(卵1個分に対してフラックスシード大さじ1、水大さじ2~3)など、さまざまに利用できます。
via:Natshell
チアシードも同様の使い方ができそうです。
チアシードもフラックスシードも水につけると粘液に覆われるので、この粘液がつなぎになるのでしょう。

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