ロフテッド軌道とは?ロフテッド軌道弾道ミサイルの高度や迎撃が気になる!

北朝鮮 ミサイル発射

新型ミサイル!?高度2000㎞×飛行時間30分の脅威!

「北朝鮮は5/14午前5時28分頃、ピョンアンプクト亀城クソン付近から東北東方向に弾道ミサイルを発射した」との報道がありました。

ミサイルの飛行時間は約30分間、約800㎞先の日本海に落下したと、日本政府が発表しています。

どうやら今回のミサイルは 今までのものとはちょっと毛色が違うみたいですね。

今回の弾道ミサイルは 初めて高度が2000㎞を超えたのではないかと推定されていますし、稲田防衛相は「新型の弾道ミサイルの可能性がある」との見解を示しています

今年7回目の北朝鮮の弾道ミサイル発射。

半数以上は失敗しているものの・・・今回のミサイル発射は通常よりも高度が高い「ロフテッド軌道」で発射されたのではないかという見方もされています。

長距離射程ミサイルなのにわざと短距離で落下させて、アメリカを刺激することが目的ではないかとの推測もあるようです。
 

ロフテッド軌道とは?

ロフテッドは 英語でlofted 「高く打ち上げられた」という意味です。

高く打ち上げる=高角度での打ち上げのミサイルの軌道のことを「ロフテッド軌道」と呼んでいます。

高角度で発射するのですから、当然飛距離は短くなります。

テニスボールを遠くでなく、高角度で投げたところを想像するとわかりやすいですが、ボールが放物線を描いて落ちてくる距離は、すぐ目の前ですよね。

それと全く同じことで飛距離は短いですが、落ちてくる速度は早いです。

すぐに落ちてくるので、もしこれがミサイルであれば、迎撃するのが非常に困難になります。

弾道ミサイルというのは本来、できるだけ遠くの目標地点に到達することを想定して発射されるもので、発射角は30~40度ですが、今回のミサイルはもっと高角度にしたため、高度は高かったのですが、飛距離は短かったのです。
 
 
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今回の弾道ミサイルの高度は2000㎞超

14日に発射された弾道ミサイルは「ロフテッド軌道」だったことから、高度がとても高かったです。

防衛相はこれを2000㎞超えだと推定しています。

2016年6/22に発射された中距離弾道ミサイル「ムスダン」の高度は約1400㎞と分析されていますが、今回のはそれを上回るものだったようです。

日本でロフテッド軌道の弾道ミサイルの迎撃はできる?

高度1400とか2000キロメートルというと、ミサイルは大気圏に突入しているわけですが、打ち上げたときは超高速でも、空気との摩擦が生じるためにミサイルの速度は次第に減速します。

韓国軍はムスダンの時の大気圏突入速度はマッハ15~17だと分析しましたが、それが摩擦等により、マッハ10くらいまで減速したのではないかと考えています。

この速度で飛んでくるミサイルを果たして迎撃できるのか?が心配なところですが。

日本には「PAC3」という地対空誘導弾がありますが、これがミサイルを迎え撃つのは、マッハ7程度の速度までだそうです。

ということは・・・減速するとはいえ、マッハ10で飛んでくるミサイルを迎撃することは難しいと考えるのが妥当かもしれません。

今回の北朝鮮の目的は、米国にミサイルの長距離飛行能力を見せつけることにあるのではないか?という専門家の指摘があります。

はっきりしたことはわからないですが、稲田防衛相の言うとおり新型弾道ミサイルであるとすれば・・・火種のくすぶりが途絶えるのはいつのことなのか想像するのが難しいくらい問題は長引くのではないかと。・・・考えると恐ろしいです…。

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北朝鮮 ミサイル 迎撃