植松聖 相模原障害者殺傷事件
 
相模原障害者殺傷事件・関連記事一覧
 
 

【相模原殺傷事件】公判前整理手続き

2017/9/28 第1回

植松聖(うえまつさとし・27歳)被告の第1回公判前整理手続きが9月28日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で行われました。

検察・弁護側双方が争点について意見を交わしましたが、植松聖被告は欠席しています。

起訴状によると、植松聖被告は2016年7月26日未明、津久井やまゆり園に侵入し、包丁で突き刺すなどして入所者19人を殺害24人に重軽傷を負わせたほか、当直職員5人を縛って うち2人にけがをさせたとされています。

検察側による起訴前の鑑定では、植松聖被告は自分を特別な存在と思い込む複合的な「自己愛製パーソナリティー障害と診断されていますが、

植松聖(うえまつさとし)異例の精神鑑定!なぜ 5か月かかった!?

植松聖被告の留置鑑定には5ヶ月もの長期間が費やされ、検察側は「植松聖被告に完全責任能力あり」として起訴しています。
 
 




 
 

2018/1/23 植松聖被告を起訴後精神鑑定

横浜地裁(青沼潔裁判長)は1月23日までに、殺人罪などに問われた元施設職員植松聖被告(28歳)の刑事責任能力の有無や程度を調べるため、起訴後の精神鑑定を実施することを決めました。

地裁によると、植松被告の弁護側が請求したということです。

開始時期や期間は明らかにしていません。

捜査段階で横浜地検は5カ月間鑑定留置をして 植松聖被告の完全刑事責任能力が問えると判断し、2017年2月に殺人や殺人未遂など6つの罪で起訴しています。

2018/1/25 相模原殺傷事件から1年半。植松聖被告は今も自己正当化続ける

NHKは、障害があるという理由で、大勢が殺害された事件の深層に迫ろうと、植松被告と去年6月から手紙のやり取りを続け、今週、勾留されている横浜拘置支所で初めて接見しました。

植松被告は、逮捕された当時のような金髪ではなく、髪を伸ばして後ろに束ね、黒のダウンジャケットを着て面会室に現れました。

事件を起こした理由を改めて聞くと「重度の障害者は意思疎通が取れないので、存在自体が不幸を作る」と、差別的な考えが理由だったと一方的な主張を繰り返しました。

こうした考えを持ったきっかけの1つとして、10通にのぼる手紙や接見の中で、施設で働いていた当時、風呂場で発作を起こして溺れそうになった入所者を助けたものの、家族からお礼を言われることもなく、障害者は家族にとって望まれている存在なのか 疑問に感じたと身勝手な考えを示しました。

そのうえで接見で「なぜ殺害という方法を選んだのか」と問いただすと、「どうしたらよかったと思うか。殺害以外にほかに方法はなかった」と、今もゆがんだ差別的な考えを持ちみずからを正当化する主張を続けていました。

しかし、犠牲者や遺族への明確な謝罪はありませんでした。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180125/k10011301571000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_018

2018/1/26 「別施設襲撃も計画」殺害方法を謝罪

植松被告は昨年12月以降、勾留先の横浜拘置支所で複数回、接見に応じた。

それまでは接見を断り、手紙のやりとりのみ応じていた。

植松被告は事件5カ月前の2016年2月、勤務していた同園の同僚に「重度障害者を殺す」と発言し、退職と同時に措置入院した。

この時のことを「自分の考えに自信があった」と振り返り、約2週間の入院期間中から、襲撃に向け「肉体を鍛え準備していた」と話した。

退職直前には衆院議長公邸を訪れ、やまゆり園と同県厚木市の障害者施設の2カ所での犯行を予告する手紙を渡していた。

植松被告は「やまゆり園の後に行くつもりだった」と述べ、厚木市の施設も襲撃する計画だったことを明かした。

やまゆり園で拘束するつもりだった職員に逃げられたため、「警察が来ると思ったし、結構人数やれたから」と、2カ所目を断念した理由を説明した。

植松被告は現在も「意思疎通できない人は安楽死させるべきだ」と、重度障害者殺害の正当化を続けている。

ただ、刃物で刺す行為は安楽死ではないと指摘すると「申し訳ない。他に方法が思いつかなかった」と述べ、初めて被害者に対する謝罪の言葉を口にした。

裁判では「私が殺したのは人ではない」と、行為の正当性を主張するとした。

死刑の可能性については、「(死刑判決なら)『ばか言ってんじゃねえ』と言ってやる」と顔をゆがめ、「僕の中では、懲役20年くらいかな」と語った。

接見時の植松被告は黒のダウンコート姿。

伸びた黒髪を後ろで束ね、毛先だけが金髪だった。

接見室の出入り時は記者に向けて何度も頭を下げ、終始丁寧な口調で淡々と話し、時折笑顔も見せた。

via:jiji

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018012500925&g=soc 

2018/2/11 植松聖被告の衝撃的な獄中自筆漫画

植松聖 相模原殺傷事件 裁判

相模原障害者殺傷事件・植松聖被告から昨年に続いて青い表紙の獄中ノートが送られてきた。

今回のには、彼が描いた漫画が描かれていた。

一昨年、障害者19人を殺害したその動機を自分なりに漫画に描こうと考えたようだ。

漫画は相当のページ数にわたるのだが、そこから半分くらいのカットを割愛して14ページにまとめ、2月7日発売の月刊『創』3月号に原画のまま掲載した。

この記事の冒頭に掲げたのは、その中の1コマだ。

彼のイラストについては『創』だけでなく新聞やテレビでも紹介されたが、ストーリー漫画は初めてだ。

衝撃的なのはそのことではなく、この漫画を読むと、あの事件及び植松被告についてのイメージがいささか変わる。

その意味では、植松被告ないし彼の犯行を理解するには貴重な素材と言えよう。

植松聖 相模原殺傷事件 裁判

植松被告は犯行直後にツイッターに「世界が平和になりますように」という投稿を行っているのだが、あの凄惨な事件と世界平和がどう結びつくのかほとんど人が不可解だとしか思わなかったろう。

しかし、今回の漫画を読むと、彼の優生思想と言われているものは、今まで思われていたものとは少し違うように見える。

障害者への認識だけでなく、人間社会そのものへのある種の虚無が漂っているようにも見えるからだ。

ここに掲げた1カットだけでは意味はわからないと思うので、ぜひ発売中の月刊『創』3月号をご覧いただきたい。

相模原事件は発生からもう1年半。

私が植松被告と密に接触するようになって半年だが、いまだにあの犯行についてはわからないことが多い。

事件は急速に風化しつつあるのだが、衝撃的な事件だけに風化させてはいけないと思う。

植松聖 相模原殺傷事件 裁判

もうひとつここに植松被告が描いた獄中の食卓のイラストを掲げた。

『創』には同じ構図で色のついていないものを掲載したが、これはその後本人が彩色したものだ。

実は植松被告は色をつけるのを嫌がっていた。

彼の今の生活は、薄く力のない生活で、色のないイラストこそ、その現実のイメージに近いというのだ。

彼のイメージする獄中生活がどんなものなのか知るためにも興味深い指摘だが、この彩色したものは『創』3月号の校了後に届いたものだ。

せっかくなので、ここに掲げることにする。

ただ、こうして見てみると、確かに色のないほうがリアルに見えるから不思議なものだ。

植松被告は、間もなく弁護側が申請した精神科医による精神鑑定にかけられる。

昨年9月号から『創』には彼の手記や手紙を連載してきた。

彼についてはいろいろなことがわかってきたのだが、あの犯行は結局、病気によるものなのか、そうではないのか。

その一番根本的な部分についてさえ、明確な答えは出されていない。

篠田博之…月刊『創』編集長 via:ヤフーニュース