セキセイインコの飼い主の寄稿です
私のペットはセキセイインコ(オス・ピーちゃん)9歳でした。
広い場所で放鳥してあげられるようにと、ピーちゃんは冬以外はガレージ内にて飼育していました。
セキセイインコの寂しい死をペットロスカウンセリングで乗り越えた話
ある日ピーちゃんがいなくなってしまいました。
私が主人と一緒に出かける際に、
ガレージから車を出す時
ピーちゃんが逃げ出してしまったようでした。
帰ってきた時にケージの扉が
開いたままになっており、
中にいたはずのピーちゃんの姿が
ありませんでした。
うっかりケージの外に出したまま
中に入れてあげるのを忘れて
車を出してしまい、
逃げ出したピーちゃんに気づかず
シャッターを閉めてしまったようでした。
中に戻れなくなったピーちゃんは
カラスに襲われたようで、
庭先で変わり果てた姿になっているのを
見つけました。
これは主人だけの責任ではなく、
最初に気づかなかった私にも
責任はあります。
ピーちゃんがかわいそうで、
愛鳥を失ったショックも大きく、
私はしばらく何も手に付かない状況に
なってしまいました。
セキセイインコのペットロス症候群ですっかり体調を崩してしまい病院を受診して
雛鳥の時に我が家の家族の
一員として迎えたピーちゃん。
雛のお世話は、
本当に人間の赤ちゃんのように
手がかかりました。
手がかかる子ほど可愛いのは
ペットも一緒です。
きちんと確認をしなかった後悔と、
いつも家族の癒しとなってくれていた存在が
突然いなくなってしまった寂しさで、
私は次第に
夜も眠れなくなってしまいました。
ペットロスからの体調不良でまずは内科を受診して
私はもともと睡眠が浅いタイプで
朝までぐっすり熟睡できることはなく、
不眠には慣れていたせいか
最初はなんとかやり過ごしていました。
しかし次第に日中もだるく
ボーッとしてしまい、
やる気が起きず、
仕事に支障が出るようになっていきました。
そこでまずは、
かかりつけの内科で
診察を受けました。
そこは内科に限らず
他の診療科目もあり、
女性特有の不調にも
対応している医院です。
漢方薬を処方してくれるので、
睡眠薬の前にまずはそれ(加味逍遙散)で
体調を整えてみようと思いました。
医師に不調の状態を話し、
年齢的に更年期障害の可能性も
あるということで、
ホルモン値を測る検査をしましたが
異常なし。
しばらく漢方薬で
様子を見ることになりましたが、
薬の薬効で少し体が
温まる感じはしたものの、
心の病の改善には至りませんでした。
ペットロスは心の病。心療内科にかからないと治らないと思った…
これはやはり専門医にかかろう…と思い、
心療内科を受診することに決めました。
そこで診察や心理カウンセリングを受けて、
睡眠導入剤を処方されました。
睡眠導入剤のおかげで
眠れるようになってからは、
日中の活動量が少しずつ
元に戻ってきました。
心理カウンセリングでは
最初は一方的に
話を聞いてもらっていました。
それが通い続けるうちに
カウンセラーの誘導から
自分を苦しめているものの見方、
考え方・思い癖に気づき始めて、
自分の中で気持ちの切り替えが
スムースにできるになりました。
メンタルノイズ(思考の癖)を
カウンセリングで取り除いていくことで、
思考を少しずつ柔らかくすることが
できたのです。
それに伴って
罪悪感で満ちていた
心の中の整理ができるように
なっていった感じです。
ケージを処分できた時にやっとペットロスを乗り越えたことを実感した
それでもしばらくは、
テレビで鳥の姿を見たりすると
辛くてすぐに消していました。
外に出ると野鳥の姿を探してしまい、
スズメやカラスでも
ピーちゃんを思い出して
悲しくなりました。
ピーちゃんのケージは
いなくなってしまった日の
そのままの状態にしてありました。
捨てるに捨てられなかったからです。
そんな毎日を過ごしていましたが、
カウンセリングを受け始めて
少しずつ心を整えていくうちに、
徐々に気持ちが落ち着いてきました。
テレビや動画で
セキセイインコの姿を見ても、
可愛かったピーちゃんの思い出に
ほんわかした気持ちでいられるように
なっていきました。
ペットロスを乗り越えたことを
自覚したのは、
ピーちゃんのケージを処分したときに、
もう一度ピーちゃんに感謝の気持ちが
湧いてきたときでした。
インコに死後の世界はある?愛鳥と一度結ばれた縁は永遠につながっています
あの世には現世でいうような「時間」がありませんから、あくまでも感覚的に捉えていただけたらと思うのですが、人霊が霊界に進むまでにはどんなに早くても数十年以上かかるといわれています。動物の場合、十数年でも再生を遂げていることがあります。ですからあなたが子どもの頃に飼っていた鳥が、早い再生を遂げた場合、今度は犬として再生している可能性もあるのです。
再生といっても、亡くなった動物がそのまま生まれ変わることはありません。再生を繰り返すたびに、少しずつ人霊に近づいていくのです。おおまかにいえば、野生動物よりは 人に飼われている鳥、猫、犬のほうが人霊に近く、霊性は高いと考えられます。
動物たちはさまざまな経験を積んで霊性を磨きたいと思って たましいを再生させるのです。グループソウルの一部が同じ人の元にやってくるのは、よほどの理由があったときだけ。たいていはどこか別の場所や人の元に再生を遂げていることが多いでしょう。この世で再び巡り会えなくても、一度結ばれた縁はスピリチュアル・ワールドでずっとつながっています。
引用元:ペットはあなたのスピリチュアル・パートナー(江原啓之)
