虹の橋(葉祥明)
20代女性 やさしい挿し絵とともに
ペットがなくなった後はどこへ行くのか
…を想像できるお話です。
一年前に私は愛犬を亡くし、
ひどいペットロスになりました。
そんなときに友人から
プレゼントされました。
虹の橋のふもとで飼い主さんを待っている、
元気にみんなと遊んでいる
飼い主のことを心配している
…との内容に胸が締め付けられました。
今でも時々この絵本を開くたびに
亡き愛犬を思い出して泣いてしまいますが、
心が温かくなるおすすめの一冊です。
ペットたちは死後も生きている(ハロルド・シャープ)
50代女性 この筆者は霊能者であり、
スピリチュアル的内容がOKの人におすすめです。
この世での役目を終えた動物たち、
犬・猫・鳥・馬…が
地上とは比べられないほど
美しい世界にいて、
元気に暮らしているのが見える
…と筆者は語ります。
その飼い主もまた
「見えない扉」を通ると
かつて愛した動物たちと再会できる…とも。
そんな世界を信じられなくても、
日に一度でも天国で暮らす
元気な愛する子たちを妄想し、
ぬくもりを思い出すのは
そう悪くないと思えます。


ありがとう。また逢えるよね。ペットロス 心の相談室(横田晴正)
30代女性 著者で僧侶の横田さんが
ペットと飼い主さんのために、
ペット霊園を設立したのには理由がありました。
幼少の頃から動物の死に目に
居あわせることが多かった横田さんは
ある疑問を持ち始めます。
動物の命は軽く考えられがちではないか…。
自分が動物たちの代弁者になって、
その命が尽きても人間と同じように
弔ってあげようと決意して
僧侶の道に進みます。
永遠の別れは誰もが
例外なく経験するものですから、
対象が人間でも動物でも
同じ気持ちになって
当然だと思うのです。
ペットがあなたを選んだ理由―犬の気持ち・猫の言葉が聴こえる摩訶不思議(塩田妙玄)
50代女性 ペットのボランティア保護活動をする
著者の塩田妙玄さんは
愛犬を亡くしたことをきっかけに、
仏門に入り尼僧になりました。
尼僧という立場から、
ペットの生死に関わるあらゆる悲しみ、
苦しみに寄り添っています。
ペットと飼い主が出会った理由から、
ペットの死後、飼い主への気持ちまで言及され
悲しみを受け入れること、
ペットとの楽しかった日々を糧に、
どう生きて行けばいいのかまでを
余すところなく書かれています。
私はペットロスをテーマにした本の中では
これがいちばん心を打つ本だと思います。
わすれられないおくりもの(スーザン・バーレイ)
40代女性 以前、美智子皇太后が
紹介していたことでこの絵本を知りました。
私がペットロスの時には
これに出会うことはできませんでしたが、
大切な友人が長年連れ添った
愛犬を亡くした時にこの本を贈りました。
アナグマはとても賢く
皆に好かれ頼られる村の長老で、
年老いて自分の命が
そう長くないことを悟ります。
残していく友達の動物たちが
アナグマの「死」を恐れる気持ち。
アナグマがいなくなったことへの「寂しさ」
アナグマ自身が「死」を受け入れる気持ち。
「死」というテーマを通じて
死を迎える側、
死を受け止める側の
両方の気持ちが分かります。
亡くなった時はいっぱい泣いたらいい。
悲しいときは悲しいと泣いたらいい。
やがて時が経ち、アナグマとの思い出が
残された者たちのかけがえの存在と
なっていくのが分かる、
心にしみる絵本です。
アマゾンのKindle Unlimitedで無料で読める本(初回30日間無料)
以下は、2023年2月時点で アマゾンのKindle Unlimitedで0円で読める作品です。