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ペットショップ店員の本音!こんなお客さんにはインコを売りたくない!

ペットショップスタッフの寄稿です

ペットショップには、インコを購入するために多くのお客さんが来店されますが、中には「この人にはインコを売りたくないな」…そんな人がいます。

ペットショップ店員の本音!こんなお客さんにはインコを売りたくない

ペットショップ店員の本音

第1位:インコ飼育に必要なものを買ってくれないお客さん

ペットショップ店員の本音

インコ飼育には必要な用品を
揃えるのにお金がかかりますが

初期費用は1万〜2万円。インコは値段が安いから、すべて揃えてもあまりコストがかからないよな。

…と思っているお客さんも多く、
いざ飼うインコが決まって
飼育用品のご案内を始めると

予算がないので、それは要りません。

…と断られることもよくあります。

特にインコのヒナをお迎えする場合は
保温ヒーターは必須アイテムですが、

値段が高いために予算の都合で
断られてしまうことが多くあります。

予算のことを気にする人は、この先インコが病気になったときに「診察料が高いから」という理由で病院に連れて行かないのではないか。

…との不安もよぎりますが、
なすすべはありません。

第2位:インコを誕生日プレゼントにするお客さん

ペットショップ店員の本音

意外と多いのが、
友達へのプレゼントとして
インコを買っていくお客さんです。

私はペットショップで働くまで
「動物をプレゼントにする」発想が
ありませんでした。

子どもへのプレゼントとして、
自分も一緒にお世話をする前提で
親御さんが買うのならわかるのですが

友達にサプライズでプレゼントしたくて~♪

…というお客さんには売りたくないです。

インコの売買契約をするときは
飼育方法や注意点をお伝えしたうえで、
なにか不安に思う点はないか?を尋ね
安心して飼育が始められるように説明します。

しかしインコをプレゼントとして
買いに来るお客さんは、
新しい飼い主(友達)一緒に来店していません。
とても不安に感じます。

第3位:そもそもインコに無関心で意味不明なお客さん

ペットショップ店員の本音

ほとんどのお客さんはインコを飼うとき、
色や見た目だけでなく、

その子がどんな性格なのかなど、
数羽いるインコたちを見比べて
時間をかけて慎重に1羽を選びます。

しかし中には
これから迎えるインコに
無関心なお客さんもいます。

私が接客したた中でいちばん驚いたのは

どれでもいいので、インコください。

…と声をかけられたことです。

正直なところ、こういうお客さんが
インコに愛情を持ってお世話してくれるのか?
疑問であり、不安です。

第4位:インコを飼うことを家族に反対されているお客さん

ペットショップ店員の本音

インコ飼育に反対している家族がいるのに
インコを買いにくるお客さんも一定数います。

インコが餌を蒔き散らして周囲を汚したり、
放鳥すれば糞をして部屋を汚すことも。

インコ飼育に反対する人が、
これらの問題を受け入れてくれるのか?

おそらくこれは喧嘩の火種となるでしょう。

第5位:人の話を聞かない・聞こうともしないお客さん

ペットショップ店員の本音

インコを飼うつもりで
来店しているお客さんには
インコの飼い方を知らない人がほとんどです。

それでも契約時にしっかり説明を聞いて、
飼育方法を理解してくれなら良いですが、
話を聞いてくれない人も中にはいます。

それでもスタッフは
最低限必要なことは
お客さんに必ず伝えていますが、

その後に問題が発生したときに

そんなことペットショップでは言われなかった!

…とクレームをつけられて
困ることもあります。




ペットショップ店員の本音!こんなお客さんにインコを飼ってほしい

ペットショップ店員の本音

第1位:インコの飼育経験があるお客さん

ペットショップ店員の本音

初めてインコを飼う人でも
大切に育ててくれる方は多いですが、

インコの飼育経験がある人に飼ってもらえると
こちらも安心して販売することができます。

SNSなどでお喋りをしたり
踊ったりするインコを見て、

「かわいいから」と衝動的に
インコを買いに来るお客さんは多いです。

そういう人は飼育方法も知らずに飼いはじめ、
インコが思う通りにならないと
「イメージしていた生活よりも大変!」
をやっと理解して、挙句の果てに飼育放棄
…が巷では増加しています。

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飼育経験者はインコのかわいい一面だけでなく、
お世話をするうえで大変なことも経験しているので

「飼ってみたらイメージと違った!」
と無責任に手放す可能性は限りなく低いです。

第2位:インコの飼育方法を事前に勉強してきているお客さん

ペットショップ店員の本音

「飼育方法は勉強してきました!」
というお客さんに出会うとホッとします。

私の接客経験の中で最も印象深いのは
小学生の女の子が母親と一緒に
インコを買いに来店したときのことです。

その女の子はずっとインコを飼いたくて
飼育本を読んで勉強してきたそうです。

挿し餌を作るときの温度まで完璧に理解していて、
ここまでインコの飼い方をマスターしている
小学生に出会うのも初めてでした。

このようなお客さんにお迎えしてもらえると
「良かった!」と思います。

第3位:インコを大好きなお客さん

ペットショップ店員の本音

何度もペットショップに足を運んでいたり、
インコとの接し方も上手なことがうかがえて

「本当にインコが好きなんだろうな」
と見てわかるお客さんには
ぜひインコをお迎えしてほしいと思います。

もちろん好きなだけでは飼育はできませんが、
このようなお客さんは飼育用品の準備はもちろん、
飼育環境が整っている状態で来店することが多いです。

インコが可愛がってもらえそうな
お客さんの元へ行くことが決まると、
ホッと安心します。

第4位:インコ飼育について質問してくるお客さん

ペットショップ店員の本音

インコの契約が決まり、疑問点を質問してくるお客さんは

ちゃんと今後のインコがいる生活をイメージできているのだな。

…と思い、安心します。

初めてインコを飼うのに
「なにか不安な点やわからない点などありますか?」と聞いても
「大丈夫です」としか言わないお客さんは
「本当に大丈夫なのだろうか!?」と心配になります。

第5位:インコにお金をかけることを惜しまないお客さん

ペットショップ店員の本音

店員たるもの、
お店の売り上げを上げて
会社の利益に貢献することが求められます。

契約時にどれだけ
用品を売ることができるか?を重視して
接客することが求められます。

もちろん必要ないものを
勧めることはありませんが、
あると便利なグッズは
ひと通りご案内します。

たとえば通院時に必要となるキャリーケースや
水浴び用の容器など。

必要最低限のものだけを
買うお客さんが多いのですが、
中には私が勧めるものを
すべて買ってくれる方もいて

インコにお金をかけるのを惜しまない
お客さんに飼ってもらえたインコは、
幸せに暮らしていけるだろうなと
安心できます。