海技教育機構「青雲丸」練習船実習生3人が自殺や失踪の謎

青雲丸 練習船実習生 自殺 失踪

2017/8/31 「青雲丸」練習船実習生3人が自殺や失踪

海技教育機構は船員の養成などを事業とする独立行政法人です。

機構が運営する兵庫県芦屋市の「海技大学校」の練習船「青雲丸」に乗船していた海技大学校の実習生1人が下船後に自殺し、別の2人も自殺しようとしたり、失踪したりしたと 8月30日に発表しました。

いじめや指導に問題があったとの情報はないということです。

◆海技教育機構によると、自殺したのは20歳の男子実習生。

実習を続けるか悩んでいる様子だったため7月21日に神戸港で下船させ、帰省させましたが、7月28日に警察から名古屋市内で死亡したとの連絡がありました。

◆また7月13日には19歳の男子実習生が香川県小豆島町の坂手港沖で 船から海に飛び込んで自殺を図っています。

このときは陸にたどり着いて、海上保安庁の職員に発見されました。

この実習生は「船に乗るのが嫌になり、船員という仕事が不安になった」と話していたそうです。

◆7月30日には名古屋港で下船した21歳の男子実習生が家族らに「失踪する」とのメールを送り、現在も行方が分からないままになっています。
 
 
海技教育機構は「こうしたことが相次いで起き、大変申し訳ございません。第三者委員会を設置し、原因を調べます」と話しています。

練習船では約120~140人の実習生が訓練しています。

自殺や自殺未遂、失踪が連続するというのは通常考えられません。

これらは連鎖しているのかどうか、その実態も気になりますので、情報が入り次第追記していきます。

 

9/1 自殺の実習生周囲に悩み「自分が船に乗る資質があるのか」

自殺した男子実習生(20歳)が神戸港で下船する前「自分が船に乗る資質があるのか」という悩みを周囲に打ち明けていたことがわかりました。

この男子実習生と、自殺未遂の一人、失踪した一人の計3人は、いずれも海技大学校の2年生です。

自殺した実習生と船内で同室だった23歳実習生
自殺した彼はまじめな子で、教官に怒られた後 「俺、船に乗る資質があるのかな」と悩んでいた。
 
その後、自宅に帰っていると聞いていたが、亡くなったと知って驚いた。
23歳実習生
自殺未遂の実習生(19歳)とは仲がよく、(自殺を図る)前の日ゲームやアニメを一緒に楽しんでいた。 
 
悩んでいるそぶりはなかった。
別の24歳実習生
いじめやパワハラなどは聞いたことがない。
 
なぜこんなことになったのか…。
49歳教官
もっと早く、変化に気づいてあげられたら、こうはならなかったかもしれない。

10/3 第三者委員会の設置により本格的な調査を開始

「青雲丸」の実習生3人が相次いで自殺や行方不明になった事件で、外部の専門家からなる第三者委員会が設置され、本格的な調査が始まりました。

青雲丸で7月、男子実習生が下船後に名古屋市内で自殺したり、別の男子実習生2人も自殺しようとしたり、行方が分からなくなりました。

あれから2カ月が経った今も 1人は行方不明のままです。

これまでの調査では、いじめやパワーハラスメントは確認されていないということですが、機構は同じ船で相次いだことを重くみて、第三者委員会を設けて背景の調査を始めました。

年内を目標に報告書をまとめるということです。

10/13 下船後不明の練習船実習生は自宅に戻っていた

行方が分からなくなっていた男子実習生(21)が10月4日、自宅に戻っていたことがわかりました。

この実習生は7月30日、名古屋港で下船した後、行方がわからなくなっていました。

どこで生活していたかはわかっていませんが、健康状態に問題はないということです。

 
 
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