オカメインコルチノーのパールやオスは珍しい?色のそっくりさん3種

オカメインコケージ

オカメインコルチノーのパールやオスは珍しい?色のそっくりさん3種

オカメインコルチノーオス

厳密に言うと、オカメインコのルチノーには2品種あります。

一般的に「オカメインコルチノー」と呼ばれるのは、ほっぺがオレンジ色のこの↑↑↑オカメインコ。

ちなみに全身が真っ白なオカメインコもルチノーです↓↓↓

全身が真っ白なオカメインコ↓「ホワイトフェイスルチノー」はほっぺはオレンジ色でないオカメインコルチノーです。

オカメインコルチノーオス

一般的に「オカメインコルチノー」というと 全身が白色がかったクリーム色、顔と冠羽は黄色、チークパッチがオレンジ色の おなじみ品種です。

くちばしと足がピンク色。爪が白。目がブドウ色(雛の時は赤目)

通称「白オカメ」と呼ばれています。

 

オカメインコルチノーオス

 

オカメインコルチノーはメラニン色素が欠けているわけですが、成鳥になった時に目の色がブドウ色になっているところから、 完全にメラニン色素を失ってはいない…と考えられています。

オカメインコルチノーのオスは珍しい?オスがメスよりも少ない理由とは?

オカメインコルチノーオス

オカメインコルチノーは性染色体劣性遺伝で生まれてきます。

オスとメスとでは性染色体の組み合わせが違っていて、メスの場合は性染色体が1本だけでも発色するのに対し、オスは2本がそろわないと発色しません。

なのでメスにはスプリット(遺伝子を1つしか持たない状態)は存在せず、スプリットを持つのはオスだけです。

オカメインコルチノーには男の子が女の子よりも少数派なのは この遺伝の法則のため。

両親ともにオカメインコルチノーでない限り、ルチノーの男の子が生まれることはありません。

女の子ルチノーはルチノーの遺伝子を持った親からなら「ルチノー」として生まれてきます。

なので女の子ルチノーは「両親鳥とは見た目(色柄)が全然違う!親とは似ても似つかないんだけど」ということも起こります。

こういった理由から 圧倒的にオカメインコルチノーにはオスが少ないのです。

特にチークパッチがオレンジのオカメインコルチノーのオスはレア品種ではないので 「珍しい」という表現はあまり適切ではないかもしれません。

単にオスがメスと比べると少数派なだけの話です。

 




オレンジほっぺのオカメインコルチノーのそっくりさんは3種類いるという話

オカメインコルチノーオス

全身が黄色っぽい(薄い白~クリーム色)なるオカメインコは4種類います。

「ルチノー」に見えて「一般的なルチノー」ではないそっくりさんが ほかに3種いるということです。

オカメインコルチノーパール

オカメインコルチノーには、背中に黄色のパール模様が入ったタイプがあり 「ルチノーパール」と呼ばれます。

ルチノーとパール、両方の遺伝子を併せ持つ品種です。

下の画像の左がルチノー、右がルチノーパールです。

オカメインコルチノーオス

オカメインコルチノーオス

うちのルチノー、黄色みがすごく強いんだけど肝臓が悪いのかしら?

・・・と心配する人が時々います。

本当に体調が悪いのかどうかは病院で調べないと、見た目では判断ができませんが、それ以前に…もしかしたらその子はルチノーにパール模様が入った「ルチノーパール」ということもあります。

パールというのはさざなみ模様とか水玉のような模様で、ルチノーパールの場合、黄色い水玉が背中に乗っているという感じです。

男の子の場合は成鳥になると男性ホルモンの影響でその模様(パール)が消えてしまうのですが(おじいちゃんになると模様が戻ることもあります)

女の子オカメの場合は大人になってもパールがきれいに残りますので、ルチノーパール女子はとても美しいです。

オカメインコクリアパイド

パイドのオカメインコを飼っている方は チークパッチがオレンジ色のパイドやシナモンパイドの 体の羽毛のグレーやシナモンの部分が100%抜けてしまった個体を想像してみてください。

ルチノーそっくりに見えるようになるでしょう。これがクリアパイドです。

クリアパイドはパイドからパイド柄が抜けてしまった個体で、これもルチノーそっくりに見えますが、厳密にはオレンジフェイスのルチノーとは別品種です。

オカメインコルチノーの成鳥はぶどう色の目をしていますが、オカメインコクリアパイドの場合は黒目なので、目の色を見れば すぐに見分けがつきます。

【オカメインコの種類】パイド パールパイド シナモンパールパイド
この子達↑はホワイトフェイスシナモンパールパイド、2羽とも女の子で、パイドとパールが両方入っている種類です。「パイド」はまだらな模様のこと。グレーやシナモン色の部分がランダムに抜けてぶち模様になったり、パイド模様自体が全然入っていない個体も

オカメインコルチノーパールパイド

オカメインコの品種や色柄はたくさんあって複雑怪奇だと思われる方も結構いるのではないでしょうか(私もそう思ってました・爆)

さらにルチノーのそっくりさんのひとつに「ルチノーパールパイド」というのもあります。

文字通りルチノーとパールにパイドの遺伝子を併せ持つ品種で、ルチノーパールよりも全身の黄色が非常に強く、別名「バターカップ」「イエロー」「ゴールデン」などと呼ばれます。

残念ながら、私はオカメインコルチノーパールパイドは 書籍上の画像でしかお目にかかったことがありません。

こんな記事を書いていると、本物を見てみたい衝動に駆られます(笑)




オカメインコルチノーのおハゲは遺伝性や個体差で病気じゃないよ!

オカメインコルチノーオス

余談ですが・・・オカメインコルチノーの特徴は、冠羽に無毛部分がある個体がいること。

このおハゲは病気ではなく遺伝的なものです。

おハゲの大きさにも個体差がありますが、大量繁殖個体では おハゲの面積が大きいと言われています。

はげてるからって病気じゃありませんから、心配はないですよ。

でもオカメインコルチノーを飼いたいと思っている飼い主さんで「できればハゲてない子がいい!」と思ってる人はかなり多いみたいです。

あるブリーダーさんは

お客さんから「ハゲてないルチノーが欲しいんです!」とよく言われるんだよね。

・・・と言ってましたし、私も同じことを言われたことがありますから、おハゲを避けたい人は多いのかも。

最近は 以前のオカメインコブームのころと比べたら、ずいぶんおハゲ個体が少なくなったような気はしていますが(←個人的な見解です。本当のところはわかりません。)

オカメインコルチノーの幼鳥の性別判定は激ムズなのでDNA鑑定がおすすめ

オカメインコルチノーオス

うちの子を見てる限りでは、オカメインコルチノーは男子よりも女子の方が なにげに体の羽色に黄色みが強い傾向がある感じがします。

でもこれだけで雌雄判別できるわけではないです。

やっぱり見た目だけでは オカメインコルチノーの幼鳥の雌雄を判別するのは非常にむずかしいです。

というか、正直なところ、少し大きくなる前の早期段階では 見た目だけでは性別の断定できません。

どうしても見た目で判断したい場合は、よーく目を凝らして鳥の羽を見てください。

成鳥の尾羽の裏に黄色の縞模様が入っているのがメスです。

早い段階でオカメインコルチノーの性別を知りたければ、DNA鑑定に出した方がいいでしょう。

動物病院でやってもらえます。




オカメインコルチノーの黄色が濃くなるのは病気のサイン!?肝疾患を疑え!

オカメインコルチノーオス

若鳥の頃から羽色が強い黄色の個体あれば、オカメインコルチノーパールかルチノーパールパイド(バターカップ)ということになりますが、普通のオカメインコルチノーが肝臓疾患にかかると羽色が濃い黄色になってきます。

黄色みが強くてきれ~い♪と喜んでいる場合ではないことも多々あります。

以前はそれほどでもなかったのに、急に羽色が黄色味を帯びてきたなと感じたら、羽毛障害は肝疾患の可能性があります。

羽毛の色の変化に気づいたなら、できるだけ早めに鳥専門医に相談することをおすすめします。