2024年12月19日の「トリセツショー」今回のレシピは「とろみグラタン」 じゃがいも本来の自然な粘りを活かした、新しい発想のグラタンです。
すりおろしたじゃがいもが作り出す滑らかなソースと、マカロニ、ベーコン、たまねぎの相性は抜群。チーズの香ばしさが加わり、寒い季節に食べたくなる温かな一品に仕上がります。
じゃがいもの持つデンプンの特性を活かしながら、洋食の定番メニューを日本らしくアレンジした、誰でも簡単に作れる優しい味わいのグラタンです。
とろみグラタンの作り方
じゃがいもの自然な粘りを活かした、クリーミーで温かい一品です。マカロニと相性の良いベーコンを加え、チーズの香ばしさと相まって、寒い季節にぴったりの料理に仕上がります。食材の甘みを引き出しながら、コクのある味わいを楽しめます。
とろみグラタンのレシピ
材料と分量:3~4人前
- じゃがいも:大さじ3
- マカロニ:30g
- 牛乳:400mL
- たまねぎ(薄切り):1/3個(50g)
- ベーコン(1cm幅):2枚
- 塩:小さじ1/3
- チーズ:適量
- 油:小さじ1
- STEP1具材の準備フライパンに油を入れ、薄切りにしたベーコンとたまねぎを中火で炒めます。たまねぎがしんなりするまでしっかり炒めることで、甘みを引き出します。
- STEP2じゃがいもソースの準備牛乳にすりおろしたじゃがいもと塩を加え、中火で約4分煮込みます。じゃがいもの粘りが出てきて、とろみが出始めるのが目安です。
- STEP3マカロニを加える別茹でしておいたマカロニをソースに加え、全体を優しく混ぜ合わせます。この時点でソースの濃度を確認し、必要に応じて牛乳を足します。
- STEP4グラタン皿に移す耐熱皿に③の具材を入れ、表面が均等になるように広げます。
- STEP5チーズをのせる表面にチーズを適量のせ、全体に行き渡るように広げます。
- STEP6焼き上げオーブントースターでチーズがこんがりとするまで約10分焼きます。表面が綺麗な焼き色になれば完成です。
とろみグラタンをおいしく作るコツ
じゃがいもはしっかりとすりおろし、細かくすることで粘りが出やすくなります。
たまねぎは薄切りにして十分に炒めることで、甘みが増し、食感も良くなります。
マカロニは少し硬めに茹でておくと、グラタン完成時に程よい歯ごたえになります。
チーズは最後にのせる量で濃さを調整できます。好みに応じて加減してください。
とろみグラタンによくある質問
じゃがいもの種類は何を選べばいいですか?
メークインやきたあかりなど、粘質系のじゃがいもがおすすめです。粘りが強いほど、とろみのあるソースが作りやすくなります。
牛乳が分離しないコツはありますか?
中火で継続的に混ぜながら加熱することで分離を防げます。強火は避け、じっくりと加熱するのがポイントです。
マカロニの茹で時間の目安は?
パッケージの表示時間より1分程度短めに茹でることをおすすめします。後から加熱されるため、少し硬めが適度な食感になります。
チーズは何を使うのがおすすめですか?
溶けやすいピザ用チーズやとろけるチーズがおすすめです。パルメザンチーズを少量加えると、より本格的な風味になります。
冷めても美味しく食べられますか?
温かいうちが最も美味しいですが、常温になっても美味しく召し上がれます。温め直す場合は電子レンジで様子を見ながら加熱してください。
他の野菜を加えてもいいですか?
ブロッコリーやしめじなど、好みの野菜を加えてアレンジできます。野菜は事前に軽く下茹でしておくとよいでしょう。
とろみが出すぎた場合はどうすればよいですか?
温めた牛乳を少しずつ加えながら調整してください。ソースがダマにならないよう、よく混ぜ合わせることが大切です。
カロリーは気になりますか?
1人前あたり約350kcalです。低脂肪牛乳を使用したり、チーズの量を調整することでカロリーを抑えることができます。
オーブンがない場合はどうすればよいですか?
オーブントースターでも代用可能です。魚焼きグリルでも、焼き加減を見ながら調理できます。
じゃがいものすりおろしが固まってしまったらどうすればよいですか?
すりおろしたらすぐに牛乳と混ぜることで、固まりを防ぐことができます。固まってしまった場合は、裏ごしなどで細かくほぐしてから使用してください。