20代女性の寄稿 これは私が25歳の時に実際に体験した出来事です。
周りの友人の多くがどんどん結婚したり、結婚を前提にお付き合いしている彼氏がいたりと幸せそうな人達ばかりでした。
一方で私は全然出会いがなく、それどころか遊び人の男にばかり捕まって 辛い恋愛ばかりしていました。
守護霊からのメッセージサイン!恋愛への警告が金縛りの正体だった話
そんな私の悲しい恋愛遍歴を見かねた男友達が合コンを開催してくれることになりました。
私は度重なる彼氏の浮気やDV被害などで精神的に疲れ切っており、恋愛をする気に全然なれなかったのですが、飲み会を断ることができなかったので参加することにしました。
合コンは男女3対3の飲み会でした。
そこには特に良いなと思う人がいなかったのですが、一人の男性が私のことを気に入って積極的にアプローチしてきたため 連絡先を交換することになりました。
飲み会の翌日から毎日のように朝昼夕と彼から頻繁にメールが来るようになり、後日2人で遊びにいくことになったりしてトントン拍子にことが運び、私たちは正式に付き合うことになりました。
…と少し心配はありましたが、男友達の知り合いということもあり それほど心配していませんでした。
新しい彼と順調にお付き合いが進むものだと思っていたのですが、付き合いが進む中で違和感を感じることが増えていきました。
それは彼との関係だけでありません。
私自身に異変が起こりだしたもので、毎晩のようにうなされるようになったのです。
今思い返せば「あれが始まりだった」とわかるのですが、当時は
…くらいにしか思っていませんでした。
最初はうなされるだけでしたが、次第に金縛りにあったり、夜中パンッパンッというラップ音が急に鳴りだしたりしました。
両親が私の大きなうなされ声に驚いて 心配して部屋まで起こしにきたりと、頻繁にそのような異変が起こるようになりました。
…くらいにしか思っていなかったのですが、少し怖くなり、彼に相談してみようと思い立ちました。
何度か夜中に電話をかけてみるものの、彼は一向に電話に出ません。
朝と昼と夕方はメールが来ますが、どういうわけか夜にはパタリと連絡が途絶えます。
彼の仕事は建設関係の現場仕事だったので 朝早いことは知っていましたから
…くらいに思っていたのですが、彼を紹介してくれた男友達も 彼と同じ職場で働いていたのです。
その男友達は夜遅くまで飲みに行ったりしていたので
…彼の行動に違和感を感じ始めていました。
ある日の夜、またしても寝ている時に金縛りにあい、身体が動かなくなってしまいました。私は
…と思っていたのですが、今回の金縛りはいつものとは違いました。
誰かが私の耳元で囁く声が聞こえるのです。
私は怖くてどうにか動きたかったのですが、身体が固まって身動きが取れません。
確かに耳元で女性らしき“存在”が私に何かを伝えようとしていましたが、何を言っているのか パニックに陥っている私には恐怖で聞き取ることができません。
その存在は私の耳元で念仏のように何かを唱えると、私の頭を2~3度撫で、首を絞めてきました。
そう思った途端 目の前がライトに照らされたように一瞬パァッと明るくなり、その存在は消え、金縛りが解けて身体が動くようになりました。
その夜は怖くてそれから一睡もできず、電気をつけたまま一夜を迎えました。
守護霊からの警告!霊視で彼が既婚者と鑑定師から言い当てられて…
その夜の金縛りの体験を霊感のある知人に相談したところ、知人が「霊視ができる」という鑑定師のお店を紹介してくれたので、即予約をして占い館に行ってみました。
いつもは行動力のない私が なぜかその時は
…という思いに駆られたのです。
そして、占い館につき、鑑定師にあの夜の恐怖体験を伝えました。
そこから霊視が始まり、鑑定師は易のような長い棒を何本も用意し、祈祷して私にかざしてお経を唱え始めつつ、神棚と向き合って ぶつぶつと何かを話しています。
その全ての流れが終わると、鑑定師が霊視の結果を話してくれました。
私は驚いて言葉が出てきませんでした。
この鑑定師から言われたことを受けて、私は合コンをセッティングした男友達に確認してみました。
するとまさかのビンゴでした。
私はそこで衝撃の事実を突きつけられました。
あの鑑定師が言っていたことがすべて正しかったのです。
私は既婚者という事を知らずに、彼に家庭があることを隠された状態で付き合っていました。
もちろんその後私はすぐに彼に別れを告げ、連絡先も消去しました。
すると 毎日のように起きていた金縛りやラップ音が一切起こらなくなったのです。
鑑定師のいうことが全て事実と合致していたので、守護霊が私を守るために現れてくれたのだということも間違いないとは思っています。
それでもやはりあの怪奇現象は今思い出してもおそろしいのですが、私は守護霊に心の中で手を合わせました。
これから先もずっと守護霊を敬う気持ちは忘れてはいけないと思う体験でした。