セキセイインコの飼い主の寄稿です レモンの闘病記⑤
メガバクテリア治療の通院は2週間に1度になり、その都度フンの検査をして真菌のチェックが続きました。
セキセイインコのメガバクテリア治療費(1回目)疥癬と合算で4万円
フン検査では真菌は
完全に消滅していて
メガバクテリアの治療は
順調そのものでした。
レモンの体調も良かったことから、
いよいよ疥癬症の治療を
メガバクテリア治療と
併行することになりました。
疥癬症の治療は
一定間隔で合計3回
獣医が直接投薬を行うもので、
私自身が何かすることはありません。
治療を行っている時には
私は待合室で待機するよう言われ、
診察室から聞こえるレモンの
「キー!キー!」という叫び声に
ハラハラしながら待つのみでした。
疥癬症の治療の効果は
すぐに発揮され
インコの足バタバタが
次第になくなって
昼夜に繰り返されていた
あの足踏みが
まるで嘘だったかのように
レモンは従来の落ち着きを
取り戻しました。
メガバクテリア症と
疥癬症の併行治療は
順調に進み、
最後の通院日になりました。
長かった通院を終え、
私は病院を後にしました。
インコの足バタバタに
最初に気が付いたのは
夏でしたが、
全ての治療が終わる頃には
季節は秋へと移り変わっていました。
1回目のメガバクテリアと疥癬症の治療費は4万円也
セカンドオピニオンで訪れた
現在の動物病院で
メガバクテリア症と疥癬症の
同時治療にかかった費用は、
全部で約4万円ほど。
大きな出費となりました。
いつもの診察や糞検査、薬の処方、
皮膚検査が加わった日の会計は
特に高くなり、
1回の支払いが
1万円を超えていました。
この病院の前に通った病院では、
通院すること3回、
誤診された上に
治療の進展はゼロでしたが
それでも合計で13,000円もの
治療費がかかりましたから、
ここまでで53,000円もの
高額治療費を
捻出したことになります。
犬猫に比べると安い金額で
お迎えできるセキセイインコですが、
病気になると治療費は
バカになりません。
…と改めて感じました。
この記事の病院代は
「1回目の」メガバクテリアと
疥癬症の治療費です。
完全に叩いたと思っていた
メガバクテリアが
2ヶ月という短期間で
再発するなんて…
この時は夢にも
思いませんでした。