スプラウト栽培容器は自作・100均・専用ジャーどれでもOK
スプラウトは生長形態から
カイワレ型スプラウトと
モヤシ型スプラウトがありますが、
スプラウトの栽培容器で分類すると
4つのタイプあります。
プラスチックか金網の容器・ざるの類…底面積が広いものが使いやすい
広口瓶(メイソンジャーその他)
通気性のある袋(麻袋・水切りネット・洗濯ネットなど)
スプラウト栽培専用容器の特徴:カイワレ型・モヤシ型・自動栽培にも対応
スプラウト栽培に特化して
作られている専用容器は
水や空気の循環が
うまくいくように
設計されているので
管理が楽で失敗が少ないです。
段重ねできる形状のものは
省スペースであると同時に、
スプラウトの成長観察がしやすいので
複数の種類を同時栽培する場合に
おすすめです。
スプラウト栽培容器に
種子が同梱されている
「栽培キット」もあります。


スプラウト専用栽培容器には
モヤシ型スプラウトや
カイワレ型スプラウト、
どちらにも使えるハイブリッド型から
モヤシ栽培マシーンまで
多種多様な選択肢があります。




スプラウト容器自作は100均でもOK!ざるやトレイのスプラウト栽培の特徴
ザルを使ったスプラウト栽培では
穀類の種子や豆類の発芽に
使い勝手がいいです。
ざるの下に別に
バットやトレイを敷いて
栽培します。
底面積が広い容器なら
キッチンペーパーなどのシートを
二重・三重に敷けば
小粒の種子にも対応できますが、
ザルを使うスプラウト栽培は
どちらかというと
粒の大きな種子を
発芽させるのに
向いています。
ザルはプラスチックか
金網が最適。
竹ざるはカビが生えやすいので
おすすめできません。
栽培するのが少量なら
小さな茶こしとマグカップの
組み合わせもいいですし
水と空気が流通できるなら
100均で売っている容器で
どんなものでも使えます。
それがもやし型スプラウト向きか、
カイワレ型スプラウトに向きかは
容器の形状により、変幻自在です。
ふくろ(麻袋や洗濯ネット)を使ったスプラウト栽培の特徴
これは袋に種子を入れて吊るし、
定期的なすすぎを繰り返しながら
スプラウトを育てる方法で、
袋に入れて蛇口の所に吊るして
スプラウトを育てている方もいます。
麻で袋を作ったり、
洗濯ネットを使えば手軽ですが
湿度への配慮が大切です。
たとえば洗濯ネットを使うと
水切れが良い場合に乾燥しすぎますから
ビニール袋で洗濯ネットを
すっぽり覆ってしまうなど
適湿を保つための工夫が必要です。
袋型のスプラウト栽培では
中身が見えないので、
すすぎの時に逐一袋を開けて
中の状態をチェックする
必要もあります。
袋を使ったスプラウト栽培は
モヤシ型スプラウト特化ですが
インコの発芽シードのように
発芽直後に食べさせる…
つまり、光を利用する必要がない
種子のスプラウト栽培に向いています。
スプラウトジャーのスプラウト栽培の特徴(ガラス広口瓶・メイソンジャー)
スプラウトジャーのような広口瓶は
手軽にスプラウト栽培ができ
見た目もおしゃれに写りますが
スプラウト栽培レベルとしては
中級~上級者向けであり
モヤシ型スプラウトに
特化した栽培方法となります。
スプラウトジャーの特徴は
水切りが不完全になりやすく
空気が流通しづらく、
光の当たり方にムラができること。
そのため外側と内側では
生長にムラができやすく
発芽時に発生するガスや熱のせいで
スプラウトがダメになることも
季節によっては起こります。
また、広口瓶でのスプラウト栽培は
他の栽培容器よりも
こまめなすすぎが必要です。
たとえば、他の栽培方法で
1日2回すすぎをするところを、
スプラウトジャー栽培では
3回以上すすぐ…といった具合です。
メイソンジャーの栽培ボトルが
キッチンカウンター上に
ずらっと並んでいる様子は壮観ですが
スプラウトジャー栽培は植物にとっては
やさしい方法とは言えません。


