【栃木・妻と知人殺人事件】長勝久死刑囚

 
栃木・妻と知人殺人事件
 
派遣社員だった長勝久(当時22歳)には18歳の妻・千秋さんがいたが、長が日常的に暴力を振るっていたため、千秋さんは耐え切れずに栃木県小山市の実家に戻っていた。

1988年(昭和63年)11月、長勝久が復縁を迫ったものの千秋さんは拒否。

これに激怒した長勝久は千秋さんの首を絞めて殺害し、死体を運び、自分の父親に指示して、遺体を野菜畑に埋めさせた。

その後、長勝久は知人男性・和田三喜男さん(当時26歳・行員)のアパートに身を寄せていたが、和田さんに対して「態度が気に入らない」などと因縁をつけては日常的に暴力をふるい、ついに1989年11月頃、激しい暴行を加えて殺害した。

このときも、やはり父親に指示して、千秋さん殺害のときと同様に、和田さんの遺体を野菜畑に埋めさせた。

その後、事件の発覚を怖れた長勝久は再度父親に指示して2人の遺体を掘り起こさせて焼却し、遺骨を再び野菜畑に埋めた。

1996年に長勝久は別の傷害容疑で逮捕され、その際に長の妻が失踪していることなどが追及され、2人の死体遺棄を自供した。

自供どおりに畑から千秋さんの遺骨が出てきたため、長勝久を殺人容疑で再逮捕したが、和田さんの遺骨は発見されなかった。
 
 

公判で長勝久被告は「遺体を埋めたことは事実だが、2人とも突然体調が悪くなって、気づいたら死んでいた」として死体遺棄のみを認め、殺人を否認した。

それでも2001年(平成13年)12月18日、一審・宇都宮地裁は長勝久被告に死刑判決を言い渡した。

2003年9月10日、控訴審・東京高裁は長勝久被告の控訴を棄却して一審判決を支持。

2006年10月12日、最高裁は「確定的な殺意に基づく残忍な犯行で、動機に酌むべき点は見当たらない」と断じて上告を棄却し、長勝久被告に死刑が確定した。

2017年10月現在、51歳の長勝久死刑囚は 東京拘置所に収監されている。

ちなみに死体遺棄を手伝った父親は、死体遺棄罪の公訴時効の3年が経過していたため、刑事訴追を受けていない。
 
 
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