この記事は、この 体験談にも基づいた生き霊についての考察と対処法についてです。

生き霊返しで邪気退散!生霊を飛ばす人の念と邪念からくる症状とは?
誰もが遭遇しやすい、あるいは気が付かずに遭遇しているのが生き霊(人の念)です。
生き霊は霊感が弱い人でも見えることがあります。
最近なぜか情緒不安定になる
誰もいない部屋なのに急に他人の匂いや気配がしてきた
最近なんとなく運が落ちてるような悪いような…
このような身体的・精神的症状や不可解な事象、運の悪さ。
これらは全て生き霊が引き起こしている霊障である可能性があります。
人の念は驚くほどの邪悪な力を秘めているものだからです。
そもそも生き霊とは?
生き霊の正体は「人の念」です。
生きている人間が恨み・憎しみ・怒り・嫉妬・執着心といっ強力なマイナスの感情を エネルギーを元に 無意識または意識的に生み出す“マイナスエネルギーの塊”です。
このため、生き霊に憑りつかれてしまうと身体的・精神的に不調が生じたり 周囲に不可解な出来事が発生する、運が悪くなるいった霊障が発生します。
好きな人に対する過剰な片思いなども生き霊の原因となる執着心になり得るので、実は誰もが生き霊を生み出す可能性を持っています。
幽霊(死んでいる人間)も生き霊と同様にエネルギーの塊ですが、生きている人間が生み出す生き霊には「幽霊にはない匂いや気配がある」という特徴があります。
生き霊になりやすい人・生き霊を飛ばしやすい人の特徴
誰かに対して強いマイナス感情を持っている人が無意識的に生き霊になりやすい人ですが、マイナス感情を活用して 意識的に生き霊を生み出すこともできます。
「相手を苦しめたい」「好きな人にフラれたけど、ずっとそばにいたい」など強いマイナス感情を相手に対して抱き続けると 生き霊を生み出すことができます。
生き霊というと 虚構ですが、源氏物語に登場する六条御息所が有名です。
平安時代から「生き霊」という概念が存在したのはすごいなと思います。
妖艶で美しく、教養も品格もあってものすごくプライドが高い。そして生き霊を飛ばすほどの嫉妬深さ。六条御息所は桐壺時代の前の東宮の妃で、一人娘を持つ未亡人だ。源氏の君は17歳のときに、そんな魅力的な女性の噂を聞きつけて、強烈にアプローチをする。当時の彼女は24歳だった。
若僧なんていけない、と言いつつも、源氏の君の情熱にすっかり圧倒され、嫌よ嫌よも好きのうちという感じで関係を持ってしまう。しかし、源氏の君はすでに葵の上という正妻がいたので、自分は身分が高く、見た目も、教育も申し分ないのに、ただの愛人だ。すでにムカつく展開。
そして、ゲットしたものの、文句ばかりの気位の高い女性と一緒にいても心が休まらない若僧の足はすぐに遠のいてしまう。さらにムカつく。しかも、源氏の君は、六条御息所とは真逆のタイプ、おっとりしたかわいらしい小娘の夕顔に早速目移りしてゾッコン。つい生き霊を飛ばしてしまっても仕方あるまい。
夜中に女性の霊が現れて、恨みの言葉をまくし立てた揚げ句、夕顔の命を奪うという迫力のある場面。態度が冷たくなった男のことを思って眠れぬ夜を過ごすうちに、魂がふと抜け出し、生き霊となって、光源氏の愛する女性のもとに飛んでいき、呪い殺してしまうのである。物語の中では、それが御息所の仕業なのかどうか明確になっていないが、源氏の君の日頃の行いを考慮するとそう考えても差し支えない。
引用元:恋敵を呪い殺す「最強嫉妬女子」が見せた純情~あの『蜻蛉日記』も真っ青な『源氏物語』
私の記憶違いでなければ、六条御息所は生き霊を飛ばして 2人を死なせています。
大昔、高校生の頃にコミックの「あさきゆめみし」を見て

六条御息所、こわっ!
…と思いながら読んでましたが、あれで24歳って…今回初めて知って驚きでした。
もっとおばちゃんかと思っていた(笑)
源氏物語の中にも占いや方違え(方角の吉凶を占うもの)のシーンが随所に出てきます。
平安時代にさかんに使われていた陰陽道が現代でも引き継がれているのはすごいなと思います。
人の念が強すぎると生き霊をコントロールすることも可能になる
…と一般的にはよく言われていて、最悪の場合それが元で寿命が縮むこともあるとか…。
生き霊を相手に憑りつかせていると体力の消耗が激しい…などの症状が表れることから、無意識に生き霊を生み出していたとしても 冷静に頭を冷やして考えると その事実に自分で気づくことも…(まあ、目に見えるわけではないので、凡人の場合は 感覚として気づくしかありませんが)
自分が望まずに生き霊を生み出してしまっていたら、それは早めに悔い改めるのが自分の身のためです。
生き霊の戻し方は簡単で
…と強く念じるだけで戻す事ができます。
そのくらい簡単に生き霊を飛ばすことも、戻すこともできるということ。
人の念…恐るべし。
生き霊の症状!生き霊が起こす霊障とは?
生き霊による霊障は身体的なものと精神的なものの2つがあります。
生き霊による身体的霊障
生き霊に憑りつかれると発生する霊障の一つが、身体的に悪影響のある「霊障」です。
身体的不調は生き霊に関係なく起こることも珍しくないものばかりですが、病院で診察を受けても原因不明とされるので その場合は生き霊を疑ってみるのもアリです。
生き霊を原因として以下のような身体的不調が発生します。
他には 霊障では定番の“金縛り”が発生する場合もあります。
生き霊による精神的霊障
こちらも身体的霊障同様に生き霊に関係なく起こりうる症状です。
生き霊は身体的だけでなく、以下のような精神的な悪影響も及ぼします。
悪夢は「恋愛」を原因とする生き霊の場合に多いのですが、悪夢ではなくて生き霊を生み出した人が現れる普通の夢の場合もあります。
例えば、元カノや元カレです。
執着心が強いあまりに無意識に生み出した生き霊が相手の夢に現れることがあります。
このため生き霊に憑りつかれると、「元カレ(元カノ)の夢を繰り返し見る」などという症状が発生する場合があるのです。
生き霊による自分の周辺に起こる霊障と不運
生き霊に憑りつかれると、自分の周辺に以下のような不可解な出来事が発生する場合もあります。
生き霊による霊障としては“不運”もあります。
例えば、今までは問題なくノーミスでこなせていた仕事をミスするようになったり。頻繁に事故に遭いそうになったり。
些細な事で友人や恋人と不仲になったり…といった不運に見舞われます。
生き霊の霊障対策には“生き霊返し”による除霊の方法が即効・確実
「生き霊による霊障をなんとかしたい」という場合は、生き霊を“返す”ことで除霊することが一番の対処法となります。
これを生き霊返しといいます。
生き霊を本人に返すことによって こちらが受けたダメージを倍返しすることになり、再び生き霊を生み出すことに対する抑制を期待できるので、ただ生き霊を追い払うだけのお祓いよりも効果的な除霊となります。
呪詛返しに護符を使う
「呪詛返し」は陰陽師関係の小説などによく登場する言葉なのですが、誰かに呪いをかけた悪い陰陽師が、正義の陰陽師の呪詛返しによって呪いを跳ね返されて大ダメージを受けるというものです。
生き霊は呪詛の一種ともいえるので、生き霊を生み出した人は生き霊返しによって大ダメージを与えられます。
不動明王生き霊返し
生き霊返しの方法としてより強力な手段の一つが、不動明王の力を借りた「不動王生き霊返し」です。
しかし、不動王生き霊返しの真言は400文字を越える長文で素人には扱いづらいものとなっています。
しかも、真言の中身は相手を呪う強烈な内容となっており、怖さを感じて使用を躊躇う人もいます。
そこでおすすめなのが、“不動明王護身の真言(マントラ)”による生き霊返しです。
不動明王に生き霊返しをしてもらうことを思いながら
…と最低5回唱えます。
この真言は短い上に、意味も「激しく大いなる怒りの姿をお持ちになる不動明王よ。 障りを除きたまえ。」というソフトな意味となっていて、誰にでも使いやすい真言となっています。
生き霊返しに限らず、私が日常的によく使っているのは、このお不動様の真言です。
摩利支天の生き霊返し
他にも、あらゆる障害を跳ね返す摩利支天の力を借りた生き霊返しなどもあります。
…という真言を起床時、就寝時に唱えるのも効果的です。
生き霊返しに鏡とパワーストーンを利用する
生き霊を追い返す手段としてお手軽なのは、鏡を使用したものです。
鏡を磨いてピカピカにした後、鏡を構えて「生き霊よ返れ!」と強く念じる事で生き霊を返せます。
ターコイズ、モリオンなど魔除けの効果のあるパワーストーンを装備して鏡のサポートをするとより効果的です。
ちなみに、私が愛用しているパワーストーンブレスレットはこちら
すべてクオーツ(水晶)のみのブレスレットで、外した時は水晶さざれ石と水晶クラスターの上で浄化しています。
魔除け・邪気除け・悪運除けの天然石
トラブルが生き霊によるものかどうかのセルフチェックは素人には難しい
自分に発生している様々な症状が生き霊による霊障なのかセルフチェックする方法はたった一つです。
その症状の原因に生き霊以外のものが思い当たるか否かしかありません。
そのため、生き霊による霊障なのかを素人がセルフチェックするのは非常に難しく それが生き霊によるものなのか死霊による霊障なのかを 霊能力を持つ人に判別してもらうのが確実です。
いろいろな生き霊返しの方法を紹介してきましたが、精神的にも肉体的にも、素人が手を出して太刀打ちがつく霊障のケースは少ないと考えられます。
素人目では、まずそれは本当に生き霊なのかどうかという時点ではっきりしませんよね。
生き霊よりもっと怖いケースである可能性もゼロではありません。
こういったことは一般の寺社に相談して受けてもらえればそれがいちばんいいのかもしれませんが、一般的には断られるケースが多いです。
そもそも霊能者の知人がいる人は少ないですから、自分の身に降りかかってきたときには本当に頭をかかえてしまうかもしれません。
霊能力者なんて知り合いにも全然いないという人が大多数ですので、そういう場合には“電話占い”を活用するといいです。
電話「占い」というジャンルですが、霊能力者が数多く在籍していて、霊障の相談をできる鑑定師もいます。
伝手が全くない人はそういった方面から調べを進めるのがいちばん簡単です。
電話占いはたくさんありますが、2004年創業の電話占い老舗「ヴェルニ」が鑑定士数が特に多いため おすすめです。
電話占いヴェルニにはスピリチュアル分野を扱える霊能力鑑定師が大勢所属していますし、相談はメールや電話で直接問い合わせることができます。
霊視の結果 あまり重い案件でないと判断されれば、自分でできる方法をアドバイスしてもらうこともできます。
対処法はケースバイケースですのでここで一概に「これ!」とはいえませんが。
知識のある専門家にできるだけ早く相談に乗ってもらうことが、いちばん安全かつ最善な方法です。