ペットロスカウンセリングを受けた30代男性の寄稿
私は秋田犬をのオスを飼っていました。名前はまる、10歳の時に亡くなりました。
亡くなった当時は病気で衰弱していた状態で まるはほとんど動くこともできずにベッドの上で一日を過ごすことが多かったのですが、亡くなった日は調子が良かったのか普通に動いており、私に甘えてきてくれました。
しかしその夜、まるは突然吐血して亡くなってしまいました。
うららか相談室でオンラインペットロスカウンセリングを受けた体験談
いつかは愛するペットとの
別れの日が来る。
そうなる心の準備を
自分では整えていたつもりだったのです。
しかし自分の想像をはるかに
上回るショックを受けた私は、
愛犬の喪失感から
これまでの人生で体験したことのない
心身の不調を感じるようになりました。
抑うつ状態!精神科で抗うつ剤を処方されたがメンタルが元に戻らなくて…
強い倦怠感を常に感じるようになり、
何もする気力すら沸かなくなってきました。
食欲もなくなり、
どんどん体が衰弱しながら
気持ちが落ちていくのが
自分でも自覚できるほどに
ひどい状態でした。
そこでまず最初に精神科を受診したところ、
抑うつ状態ということで
抗うつ剤等を処方していただきました。
抗うつ剤は処方されたとおりに
きちんと服用していましたが、
抑うつ状態が劇的に
改善されることはなく、
愛犬を失った心のすきまは
なかなか埋まりませんでした。
倦怠感はそのままに
時間だけが過ぎていく感じでした。
抗うつ剤だけでは
ペットロスの空虚さを
埋めることができないと感じた私は
…と思えてきました。
【うららか相談室】オンラインカウンセリングサービスでペットロスを克服
そこで心理カウンセリングに
通うことを思いついたのですが、
このコロナ禍では
人込みの中に出かけることも
気が進まず
「どうしたものか…」
と思っているときに
ネット検索していて
カウンセリングがオンラインでも
できることを見つけ、うららか相談室に辿りつきました。
うららか相談室には
臨床心理士をはじめとした
色々な得意分野を持つカウンセラーが
たくさん在籍していたので、
あちこちのページを見て回りながら
自分の悩みに寄り添ってくれそうな
カウンセラーを探しました。
オンラインカウンセリングでは
最初はチャットでの相談をしており、
慣れてきた頃合いから
電話やビデオ通話を使った面談を
していただくようになりました。
最初のチャットでは、
愛犬の死のつらさを思い起こすことや
文章で話をするのも結構きつくて、
だいぶカウンセラーには
迷惑をかけてしまいました。
それでもカウンセラーは
優しく対応してくださり
…と言って、
立ち直りに向けて
背中を押してくれました。
…とのアドバイスを受けて、
私は少しずつ愛犬が亡くなった
当時の気持ちを中心に
カウンセラーの誘導で
昔を振り返り、
後悔やモヤモヤ感を
吐き出していくように努めました。
ペットロスから立ち直るまで5カ月…カウンセリングを利用したことは正解だった
カウンセラーの指導の下
ペットロスから逃げずに
正面から向かい合うことで
私は徐々に気持ちが落ち着いてきて、
今まで通りの生活を送れるまでに
メンタルを回復することが出来ました。
それに伴って
精神科で処方されていた抗うつ剤も
必要なくなっていきました。
私がペットロスから立ち直るまで
大体5カ月くらいかかりました。
自分的には長い5カ月間でしたが、
抗うつ剤だけに頼っていたら、
おそらくペットロス克服まで
1年はかかったと思います。
うららか相談室の
オンラインカウンセリングを利用したことで
メンタルの回復が格段に早まったことは
間違いありません。
ペットロスから4か月目くらいまでは、
友人からの誘いはもちろん
自分からも外出する気持ちがわかず、
何とか仕事にだけは通っていた状況でした。
しかし5か月目に入って
「気持ちがだいぶ落ち着いてきたな」
とふと感じたことがきっかけで
自然と自分から友人を
遊びに誘う元気が出てきました。
私からの誘いを受けた
友人の驚いた様子を見たときに
自分でも
「これはペットロスを乗り越えられたのではないかな」
との実感が現実的なものとしてわいてきました。
週刊誌などで芸能人の
ペットやペットロスの話などを
読んでいるときには、
ペットロスがこんなにきついものだなんて
考えたこともありませんでした。
しかし自分がそれを経験した現在は
「ペットロスは重い心の病だ」
…と強く認識するようになりました。
ペットを大切に飼っていて
「自分は大丈夫だろう」
と思っている皆さんも
ペットロスは他人事ではないかもしれません。
どうぞお気を付けください。
