大羊居の訪問着を売却した体験談【作家物着物の買取】
30代男性 2021年10月に着物買取を依頼しました。
祖母に頼まれて、着物7点を売却しましたが、うち1点が大羊居の着物でした。
私には着物の知識は皆無ですが、祖母曰く、着物メーカーは「大羊居」着物業界では結構な地位を確立する老舗ブランドとのこと。
大羊居さんの逸品。留袖。何年か前に黒の染め直しをしました。 pic.twitter.com/MsJ7xQCVtj
— 三島染色補正店 四代目/三島正義 (@kokounosyokunin) August 25, 2022
私の目から見るとどれも高価なモノに見えたので高い期待を寄せて査定を依頼しましたが、祖母は「売っても大したお金にはならない」とクールに構えていました。
査定の結果は、着物7点で23000円。着物の持ち主である祖母は満足していたので、結果オーライです。
ただ、今思えば「複数の業者に査定してもらっておけば良かったな」との後悔が。
目利きに自信がないド素人であればあるほど、複数の査定や相見積もりをした方がいいでしょう。
着物作家の老舗 大羊居(たいようきょ)とは?
推し二人が目当てで買った家庭画報に着物姿の真央ちゃんが!明治の頃より日本のお姫様たちや名家の夫人・令嬢が好んだという大羊居の着物を纏う真央ちゃん、尊いわあ✨#浅田真央 #家庭画報 #大羊居 pic.twitter.com/YarVFL5xmM
— メリー (@Maryankoromochi) December 14, 2021
大羊居は「江戸染繍」を確立させた老舗メーカーで、個人名ではありません。「羊が新しい草を求めて前進するように新しいものを求め、『おぼれず』の心を持ち着物の喜びを伝える」 というモットーを持ち、現在も美しい着物を作り続けている大羊居。 皇室に献上した実績もある大羊居の着物は買取の世界でも注目されており、状態のいいものでは高価買取の対象になるといわれています。
引用元:和服の買取は【福ちゃん】へ!高価買取に絶対の自信あり!
Dear woman 折々のよそおい(Gallery 5610、4.18〜4.23)。大羊居の祝い着。飛行機柄が興味深く。昭和14年頃のものだそう。戦争に入る直前の、戦争柄。 pic.twitter.com/DwiDfYxgda
— passerby (@tokyopasserby) April 23, 2017
大羊居は個人作家ではなく老舗メーカーですが、海外からも高い評価を受けて、日本の芸術品と呼ばれるほどの逸品を世に送り出しています。
友禅は加賀友禅と京友禅が有名ですが、大羊居の「東京友禅」は「江戸刺繍」とも呼ばれています。加賀友禅や京友禅の妖艶なあでやかさ・華やかさではなく、余白部分をたっぷり残した小ざっぱり感が特徴です。
銀座第7ビルギャラリー
大羊居染繍美術衣裳展 pic.twitter.com/iHdcx0EJG5— 佐久間真理子🌗 (@sakumariko) March 19, 2019
大羊居の着物は一つ一つが手作りです。あまり多く出回っていないため希少価値が評価されることが多いです。
福ちゃんでの大羊居の買取事例には、過去に20万円以上の値が付いたものもありました。