ペットロスカウンセリングで幼い娘の心のケアをした鳥のロスト体験談

ペットロスカウンセリングで幼い娘の心のケアをした鳥のロスト体験談

ペットロスカウンセリング
画像はイメージです。

 

これはロリキートの飼い主さんの寄稿です
我が家ではレインボーロリキート(この体験談当時は2歳)を飼っています。

カラフルで人懐っこいロリキート(モコモコ)は娘の大親友でした。

ある日、家に帰ると娘がワンワンと泣いています。

どうしたの?と聞いてみると 餌入れの容器とケージを誤って倒してしまい、驚いて飛び出したモコモコが窓から逃げて行ってしまったそうです。

一生懸命に大親友のお世話をしようとしたときのミスなので仕方がありませんが、これは幼い娘にとっては親が想像する以上の大きな事件だったのです。

もちろん鳥を逃がしてしまった精神的ショックも大きかったですが、それ以上に娘が

モコモコが怒って逃げちゃった!

…と思い込んでしまったことが よけいに問題をこじれさせていました。

ケージの転倒と鳥のロストで二重のパニックとショックを受けた幼い娘

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ロリキートは一般的なインコとはエサの種類がまったく違っていて、固形物を食べることがありません。

野生のロリキートは果実や花粉、花の蜜を食料にしているそうですが、それはまるで舌で果汁のエキスを飲む?というか食べる?といった感じです。

そのため、まず大変なのは エサをこまめに用意する必要があることです。

また流動食のため軟便なのでケージが汚れやすく、こまめに清掃しなければいけません。

娘はケージの掃除をした時に重くて倒したのだと思います。

モコモコは少し窓が開いていても逃げることがないぐらいなついている子だったので、勢いよくケージを倒してしまったことでモコモコもかなりびっくりしたのと同時に怖かったのではないかと思います。

娘はケージの転倒とモコモコがいなくなってしまった二重のショックとパニックで、これまでにないような大きな声で泣いていたのです。

逃げてしまったことに関しては仕方のないことですが、

あれだけなついていたのに・・・戻ってこないのか…。

言葉では上手く表現できない「モヤモヤ感」で 娘はもちろんのこと、家族一同がいたたまれない気持ちになってしまったのでした。

それでも 大きなケージを倒したにもかかわらず娘に怪我がなかったことは不幸中の幸いでした。




娘の精神的ショックを心配してペットロスのカウンセリングを受けてみた

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モコモコがいなくなったことは我が家的大事件ですが、それよりも幼い娘の精神的なショックの方が私は心配でした。

知り合いにカウンセラーがいるので、思い切ってカウンセリングの専門家に相談することにしました。

その時にアドバイスされた解決策は

娘さんはまだ小さいので 一生懸命に鳥を探すことによって気を紛らわすことから始めてみてはどうですか。そしてしばらくして気持ちが落ち着いてきたら、少しずつ生活の中からモコモコのいた痕跡をなくしていきましょう。

このアドバイスを受けて再度家族みんなで話し合った結果、これからしばらく無理のない範囲内で モコモコの捜索を続けていくことに決めました。

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そしてまず最初に取り掛かったのは、レインボーロリキートのロストのSNS拡散です。

拡散してみると びっくりするぐらいの大量のコメントが届きました。

これだけを精査するだけでひと苦労でしたが、同じようにインコやネコ、イヌとはぐれてしまった人達とネット上で交流出来たことはメリットでした。

なぜなら 娘がいろんな人たちのコメントやアドイスを見聞きすることよって、少しずつ心がケアされていったように思えたからです。

あの時のことは 皆さんの温かい言葉や心遣いに「ありがとう」と感謝の言葉しかありません。

拡散によってモコモコを見つけることはできませんでしたが、SNSの凄さを、私はこのときに改めて実感しました。

ペットへの愛情が強すぎるとペットロスのショックが大きいけれど…

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その後も私は娘と一緒にモコモコ探しを続けていたものの、そもそもロリキートは餌からして珍しい鳥なので、正直に言うと「もう二度と会えないだろうな」となかば諦めかけていました。

鳥類は1日食べられないだけでも命の危機に瀕しますが、ロリキートはとても消化能力が高いインコなので、エサを与えないとすぐに倒れてしまいます。

しかも果物などの柔らかいものでなければ食べることができません。

田舎の畑が広がる地域でしたら うまくいけば自然の中で生き抜くことはできるかも知れませんが、都心部ではそもそもエサがありません。

鳥の迷子は2~3日で見つかれば助かるかもしれないと思いましたが、モコモコのケースでは8割方「難しいのでは?」と考えていたのです。

しかし娘をペットロスの辛さから1日も早く救い出すためには、しばらくは家族でモコモコ探しを諦めずに続けようと決めていたのです。

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モコモコが逃げてから3か月ほど経過したある日、私たちの目前に 思わぬ光景が飛び込んできました。

自宅から徒歩圏内にある八百屋さんで色鮮やかなロリキートが鳴いていたのです。

あれ!?もしかして・・・モコモコ!?

鳥に向かって名前を呼びかけると その鳥は大興奮して鳥かごの中で飛び跳ねています。

それは間違いなくモコモコでした。

八百屋の店主によると 我が家から逃げたその日にモコモコがここまで飛んでやってきて 試食の果物を食べているところを見かけて保護したそうです。

それ以来、うちの看板娘として働いてもらっていたんですよ。
モコモコ、保護してもらって 今まで食べたことがないおいしい果物を食べられて 楽しかったんじゃないのか?

…と思うくらい、モコモコは元気にケージの中で踊っていました。

とても人懐っこい子なので モコモコとの別れは店主も寂しそうでしたが、再会を果たした娘の喜ぶ顔をみて「良かったね」と言ってもらえました。

まさかこんなハッピーエンドな展開が待ち受けているなんで、想像もできませんでした。

家族一丸となって続けていた迷子の愛鳥探しは精神的につらい思いもありましたが、私にとっては家族の絆がさらに深まった貴重な体験でもありました。

今回の経験を通して ペットに対する愛情が強すぎるとロスした時のショックが大きいことが身にしみてわかりました。

ですが、ペットを家族の一員としてお迎えして暮らすことは 人生経験として大きなプラスになることは間違いありません。

この貴重な体験から 幼い娘もそれをきちんと学び取っただろうと私は思っています。