オランダでDNAサンプル提供から25年前の殺人事件の容疑者特定

オランダ DNA鑑定

オランダ警察は25年前の殺人事件の捜査で実施した先例のない規模のDNAサンプル提供の呼び掛けを通じて容疑者を特定し、身柄を拘束したと発表しました。

容疑者が特定されたのは、ミリカ・ファン・ドールンさん(当時19歳)が深夜に帰宅するためバスに乗ったところを目撃されたのを最後に行方が分からなくなり、1992年6月8日にアムステルダム近郊のザーンダムの池で他殺体となって発見された事件です。

検視の結果、ファン・ドールンさんは性的暴行後で殺害されたことがわかりました。

遺体から見つかったDNAを鑑定した結果、犯人はトルコ系の人物であることがほぼ確定したため、警察が1992年に遺体発見現場近くにいたか在住していたトルコ系男性らにDNA提供を呼び掛けました。

それに協力したのが約130人で、これらのサンプルを鑑定したところ、提供者の1人が 遺体から見つかったものと酷似するDNAを持っていることが判明。

そして芋づる式に この提供者の親族であるザーンダム出身の47歳の男が容疑者として浮上し、12月9日にオランダ警察はこの男を逮捕しました。

この容疑者から採取したDNAが遺体に残されたものと100パーセント一致したと発表しています。

オランダでは、2012年に大規模なDNAサンプルの収集を認める法律が成立していますが、大規模なDNA鑑定の結果、DNA提供者の親族をたどって容疑者を特定できたのはオランダでは先例がないということです。
 
 
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