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大久保清怪談② ヤラセではない「夢枕に立つ女」の存在の件

こちらの つづきです。

大久保清怪談① 凶悪犯が怯えた「夢枕に立つ女」のからくり
私の幼少期に近所で起きていた大久保清連続○○事件で、週刊誌報道もなされていた心霊現象を振り返ってみた

大久保清怪談② ヤラセではない「夢枕に立つ女」の存在の件

大久保清怪談

警察が幽霊の話を一般に公表するのは、実は伝統的な犯人追求の方法らしい。

静かすぎる環境、孤独、不気味なカラスの鳴き声、腹の底に響く鐘の音、窓の外から見える〇害現場…舞台を整えるだけの他愛ないやり方で、大久保清は完落ちした。

大久保清がお寺の鐘の音を嫌ったのは、それを女の叫び声のように感じてきたからだ。

独房に放り込まれていると、どんな凶悪犯でも精神的にまいってくるもの。

ちなみに連合赤軍事件の永田洋子も全く同じだったようで、大久保清と同じ松井田署への移監で、ますます心の動揺が激しくなっていった。

永田は幽霊を見たわけではないが、印旛沼事件から山岳ベース事件までの犯行を、松井田署で洗いざらい自供している。

私は痛烈な自己批判の気持ちを込めて、同志14人のを明らかにしたいと思います。

…と逮捕から54日目にして「自己批判書」を綴ったのだ。

大久保清怪談

留置場で被害者が夢枕に立つ…これは「拘禁性ノイローゼ特有の幻覚症状」と片付けられることが多い。

夢枕に立つ…というと、怪談風に「恨んでやる!」とか「なぜ56したの?」とか…そういうセリフを思い浮かべるかもしれないが、大久保清の場合は夢枕に立つ女の恨み言が妙にリアルで具体的

あの女より私の方が先に56されたんだから、〇体を出すのは私の方が先だ!

大久保清の夢枕に立った女はすべてが幻ではない

大久保清怪談

だけど…私は「本物の亡霊」が、少なくとも1人は、現実に夢枕に立っていたのではないかと思っている。

現代でも「ガイシャが夢枕に立つ」と訴えて迷宮入りしていた事件の真犯人が、数年経ってから自首した話はけっこうある。

すべての人間が霊能者だから、本来は誰もが霊を視る。

あまり霊能力が強くない大多数は 普段はスイッチオフの状態だから、視えない存在とは周波数が合わない仕組みになっている。

しかし「もしかして何かがいるかも」「出るかも」「こわい」「自分が悪かった」の気持ちが高まってくると、意図せずスイッチがオンになってしまう。そして脳裏でそれを捉える。

無意識にチューニングが合ってしまって「視えちゃう」のは決して珍しくないし、霊感ゼロの人はいないから、何かきっかけがあれば、明日は我が身だ。

この世の最後に感じた強い恐怖や執着は 現世に「念」として残りやすく、それが消えるまでにはかなりの時間を要する。

かつて「幽霊の寿命は400年」説が流れたことがある。

真偽のほどはさておき、戦国時代の落ち武者の幽霊の目撃談が激減していることや、髪型が「みずら」の古代人の幽霊がほとんど目撃されないことは、これで説明がつく…というのだ。

本物の実力を持つ霊力者…たとえば桜井識子さんは古代人の姿も視えるようだけど、一般人からはそういう話は確かに聞かない。

本当に400年も残るかどうかはわからないが、生きてる人間でさえ「生き霊」という名の「念」を飛ばすくらい、念はしぶといものであることは間違いない。

 

大久保清怪談

それに…あんな56され方したら「恨み」の念は残るよ。

地検検事の見解では

56した女性のほとんどと何度もデートを重ねているように供述しているが、8人中少なくとも5人は〇害当日が初対面と思われる。〇害過程に不自然さが目立ち、取ってつけたような部分があって信用できない。

…とされているが、〇人にくちなし…それを証明できる人はいない。だから大久保清の言い分そのままに裁判が進み、作品としてメディア化されている。

大久保清は56した女性を侮辱し、相手に非があるような供述内容が多いが、はたち前後の若い女の子が36歳の中年男を手玉に取るなんて考えづらい。これが嘘八百なら、その悔しさは計り知れない。

そのせいで巷では、群馬の女は節操がない!とか、尻軽すぎる!とか、群馬はカカア天下で気が強い女が多いからあんな目に遭ったんだ!とか、散々な言われようだった。

何の罪もない遺族も、赤の他人からさんざんバッシングを受けてお気の毒だった。

8人の中から1人や2人、本物の亡霊が出てきても全然おかしくない状況でしょう、これは。

たぶん幽霊の正体は「幻」95%「念」5%

大久保清怪談

大久保清が霊感チューナーを無意識のうちに合わせて 受難者の無念やじくじたる思いを受信したから、ガイシャの無念が具現化した=本物の亡霊が現れた…と私が思ったのには、もうひとつ理由がある。

実は夢枕に立つ女は、大久保清が松井田署に移される前から、ちらほら現れていた。

大久保清が逮捕されたのが5月14日。前橋署から松井田署に移監されたのが7月18日だが、その前から女が夢枕に立っていたようだ。

大久保清 7月13日の現場引き当たりは、俺は道順を遠回りしても、加藤晴美(仮名)の〇体だけは出すつもりでいたんだ。 ところがその前の晩に夢を見たんだよ。 加藤晴美より前に〇した女がおれの枕元に立って『私の方が先だ。私をどうしてくれるの?』と脅かすから、加藤のところに案内できなくなっちまったんだ。それよりずっと前にも同じようなことがあって自供できなかった。 取調官との約束を破ってすまないと思ってるよ。 俺なりに反省してるんだ。

これはやっぱり、本物を視ちゃってるでしょ~…という気がする。

大久保清怪談

幽霊は95%くらいは想像の産物だと思うが、5%くらいは本物だと、私は自分の体験を通して思っている。

特に気を付けなければいけないのは人の念で、時に人の命を奪うことさえあるくらい、こびりついた「念」はヤバい。

たとえば現代でも丑の刻参りは存在する。その科学的効果は証明されていなくても、これを「非科学的w」と一笑に付せる人は少数派だと思う。

もしも自分に見立てた人形が釘で打たれていたことを知ったら…ビビるよね?

人は感情の生き物。心理的作用もかなり大きいから、それだけでも具合が悪くなる。そうしたら呪術師の思うツボ。

逆に、何も知らなくて身体に支障が出てくる人も一定数いるし、ヤバいものが来てもたぶん無意識のうちにバリアを張ってる(←あくまで推測)室井滋さんみたいな人とか、こんな人 もいる。

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そう考えると、この世で「生きている人間」の次に怖いのは 人の「強い念」や「悪い気」だと実感せざるを得ないのだ。

大久保清怪談

コミックの「強制除霊師・斎」「哀しみの悪鬼」の巻に、呪詛の話が収録されている。

気に入らない新入りのパートさんに見立てた紙の人形(ひとがた)にまち針を指して呪いをかけるおばちゃんの話。

このおばちゃんは前世で性根が腐った呪詛師だった。今生では普通の主婦だけど 呪いの腕前はセミプロ級で、呪詛の相手に本当に災いが起こってる。

最後は呪詛返しを受けて「人を呪わば穴二つ」の結末…でもこういうことってマンガだけでなくて実際あるので「人の念」「悪い気」には要注意。

「強制除霊師・斎」はこちらから無料で読めますよ

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