上田と女がDEEPに吠える夜で取り上げられた「女性ホルモン」の話題が大きな反響を呼んでいます。生理前の不調やイライラ、更年期障害など、女性ホルモンの乱れによる症状に悩む方は少なくありません。
このような症状の改善に効果が期待できる「エクオール」という成分が注目を集めています。エクオールとは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換された物質で、女性ホルモンに似た働きをする特別な成分です。
本記事では、2025年1月14日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』で紹介された、女性ホルモンとエクオールに関する最新情報を、友利新(ともりあらた)医師 の解説とともに解説。番組内で紹介された重要ポイントは以下の通りです。
女性ホルモンの乱れがもたらす様々な症状と対処法
話題の成分「エクオール」が注目される理由
日本人の約50%(2人に1人)しか生成できないエクオールの謎
体質別に選べる最適な摂取方法
元アンジュルム和田彩花さんや大久保佳代子さんの体験談を交えながら、女性ホルモンの悩みを解決するためのポイントを分かりやすく解説していきます。つらい症状で悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
女性ホルモンの乱れが引き起こすつらい症状とは

女性ホルモンといっても2つ大きくあって、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)この2つになっています
…と番組に出演した内科・皮膚科医の友利新医師は解説します。
生理前の不調やイライラ、更年期障害など、これらのホルモンバランスの乱れは多くの女性を悩ませています。
友利新医師が解説!女性ホルモンの基礎知識
友利医師は、女性ホルモンについて以下のように詳しく説明しました。
最初の生理から30代がホルモン分泌のピーク
30代以降は徐々に減少していく
閉経までの期間は「ホルモンに支配されている」と言っても過言ではない
男性に比べて女性の方がホルモンの影響を受けやすい

女性の場合は生理が毎月あるため、月単位での上がり下がりと、年齢による変化の両方があります。そのため、ホルモンの変化がより分かりやすく表れやすいのです
和田彩花さんが明かした生理前の苦しみ(PMS)
「生理前は毎日泣いています。不眠になったり、胃腸の調子が悪くなったり、時には倒れることもあります」と和田さんは告白しました。
この症状について友利医師はこう解説。

PMSの症状は人によって大きく異なります。和田さんのように精神面での症状が強く出る方もいれば、身体的な症状が中心の方もいます。どちらも正常な反応であり、決して特別なことではありません
大久保佳代子さんが語る更年期障害の実態
「更年期真っ只中なんです」と話す大久保さん。
「生理もだいぶ不順だし、新たな症状とか、今違う感じを味わってる」と現状を語りました。さらに「急に暑くなるとか、急に訳もなくネガティブ。もう自分は何もできないんじゃないかってなったりとか。大きい音が嫌になったり、眠れなくなったり」と具体的な症状を説明。
「『上田と女』の女性陣が10人ぐらいいる時にワーッて言われたら、『黙れ!』ってなるときがあるくらい敏感になります。大変なんですよ」と本音を吐露しました。
このような症状について友利医師は

更年期障害は45歳から55歳くらいの10年間で起こりやすく、閉経する前後5年間が特に顕著です
更年期症状は人によって大きく異なる
症状がまったくない人もいれば、重い症状が出る人もいる
肩こりや疲れやすさなど、一般的な症状との区別が難しいことも
更年期障害は治療可能な症状である

特に注目すべきなのは、更年期症状による体調の変化が、心臓や血圧など全身に影響を与える可能性があるということです。今まで女性ホルモンがあることで抑えられていた症状が表面化することもあります
ホルモンバランスを整える方法①:低容量ピルという選択肢

ピルに対する誤解をなくしていきたい
…と友利医師は語ります。医師によると、ピルは避妊だけでなく、女性の健康管理のための重要な選択肢のひとつとして注目されています。
友利医師が解説!知っておきたいピルの基礎知識

ピルには様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります
低容量ピル:副作用が少なく初めての方に適している
超低容量ピル:より副作用を抑えた新しいタイプ
中容量ピル:効果は高いが、副作用に注意が必要
ミニピル:黄体ホルモンのみを含む特殊なタイプ

特に超低容量ピルは、生理を3~4カ月に1回程度に調整することができ、子宮や卵巣を休ませる効果も期待できます。これにより子宮体がんや卵巣がんのリスクを下げられる可能性があります
ピル服用時の注意点と気をつけるべきこと
友利医師は、以下の注意点も詳しく解説しています。
血栓症のリスクがあるため、定期検査が必要
喫煙者や高齢者は特に注意が必要
症状や体調に合わせて種類を選ぶ必要がある
ホルモンバランスを整える方法②:話題のエクオールとは

エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換された物質で、女性ホルモンに似た働きをすることが期待できます
…と友利医師は解説します。この成分は、通常の大豆イソフラボンよりも強力に作用する可能性があります。
友利医師が徹底解説!エクオールの特徴と重要性
友利医師は、エクオールについて以下のような詳しい説明を行いました。
腸内細菌の働きで大豆イソフラボンから生成される
日本人の約50%しか生成できない特殊な成分(二人に一人、作れない人がいる)
女性ホルモンに似た働きが期待できる
生成能力は個人差が大きい

大豆製品を多く摂取しても、エクオールを作れない体質の方には効果が限定的かもしれません。そのため、自分の体質を知ることが重要です
エクオールを作れるか作れないかは、簡単な尿検査でチェックできます。番組では「ソイチェック」が使われました。
エクオール検査の結果から見えてきたこと
番組内で行われたエクオール検査について、友利医師は以下のように解説しました。
検査は尿検査で簡単に実施可能
結果は個人差が大きい
友利医師自身もエクオール非生成体質だと判明
体質に合わせた摂取方法の選択が重要

実は私自身もエクオール非生成体質だと分かり、驚きました。このような場合は、エクオールを直接補給するサプリメントの使用を検討するのも一案です
女性ホルモンと上手に付き合うための専門医からのアドバイス
番組の最後に、友利医師は女性ホルモンと上手に付き合うための重要なアドバイスを提供しました。
ホルモンバランスを整えるための生活習慣
医師が推奨する基本的な対策として、以下のポイントが挙げられました。
規則正しい生活リズムを保つ
適度な運動を心がける
ストレス管理を意識する
体調の変化を記録する
気になる症状は早めに相談する

女性ホルモンの変動は自然なものです。ただし、つらい症状があるなら、我慢せずに専門家に相談することをお勧めします
ピルやエクオールという選択肢もある…女性ホルモンとうまく付き合って快適な毎日を目指そう【総括】
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類が存在
ホルモンバランスの乱れは心身に大きな影響を与える
PMSや更年期障害は女性の多くが経験する自然な症状
低容量ピルは保険適用で身近な治療選択肢に
エクオールは大豆イソフラボンから作られる注目成分
日本人の約50%はエクオールを自身で生成できない
エクオール検査で自分の体質を知ることが重要
生成できない人はサプリメントでの摂取が選択肢に
更年期障害は男性にも起こりうる現象
つらい症状は我慢せず専門家に相談を
女性ホルモンの変化による症状で悩んでいる方は少なくありません。しかし昨今では、エクオールをはじめとする様々な対策方法が登場し、快適に過ごすためのサポートが充実してきています。
まずは、エクオール検査であなたの体質をチェックしてみませんか?検査結果に基づいて、あなたに最適な対策方法が見つかるはずです。
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