オカメインコの飼い主の寄稿
我が家にはオカメインコがいます。
セキセイインコとコザクラインコの
飼育経験はあったのですが、
オカメインコについては
勉強不足のまま
飼育を始めてしまいました。
そして実際に飼い始めてぶち当たった問題が
オカメインコの「脂粉」でした。
オカメインコの脂粉対策で空気清浄機を使わない6つの方法
オカメインコが一人餌になった時から
一般的な金網タイプのケージでの
飼育が始まりました。
それと同時に、
室内に小さな羽が飛び散ることと
通称「オカメ粉」と呼ばれる
脂粉が舞うのが気になり始めました。
脂粉は見た目は粉のようでしたが、
触れると少しべたつきがある
パウダーであることが分かりました。
床に落ちた脂粉を掃除機で吸っても、
掃除機では完全に吸いきれていません。
掃除の際にケージを動かすと、
日々の掃除では取り切れなかった脂粉が
壁や床に白くはりついています。
オカメパニックが頻繁にあったので
何かの拍子に驚くとパニックになって
ケージの中を飛び回り、
それに伴ってケージの底に落ちた
小さな羽や脂粉が周囲に飛び散りました。
「脂粉は人間のアレルギーの原因になる」
と知った私は、
自分がそうならないための対策を
考えるようになりました。
オカメインコケージをサンルームに置いたら脂粉対策にはなったけれど…
オカメインコが1~7才ころまで
住んでいた自宅は特殊な間取りで
リビングの隣にサンルームがあり、
ケージはそこに置かれていました。
サンルームとリビングの境には
ガラス扉がついていたので、
ガラス扉を閉めることでリビングに
脂粉や小さな羽が入ってくるのを
防ぐことができました。
サンルームは人が足を踏み入れる
アクリルケージケースのようなものでした。
扉がガラスだったので
リビングの様子を見ることができたため、
ひとりぼっちにされる不安を
インコが感じることはありませんでした。
サンルームには窓があるので、
通常は窓を開け放っておくことで
脂粉や細かい羽を外へ出せました。
さらにケージの隣に
空気清浄機を置いて
稼働させていました。
ケージの置き場所(サンルーム)と
空気清浄機の併用で
当時のオカメインコの脂粉問題と
小さな羽の飛び散りは
一応改善できていましたが、
その後の時間の経過とともに
いくつかの問題点が浮上しました。
最近の空気清浄機は
静かな造りになっていると思いますが
5年前の古い型の空気清浄機は
気になる稼働音がしていました。
その音に驚いて
オカメパニックが起こったので
「これでは本末転倒だな」
…と思うことが度々ありました。
5年前に現在の家に引っ越ししましたが、
引っ越し先は一般的な間取りでしたから
サンルームはありません。
そこで引っ越し後はリビングに
オカメインコケージを置くことになり、
脂粉と小さな羽の飛び散りに対する
新たな対策を考える必要が出てきました。
オカメインコの脂粉対策で空気清浄機を使わない6方法を試してみた
引っ越しと同時にケージの脂粉の
飛び散り対策を考えるにあたり、
今回は空気清浄機を使わないと
決めていました。
飛び散りを防ぐ工夫
定期的な水浴び
水拭きとモップがけ
見落としがちなエアコンクリーニング
ブルーシートやネットを貼る
ケージのトレイに水を張る方法をアレンジ
2年ほど前に近所に
ペットショップがオープンし、
そこの小鳥売り場では
鳥かごのフンきり網の下の
引き出し(トレイ)に水を張って
脂粉や羽やごみを受けていました。
水が張ってあるので、
落ちたものが舞い上がりません。
…と考えましたが、
始終水を張っておくことは
カビの発生などの衛生面で
不安になりました。
そこで引き出しにペットシーツを敷き、
吸水ポリマーを湿らせておくことに。
これならペットシーツに
脂粉や小さな羽が吸い付いて
舞い散りを防げますし、
交換も簡単にできて
一石二鳥でした。
オカメインコの脂粉対策で水浴びを定期的にさせる
ネットで脂粉対策を検索したところ、
定期的に水浴びをさせるアイデアを知りました。
うちのオカメインコは
自分から水入れに飛び込む
豪快な水浴びをしませんが、
霧吹きでの軽い水浴びが好きなので、
定期的に霧浴びをさせています。
脂粉は防水効果があるので
あまり効果はないのかもしれませんが、
脂粉の舞い上がりは減りましたし、
少しでも脂粉を落とせればいいや
…という気持ちでやっています。
オカメインコケージを新調し半アクリルケージに変えた
脂粉や小さな羽をリビングに
飛び散らないようにするために、
四方すべてをアクリルで囲うのがいいと思い
ケージをアクリルケースに
入れることを検討しましたが、
インコを密閉空間に
入れっぱなしにする時の
通気性と空気の悪さに
不安を覚えたので
アクリルケースの導入は却下し、
ほかに何かいいケージがないか?
…と探しました。
そしてみつけたのが
2面がアクリル板で
2面が金網になっている
アクリルケージです。
冬は防寒も兼ねて
金網部分に透明シートをつけており、
脂粉や小さな羽の飛び散りを
ある程度まで抑えられました。
水拭き&モップがけ
なんだかんだ言っても
脂粉対策にはこまめな掃除がいちばんです。
ケージの掃除の際にケージ周りの床拭きと
ケージの内部の水ぶきをしています。
フローリングの掃除のモップレンタルと
エアコンクリーニングで
ダスキンを愛用しています。
見落としがちなエアコンクリーニング
脂粉は舞い上がるので
見落としがちなエアコンのメンテナンスも
定期的にやる必要があります。
脂粉が原因でエアコンが
故障するかはわかりませんが
懸念材料のひとつではありますので
意識的にクリーニングをやります。
気になる所にブルーシートをはる
これは ブログ主が
インコ部屋で使ってる方法です。
白いクロスに脂粉がついても目立ちませんが
ブルーシートが真っ白になるので…
我が家は空気清浄機を
365日稼働していますが
相当なもんです ^^;
ブルーシートのほかに
ブルーのネットが写っていますが
これはエアコンへの鳥よけです。
この対策で壁の掃除が格段に楽になりました。
この記事では「空気清浄機なし」の方法を紹介しましたが、
鳥を飼っているなら、空気清浄機は必須だと
個人的には思います。
掃除面だけでなく、
飼い主の健康を守る対策が最重要だからです。
空気清浄機と併用させる脂粉対策をおすすめします。