本サイトには広告が含まれます
PR

老鳥のケージレイアウトと鳥の介護で配慮するべき7つのポイント

老鳥のケージレイアウトと鳥の介護で配慮するべき7つのポイント

インコたちも、その種の寿命の限界値を超えるまで長生きする子が増えています。

「鳥は弱い生き物」「すぐ死んでしまう」なんて今は昔。

バードフードの改良・進化、飼い主の飼育知識の向上、鳥専門の病院の増加により、昔は最期を見守ることしかできなかった鳥たちの寿命が格段に延びています。

それはとても喜ばしいこと…ですが、飼い主として「鳥のご長寿に寄り添って生きる」覚悟が求められます。インコは長生きするので、老々介護を覚悟する必要が出てくることもあります(私もそうです)

でも、どんな対応やお世話をするのがベストなのかは、一概に「これ!」と言えないのが難しいところ。老鳥のQOLは飼い主次第ですが、1羽1羽、老化の程度も進行も違います。

この記事で紹介する内容は絶対ではありません。「鳥の数だけある」老鳥との暮らし方の「いくつかの事例」と思ってお読みください。

インコの老鳥介護とお世話で配慮すべきポイント

オカメインコを例にしている内容ですが、年齢などの数値以外は、インコのお世話に共通する内容です。

インコの老鳥は何歳から?

オカメインコは7歳くらいからが中年期、10歳を過ぎるとシニアとされています。

とはいえ、オカメインコには10歳過ぎても産卵しているメスもいますし、13歳になっても過発情になるオスもいます。人間もそうですが、インコも精神年齢と肉体年齢に開きがあるのかもしれません。

老化の年齢は鳥種や個体差でだいぶ開きがありますから「年齢換算表」はひとつの目安に過ぎません。

 

セキセイインコは10歳で人間年齢の65歳前後に該当すると考えられていますが、大体7歳くらいでシニアと言われることが多いです。

鳥自身は老いを自覚していません。

体がしんどくなってきたことは自覚していますが、思うようにならない体に適応しようと相応に行動しているだけで、人間みたいに「年を取ったなあ」などと悩みません。目の前にある事実と状況に淡々と対応していくだけです。

とはいえ老化に伴って人間との距離を縮めてくる個体が一定数います。手乗り崩れだったインコがベタ慣れに戻ったりするのも、そんな一種の老化の現れです。

インコは中年期以降の生活が長いですが、「老鳥」の認定は年齢ではなく、老化の兆候や状態で「飼い主が」決めているケースがほとんどではないでしょうか。

老鳥は寝てばかり!?動きに現れる老化現象

老鳥は寝てばかり。寝て過ごす時間が長くなる。
老鳥はケージからあまり出たがらなくなる。

老鳥は飛ぶのが遅くなる。下手になる。飛べなくなる。
老鳥は動きが鈍くなる。息があがりやすくなる。

老鳥は食欲が落ちてくる。あまり食べなくなる。
老鳥はあまり水浴びをしたがらなくなる。

老鳥は嘴の力が低下する(硬い餌を砕けなくなる)
老鳥は噛む力がなくなってくる。噛まなくなる(攻撃性の低下)

老鳥は荒鳥だったのが手乗り気味になる(飼い主への依存心が強まる)
老鳥は止まり木から落ちやすくなる。落ちる。飛び移れなくなる。

老鳥は静かになる。あまり鳴かなくなる。さえずらなくなる。

老鳥の体重の管理は重要ポイントのひとつ

オカメインコは雛・若鳥・成鳥・老鳥問わず、毎日体重を測る習慣をつけておくことは、愛鳥の健康を守ることにつながります。

鳥は羽で覆われているので太っても痩せても見た目でわかりづらいものです。

その点、体重の数値を見れば客観的に体調の変化を知ることができます。

体重が急激に増減する時は、何らかの病気の可能性が大きいですし、体重の増減は動物病院での治療方法の目安にもなります。

肥満の予防のためにも、毎日同じ時間帯にインコをスケールに載せ、記録を取っておきましょう。

「朝起きてすぐに計測」など、同じ条件やタイミングで計ってください。

老鳥は食べる量が減って来るだけでなく、次第に筋肉量が減って来ることから、自然と体重が落ちてくるもの。しかし「老い」が原因の体重減少は、急にがくんと数値が落ちてくるわけではありません。体重は記録しておき、3か月~6か月くらいのスパンで比較すれば、体重減少の変化に気づくことができます。

老鳥のフンのチェックを毎日欠かさないこと

老鳥になると内臓の機能も衰えてきます。

インコのフンを毎日チェックすることで、餌をきちんと消化・吸収できているか、感染症にかかっていないかなどの異常を素人でも判断することができます。

インコのフンの色・形・固さ・臭い・などをふだんからしっかり観察していれば、体調不良にいち早く気づきます。

いつもと違う違和感を感じたら、早めに病院を受診しましょう。

インコのフンの異常から考えられる病気

フンが大きい…卵管炎
尿が黄色い…オウム病(クラミジア症) 肝炎
フンがお尻から垂れ下がっている…ジアルジア
下痢でフンが黒い…消化管内真菌症
血便…胃腸炎 中毒 消化管内異物(放鳥時などに鳥が異物を飲み込んだ)
緑色のフン…亜鉛中毒 ※青菜や着色料を食べて緑色になることもある
フンの水分が多い…消化管内異物 そのう炎 卵詰まり 腹水 胃腸炎 肥満
多尿…痛風 ヘキサミタ 中毒 肝炎
食べた餌がそのまま排泄された…消化管内異物 消化管内真菌症

インコは体調が悪いことを周囲に隠そうとします。自然界で弱ったことを外部に悟られては真っ先に狙われてしまう…野生の本能から来ているのですが、ペットとして飼われているインコも同様に体調不良を隠しますし、餌を食べているふりもします。

ルイの時にも、彼がきちんと餌を食べていると私は思い込んでいました。餌を食べているふりは見抜きにくいですが、糞の数は絶対にごまかしがききません。

糞の数が25個以下の場合は インコが餌を食べていないか、体調不良を疑った方が良い

…と小鳥の病院で教えてもらいました。

また、白っぽい尿のみの糞が多い場合は水分ばかりを摂取していて餌をあまり食べられていない…ということです。

私は毎日、うちの子の糞の数をチェックしていますが、成鳥のマメルリハインコで、1日に大体30~45個程糞をしています。
引用元:マメルリハの急死でインコの飼育方法7つの極意を得た体験談

老鳥のケージレイアウトとバリアフリーの注意点

老いを重ねれば体の様々な機能が衰え、今までできていたことが困難になるのが普通です。

止まり木から落ちる。
飛翔から着地の際にバランスを崩す。飛べなくなる。
ケージに寄りかかっていることが多い。
止まり木に止まれなくなり、床に座り込む。

これらの兆候があれば、趾(あし)の握力が落ちてきているのかもしれません。ケージや住空間を工夫する必要があります。

止まり木の位置を低くする。
趾が安定するように止まり木の太さ・材質を変えてみる。
ステップなど、平らな面を作る。
着地する場所にクッションを敷いてみる

 

関節炎で体を屈曲させるのが困難になったら、餌入れ・水入れを浅くして、楽な姿勢で食べられるようにします。

ただし急にケージ内の配置を変えると、鳥が混乱してパニックになることもあるので、ケージレイアウトの変化は少しずつ進めます。

餌入れ・水入れがいつもの場所にあれば、たとえ視力が衰えてきても、落ち着いていつも通りに生活できます。

白内障のインコに対して飼い主ができることはあるのか?…と思い、先生にたずねると

何か治療をしたいなら目薬になると思いますが、私はそれにはあまり効果がないと思っています。

そうあっさり言われました。

それよりも、もうお年寄りのインコなので、こういう状況(片目の視力が落ちている)を理解して穏やかに暮らせるように、飼い主さんが工夫してあげてください。

 

これは勘違いしてしまう飼い主さんが多いのですが…視力が弱くなったからといって、急にケージのレイアウトを変えるのはやめてくださいね。

最近掴む力がだいぶ弱くなってきていたので「ケージ内のレイアウトを変えたほうがいいのかな」と考えていたところだったのですが…

止まり木を細くするくらいならいいですが…レイアウトを変えてしまうと、せっかく覚えているケージ内の感覚が活かせなくなってしまうので、視力が落ちてきた子にはそれはよくないですよ。

インコの中には白内障で全盲になる子もいるけれど、どこに何があるかを覚えているので、ケージ内をそのままにしておけば、視力を失っても適応できる場合が多いとのこと。

飼い主さんが「よかれ」と思ってレイアウトをガラリと変えてしまうと、インコはどこに何があるのかわからず、環境に適応できなくて食欲が落ちたり怪我をしてしまったりと、さらに悪い結果になってしまうことがあります。

引用元:サザナミインコとの出会いから老鳥介護まで14年間のお世話の体験談

老鳥の止まり木は足にやさしくてインコの本能を満たすものを選ぶ

これは老鳥だけに限らない話です。若いころから足が悪いインコが多くいます。

長期間不適切な止まり木の影響から趾瘤症(バンブルフット)になっていたり

インコのバンブルフット対策には止まり木保護テープと自然木のパーチ
老若に関係なく、足が悪い・止まり木に止まれなくなるインコは意外に多いです。その原因のひとつがバンブルフット(趾瘤症)インコのバンブルフットを予防・改善するための止まり木と保護テープの使い方を紹介します。

腎不全から痛風を発症しているなど、足を悪くして止まれなくなってしまう鳥も少なくないです。

インコの足に余計な負担をかけないように、若いころから足にやさしい止まり木を選んでください。

404 NOT FOUND | オレンジログ
黄昏世代のライフエンディングメディア

老鳥には足指の握る力が衰えることで止まり木に止まれなくなる個体もたくさんいます。

そうなってしまったとしても、インコは習性として止まり木に止まったり、ケージの金網にとりつくのが大好きです。

止まり木に止まれなくなったからといって老鳥用のケージレイアウト変更の一環でいきなり止まり木を撤去するのは良くないです。インコが精神的に不安定になっておろおろしてしまうことが多いからです。

止まり木を使うのが難しくなったインコには床の据え置き型の止まり木やステップパーチなどを使うのがいいでしょう。

完全に床生活になってしまってもちょこんと止まり木 のようなものがあるとインコに喜ばれます。

老鳥の保温は超重要!温度管理と寒暖差の把握をしっかりと!

老鳥になると代謝が悪くなり体力も落ちるので、急激な気温の変化に順応することが難しくなります。

冷え込みの厳しい朝晩や、季節の変わりめの寒暖差が激しい時は、空調管理に注意してあげてください。

オカメインコは暑さに強い鳥ですが、日本の夏は湿度も高く猛暑日も多いので、熱中症にも注意が必要です。

夏場にエアコンのきいた室内では体を冷やし過ぎることも多いので、ケージ周りをカバーするなどの配慮も必要です。

老鳥の様子をよく見ながら、適切な温度湿度を管理しましょう。

暑すぎ・寒すぎだけでなく、日中の寒暖差が大きな春・秋も注意が必要です。ヒトと同じでインコの場合も寒暖の差が激しい時期が最も体調を崩しやすく危険です。

最近の温度計はスマホ連携型やスマート家電対応型など優秀な機種がたくさん登場しています。そういったものを活用して温度の「数値」だけにとらわれるのではなく、寒暖差までしっかり把握するようにしましょう。

 

冬場の保温にはアクリルケースも活躍します。

 

インコの主治医を決めておく

老鳥になればどの子も筋力・体力が落ちてきたり、免疫力が低下して病気にかかりやすくなります。

それらをふまえつつ体とこころの両面から、老鳥に対する細やかな配慮が必要になることを、まずは覚悟しておきましょう。

特定の病気がなくても、老鳥になると食欲が落ちてきたり、餌を食べないことがよくあります。食餌が摂れないのは死に直結する大事です。

 

老化はゆっくりと進行するものですが、体調悪化は想像以上に急速ですから、食べられなくなったら即刻小鳥の病院を受診しましょう。「しばらく様子を見てから」などの余裕は、老鳥にはありません。

そのためには、インコをお迎えした早い段階から鳥の診療に長けた動物病院を探し、信頼できる主治医を決めておくことです。

鳥の専門知識がある獣医を選ぶ

一般的に獣医の学校では鳥類の知識をほとんど教育されないそうです。

鳥類の専門知識を持ち、医療の実践を積まれているお医者さんを探しましょう。

現在はインコの医療が進歩しており、開腹手術を行う病院が増えてきています。

鳥用の医療設備のある動物病院を選ぶ

犬や猫の手術道具ではインコは手術出来ません。インコ専用の医療設備がなければ、いざとなった時の対応は限られます。

特に大型インコの場合は血液検査を1年に1回、健康診断でやる病院がいいと思います。定期的に肝機能、腎機能をチェックしておくことをお薦めします。

数値を参考に食事を調整できるので、病気の重篤化を未然に防ぐことが出来ます。

自宅から比較的近い場所にある動物病院を選ぶ

鳥を診られる病院選びは大変だとは思いますが、やはり病院は近くにあったほうが安心です。

急患扱いはあるか?休日やセカンドオピニオンに対応する病院を選ぶ

一刻を争う場合に対応してもらえるかを事前に確認しておきましょう。夜間受付可の動物病院も調べておくことをおすすめします。

あらかじめ休みの時には他の動物病院を紹介してもらえるかどうかや、セカンドオピニオンに対応している病院も安心できます。

病気やけがに平日も休日も夜間も昼間もないので、いざという時に早急に対応してもらえる動物病院をチェックしておくことがとても大切です。

17歳で大往生したセキセイインコが最晩年に闘った3つの病気【体験談】

セキセイインコの飼い主の体験談

私のセキセイインコは元々は青色でしたが、肝臓疾患で頭の部分からじわじわと青色が減っていき、色抜けが少しずつ全身に広がりました。

その肝臓の治療を始めたのが2020年。私のセキセイインコ、14歳の春でした。

※このツイート はこの記事のセキセイインコではありません。ホワイトフェザーの事例として掲載。

セキセイインコの肝臓疾患

インコの肝臓疾患の治療では、飲み薬とビタミン剤が処方され、ビタミン剤は液体で粉薬は飲水に1包、同様にビタミン剤も1滴入れて、混ぜて毎日あげていました。

薬をきちんと飲んでもらうために、小松菜等の水分が取れるおやつを我慢してもらいました。(飲水量のコントロールのため)

薬は約2ヶ月分出ましたので、2ヶ月おきに通院して状態を見て、薬の量を調節してもらいました。

高齢だったこともあり、また状態が悪化しないように薬の濃度を薄くして投薬を継続していました。

肝臓疾患の治療はすぐに効果が出るわけではなく、元の羽の色に戻るまで2年半ほどかかりました。

インコの肝臓疾患の症状は?くちばしや羽に現れるサインと老化の違い

インコの体型が肥満でもなく適性体重であっても、血液検査で中性脂肪の数値が高いことから「隠れ肝疾患」「隠れ脂肪肝」が見つかることがあります。

肝臓疾患は羽色に明らかな変化が見られることから、飼い主が気づく場合も多いです。

ラブバードは緑色の羽が赤色になるレッドフェザーになります。

オカメインコとセキセイインコでは、イエローフェザーやホワイトフェザーなどの羽毛障害がよく見られます。

インコも老化で白髪になるが肝臓疾患とは限らない

人が老化で白髪が出るように、インコも白髪が出る場合があるので、羽色の変化が一概に肝臓疾患とはいえないこともあります。

カットしたオカメインコのくちばし

ちなみにインコの肝臓疾患は、嘴にも現れます。

 

血中脂質が高くなっても羽色の変色が現れることがあります。

見た目だけで肝臓疾患かどうかは判定できないため、確定診断は動物病院で血液検査をしてもらいましょう。

インコの肝臓疾患の治療食(ラウディブッシュのペレット)は市販されていないので、主治医に相談してください。

セキセイインコの斜頸はなぜか自然に1年で治ってしまった

私のセキセイインコは斜頸にもなりました。頭が真っ直ぐにできなくなり、常に傾いている(首をかしげている)ような状態です。

この状態に気づいたのが2021年春頃(当時インコは15歳)

なんとなく違和感があり、かかりつけの病院を受診して「斜頸」と診断されました。

斜頸は神経からくるもので、治療法がないとの説明を受けていました。

そう言われれば、インコを見守ってあげることしか出来なかったのですが、私のインコは斜頸と診断されてから約1年で徐々に首の傾きがなくなってきて、斜頸が最終的には完治したのです。

だから、斜頸には治療法はなくとも治る可能性はある病気ではないか…と思いました。

セキセイインコの尾脂腺腫瘍

尾脂腺腫瘍という小さなできものが尾羽の辺りにできたのに気づいたのは、2022年7月末のことでした。

尾脂腺腫瘍は治療薬はなく、麻酔して外科手術で腫瘍を切除する方法があると説明されました。

高齢セキセイインコ(当時16歳)なので外科手術は断念して

手術をしても再発する可能性もあることや、麻酔や出血を伴う手術はリスクが大きいこともお聞きしていました。尾脂腺腫瘍と診断されたとき私のインコは16歳でしたから

高齢であることから命の保証は出来ません。

…と説明されたので、外科手術はやめました。

腫瘍が小さく その根元が細ければ、糸で腫瘍の根元を縛り、しばらくそのままの状態にして腫瘍を壊死させて取り除く…そんな方法もありました。

しかし私のインコは荒鳥に近く、普段から餌や水を取り変えるだけでもビビって避けてしまうことから、なるべくストレスをかけることは控えたくてその方法も断念しました。

セキセイインコの尾脂腺腫瘍が自然に落ちたのは漢方薬治療の効果!?

もう一つの方法として、獣医から漢方薬を提案されました。

漢方薬を使う手もあります。気休めにしかならないかもしれないけど。

私のインコにとっては、それがいちばんストレスがかからない方法かもしれない。

そう考えた私は、漢方薬治療をやってみることにしました。

漢方薬は肝臓の薬に追加で入れているので、味は更にまずかったと思いますが、私のインコは飲んでくれていました。

漢方薬を飲み始めの頃の腫瘍の大きさは、小指の第1関節分位の長さで、根元は細かったのです。

それが漢方薬を飲み始めて2ヶ月ほどで腫瘍がカサカサに乾燥し始めました。

そしてある日、いつも通りケージの掃除をする時に

これはなんだろう?カサカサになったインコのフン?

…と思ってよく見たら、腫瘍が乾いて取れていたのです。

インコの尾脂腺腫瘍は再発しやすいからセルフチェックが大切

ですが、その腫瘍の根元は残っていたと思われます。

2ヶ月くらい経ってから同じ場所にまた小さな腫瘍ができて、じわじわと大きくなってきて、前回の腫瘍の1.5倍ほどになりました。

根元ががっしりとしていたので、たぶん糸で縛って取るような手法でも取れない太さだったと思います。

尾脂腺腫瘍が再発しやすいのは事実のようですね。私のインコは漢方薬のおかげか一度は腫瘍が乾燥して自然に落ちましたが、再発したのです。

尾脂腺腫瘍若ければ手術で切除できるとはいえ、甘くみてはいけない病気だと思います。

私のセキセイインコは腫瘍に栄養をとられて1ヶ月で体重が5gほど落ちてしまい亡くなりました。

うちの子に若さや体力があったなら、尾脂腺腫瘍の外科手術を選択したと思いますが、17歳…セキセイインコとしては大往生の年齢でしたから、これまでの選択肢が正解であると思っています。

毎回酸素吸入と薬、ビタミン剤、糞便検査等(たまに爪切り)で、通院する度に10,000円前後の治療費がかかりました。

私のインコは荒鳥に近くて人慣れしておらず、診察するだけでもパニックでしたが、最期まで懸命にがんばってくれました。

17歳まで長生きして毎日癒しを与えてくれた愛鳥に、今は感謝しかありません。

老鳥は寒暖差に弱い!14歳のオカメインコの体調不良【体験談】

オカメインコの飼い主の体験談

私のオカメインコ(オス・14歳)ミロちゃんが体調を崩して動かなくなったときの話です。

以前はミロちゃんをよく放鳥しましたが、12歳頃からミロちゃん自身があまりカゴから出たがらなくなり、ケージ内で一人でまったり過ごすことが多くなっていました。

オカメインコが床におりてうずくまったまま動かなくなり小鳥の病院を受診

そんなミロちゃんに異変が起きたのは10月のある夜のこと。

ミロちゃんはケージの中でソワソワ動いて「ヒャー」と鳴きながらケージの金網に取りついていましたが、次第に金網を噛んでいたくちばしの力が弱まり、下の方へとずるずると滑り落ちるように降りていったかと思うと、カゴの床にうずくまったまま動かなくなりました。

驚いた私は、鳥かごから移動用キャリーケースにミロちゃんを移し、キャリーをアクリルケージケースに入れ、保温電球ヒーターを設置し、サーモスタットで内部を28℃に保ちました。

エサの減り具合や糞の状態を確認したところ、糞には変わった様子はなく、エサも適量を食べてる様子でした。

しばらく保温を続けると、うずくまっていたミロちゃんがゆっくりと止まり木に移動したので、緊急事態ではなさそうだ…と判断しました。

翌日、家から車で15分ほどの小鳥の病院にミロちゃんを連れて行きました。普段の鳥かごの写真を携帯で撮り、ゲージ内の糞を持参しました。

ミロちゃんは昨晩よりは体調が良さそうでしたが、緑色のフンをしているのが心配でした。

体重測定…90g
フンの検査…それほど色も悪くないし、細菌も見つからず 特に悪いものはない
レントゲン撮影…骨に異常なし。異物を飲み込んだ形跡もなし。そのうに餌が入っている。

いろいろと検査をしましたが、体調不良の原因が特定できません。

少し前から体調が悪くなっていたなら、体重も減っているはずなのだけど…この子は正常だし エサもしっかり食べてるね。だけどフンが少し水っぽいな。

普段から水をいっぱい飲みながらペレットを食べてるので、フンは昔からこんな感じなんです。

昔からなら腎臓が悪いってこともなさそうだね。そもそも持病があって腎臓が悪い子は14歳まで長生きできないと思うな。あと考えられるとしたら…何かの中毒になってるかもしれない。血液検査をすれば何の中毒か分かるけど、血液量の少ない小鳥の血を抜くのはリスクが高いので、できればそれはしない方がいいのだけれど。中毒と聞いて、何か思い当たる原因はありますか?

最近この子はほとんどカゴの外に出ていないんです。エサもペレットと小松菜くらいで 中毒になるようなものを口にしていないんですよね…。鳥かごも銀メッキケージではなく、ステンレスケージにしていますから、金属中毒の可能性は低いように思うのですけれど。

確かにフンの色合いも中毒になってたらもっと鮮やかな緑になるけど、そこまでではないんだよね。

近頃急に寒くなってきたのが原因で体調崩したということも考えられますか?

それはあるかもしれませんね。このところ寒暖の差が大きい日が続きましたからね。ただ何かの中毒になってるといけないから、副作用のない薬を5日分出しておきます。それでひとまず様子をみましょうか。

獣医からお世話のアドバイスを受けて帰宅

そして獣医師からは以下のアドバイスを受けました。

室温を30℃に設定してあげること
 30℃を超えると熱中症になることもあるので、サーモスタットで温度調整すること
毎日、糞の状態とエサの減り方、インコの様子が昨日より元気になっているのかをチェックすること
もし昨日と比べて悪いと思ったなら、すぐに病院に電話すること

初診料…¥1,000
糞便検査…¥500
X線検査…¥2,500
薬代(合計)…¥1,210
合計¥5,210(税抜き)

万全の体制を整えたら数日で体調が回復した


病院から帰宅後、後ろ髪を引かれる思いで私は仕事に行きましたが、仕事が終わって急いで帰宅すると、朝はあまり鳴いていなかったミロちゃんが元気よく鳴いていました。

エサもいつも通り食べていてフンも普通の色に戻っています。

薬を毎日与えて様子を見ていると次第にフンの状態も元に戻ってきて、エサもモリモリ食べるようになってきました。

元通りの元気が出てくると、小さなキャリーとアクリルケースの仮住まいではストレスが溜まりそうだったので、薬が終わった時点で元のケージに戻しました。

やはり季節の変わり目の寒暖の差が原因で体調不良となっていたようでしたが、大きな病気ではなくてホッと胸をなでおろしました。

老鳥のためにアクリルケースを用意しておくと万全の保温ができます
インコアクリルケースのおすすめは保温効果!防音効果はどれくらい?
『インコ飼いなら一家にひとつほしい!』アクリルケースは優れた飼育アイテム。「アクリル工房」のインコアクリルケースの選び方と注意点を紹介します。防音効果はどのくらい?保温に使うときの注意点は?アクリル素材ならではの特徴と気を付けるべき点は?にお答えします。

 

11歳のセキセイインコの老化~老衰~看取り~大往生を家族で見送った【体験談】

セキセイインコの飼い主の体験談

実家で飼っていたそら(オス)は、毎日放鳥してもらって自由に飛び回って遊ぶのが日課で、11歳になってからは飛ぶ速度が落ちたり、ケージ外に出てくる回数が減ってきたものの、毎日楽しく過ごしていました。

私がそらの異変に気付いたのはケージの中での過ごし方がいつもと少し違うことがきっかけでした。いつも止まり木に止まっているのに、その時は床にペタッと体をくっつけてうずくまっています。

今までそのような姿は見たことがなく異変を感じたので、すぐに小鳥の病院へ連れて行きました。

小鳥の病院の診断は「老衰」

全体を診察していただいた診断結果は「老衰」でした。スポイトで飲ませるタイプの栄養剤を処方され、

もうあまり長くはないかもしれないです。老鳥なので防寒対策をしっかりしてあげてください。それから体力的に止まり木で過ごすことが負担なようだから、かごの中の止まり木は取り外してください。

病気ではないので、栄養を補助してあげる以外は、何も処置できることはありませんでした。

セキセイインコは6歳くらいから老鳥期に入るということです。

セキセイインコの11歳は高齢ですが、いつも元気いっぱいのそらに対して、私は「老鳥」の意識を持ったことがなかったのです。

余生を過ごしやすいようにケージレイアウトを少しだけ変更した

落ち込んでばかりもいられません。そらの余生を快適に過ごしてもらうように準備することにしました。

まだそれほど寒い季節ではなかったのですが、防寒対策としてケージに保温電球ヒーターを設置。止まり木とフンきり網を取り外して床をバリアフリーにし、ヒーターから離れたところに餌と水を置きました。

ケージレイアウトを変えてからは、なるべくそらの近くで家族みんなで一緒に過ごすようにしました。そらのお世話は私と母と妹で行っていたので、順番で誰かが近くで付き添ってあげるようにしていました。

そして、疲れない程度にそらをケージから出し、掌に乗せて話しかけたりするなど、皆で触れ合う時間を持ちました。

人の手からどこかに移動するような元気がそらにはもうありませんでしたが、そんな弱っている時でも「おはよう」「○○ちゃん」などとおしゃべりをしていました。

食欲は全くなくなったわけではなくボチボチ食べている感じでしたが、そらが好きだったレタスを近くに置いてみたら、喜んで口をつけてくれました。

そらに快適に過ごしてもらうために、常に部屋を温かくしておく  誰かがいつもそらの近くにいてあげる …残された最後の日々、家族で協力してこの2つを徹底しました。

セキセイインコの老衰症状に最期の1週間まで気づかなかったけれど…

愛鳥への寄り添いから1週間後の夜、そらは母の手の上で虹の橋を渡っていきました。私がそらの訃報を知って慌てて帰宅してみると、うっすらと目をあけて眠っているそらがいました。

いつも私が帰宅するとそらは「おかえり」ではなく「おはよう」と言ってくれていたので、何も話さなくなったそらを見ているととても悲しくて寂しくて、どうしようもなくなりました。

晩年のそらはうずくまって休んでいることばかりでしたが、苦しんで鳴くようなことや、嘔吐・下痢などもなかったので、老衰で自然に逝くことが出来たのはよかったと思っています。

前日までいつも通り飛び回って遊んでいたのに、翌日には止まり木にもとまれなくなったそらの老衰症状があまりにも急展開で驚いたと同時に

もっと早い段階で 老いのつらさに気づいてあげることはできなかったのだろうか?

…と思うところもあったのですが、そらとの最期の時をゆっくりと一緒に過ごせたことは良かったと思っています。

永遠の別れは悲しすぎて思い出すたびに涙が出ますが、これは人間でいうところのPPK(ピンピンコロリ)なのでしょう。そらは苦しむことが少なく、闘病生活も短く、天命を全うして静かに旅立って行けたので大往生だと思います。

インコを飼っている方には、愛鳥が若くて元気なうちに、頼りにできる「鳥を診察できる動物病院」を見つけておくことをおすすめします。

大切なインコとのお別れはとても悲しいですが、後悔のないお別れが、その子へのいちばんの恩返しになると思うのです。

19歳のオカメインコの老化現象と老衰を見守り続けた最期の3年間【体験談】

オカメインコの飼い主の体験談

オカメインコ(ルチノー・メス)のピーちゃんは私が小学生の頃から飼っていたオカメインコで、これはピーちゃんが19歳で亡くなるまでの3年間のエピソードです。

私が最初に老化に気づいたのはピーちゃん16歳の時。彼女の老化現象を立て続けに3つ、目の当たりにすることになりました。

オカメインコの飛行困難…自力で飛び立たなくなった

最初に老化に気づいたのは、うまく飛べなくなってきたのに気づいたことがきっかけです。

いつもは放鳥すると、カーテンレールやエアコンなど高いところに飛んでいきましたが、次第に上空に飛び立つことが困難になってきました。

滑空のような飛び方しかできず、ケージから飛び立ってはフローリングへスライディングしながら着地していくようになっていました。

17歳の誕生日を迎える頃には、自力で飛び立つことができなくなりました。

オカメインコの足が悪い?止まり木から落ちるようになった

ピーちゃんがケージの中でお気に入りのブランコに乗っているとき、足を滑らせて床に落ちてしまった時のこと。そのことをピーちゃん自身がいちばん驚いたようでパニックに陥りました。

その時の落下はたまたまかと思ったのですが、次の日にも同じように落ちてしまったので「これは足が悪いのか?」と気づきました。

脚力や足指で止まり木を掴む力がなくなってきていましたが、幸い神経症状は出ていませんでした。

オカメインコが寝てばかり…うとうとしている時間が長くなった

眠っている時間が増えたことも老衰を強く感じた点のひとつです。

若い頃はケージにぶら下がったり走り回ったりといつも元気いっぱいだったピーちゃんが、日中でも寝ている時間が長くなってきました。

そこから今後の老鳥介護や生活のサポートを真剣に考えるようになりました。

オカメインコのケージレイアウト変更と白内障の発覚

老鳥介護を考え始めた私は、まず小鳥の動物病院へピーちゃんを連れて行くことにしました。小鳥の病院からは「フンを持参するように」と言われました。

いつも元気いつぱいで怪我や病気ひとつしなったピーちゃんは、これまでほとんど病院を受診したことがなかったので、この時はとてもストレスや緊張感が強く、

普段から定期的に健康診断に連れて行っていれば良かったんだ。

…と後悔しました。

さらに獣医さんから、私が気付いていなかった事実を知らされました。ピーちゃんの目は白内障になっていて、すでに視力がかなり下がっていたのです。

老化に伴って代謝が下がっていることから、くちばしや爪がギザギザになっていることもわかりました。

幸い、それ以外の病気はまったく見つからず、病院でくちばしと爪を整えてもらい、栄養剤のサプリメントを処方されました。

足の悪いインコのケージレイアウトを老鳥バリアフリー仕様にしてみた

動物病院からの帰宅後、年老いたピーちゃんが過ごしやすいように、老鳥に合うバリアフリーの
ケージレイアウトにしようと考えました。

まずは高い位置に置いていたケージを少し低い場所に移しました。

そしてケージ入口の前には段ボールを使ってななめのスロープを作り、滑り止めマット(爪が引っかかりにくいもの)を切って貼り付けました。

ケージの中の止まり木も低い位置に付け替え、止まり木用の保護テープを巻いて滑らないようにしました。

インコのバンブルフット対策には止まり木保護テープと自然木のパーチ
老若に関係なく、足が悪い・止まり木に止まれなくなるインコは意外に多いです。その原因のひとつがバンブルフット(趾瘤症)インコのバンブルフットを予防・改善するための止まり木と保護テープの使い方を紹介します。

 

ブランコはピーちゃんのお気に入りなので撤去することはやめて、これも低い位置に移しました。

ブランコが動かないように片側だけケージに固定して、止まり木と同じように
保護テープを巻きました。

ケージ底はフンきり網の下に新聞紙を敷いていたのを、網を外して、新聞紙とキッチンペーパーを敷く方法に変更しました。

オカメインコの老鳥の保温をエアコンメインでぬかりなく対応

若い頃からのケージレイアウトを老鳥向けに変えることで、ぴーちゃんは初めの1週間は戸惑ってパニックを起こすことがありましたが、少しずつ慣れてくると機嫌良くブランコの上で鳴いたり、居眠りするようになりました。

私は日中仕事をしていましたが実家暮らしをしており、昼間は自宅に祖母がいましたので、ぴーちゃんの様子を見てくれていて助かりました。

仕事から帰った夜にピーちゃんを放鳥すると、滑りと転倒防止のために敷いていたスロープマットの上をトコトコお散歩することが日課でした。

ピーちゃんを肩に乗せて、毎日スキンシップをたくさんとりました。

晩年のピーちゃんは若い頃よりも甘えん坊になって、首をカキカキするととても嬉しそうに目を閉じていました。

通院は大きなストレスがかかるので、クチバシがかなり伸びた時にだけ連れて行くことに決め、体重減少やフンの異常やいつもと違う様子がなければ、定期的にお薬をだけを処方してもらうことにしていました。

ピーちゃん19歳の最期の冬はリビングのエアコンをつけっぱなしにし、さらに外付けのパネルヒーターを併用しましたから、保温に対しては万全でした。

老鳥の最晩年は寝てばかりだったけど最期まで穏やかに過ごせたから悔いはない

ピーちゃんはケージの網越しのパネルヒーターの近くに寄り添っていつも片足を上げて寝ていましたが、その頃には今まで以上に寝る時間が増えてきて、ほとんど一日中寝ているような感じでした。

その様子について心配になった私が獣医さんに電話で相談すると、

病院に連れてきてもらってもいいけれど 老衰だから よほどのことがない限り受診しない方がいいと思う。お年寄りインコは受診がストレスになって死んでしまう可能性もあるからね…。

そうか。寿命を縮めてしまうかもしれないなら受診は必要ない。

悲しかったですが、私はぴーちゃんを通院させずに、最期まで自宅で面倒を見て看取ることに決めました。

日々大切に見守り続けたピーちゃんは、最期まで穏やかに過ごすことができていたと私は思っています。

そして12月27日、まるで私の仕事が休みに入るまで待っていてくれたかのように…そして眠るように 私の目の前でぴーちゃんは19年の生涯を閉じました。

ハッピーインコライフ
▶インコ飼育本のおすすめ

鳥のお医者さんの「発情」の教科書

インコ・オウム、文鳥など、飼い鳥の発情について最新の情報を記載した初の書籍。鳥の専門医によるわかりやすい解説で、産卵や発情に伴う攻撃性上昇など、飼い主さんを悩ませる発情の問題を詳しく・具体的に深掘りします。
 
1章 鳥の体・性の話 
2章 発情期を理解しよう 
3章 発情抑制につながる暮らし方 
4章 ホルモン療法薬による発情抑制 
5章 発情に関連する病気
 
巻末付録:20鳥種別!発情抑制対策・お役立ちシート ご自宅の鳥さんの発情対策の具体的な数字がわかる!目安体重、1日の食事量、日長のタイプ、オス・メス別の発情行動の特徴などを20鳥種ごとに分けて記載。

インコのための最高のお世話

とても奥深く、人を魅了してやまないインコの世界。本書は、インコとはどんな生きものなのか、インコの気持ちを理解し、いっしょに幸せに暮らしてもらうための1冊です。
 
「インコはどんなときに飛びたくなるの?」「何をつぶやいているの?」「どうして高いところからおりてくれないの?」インコの行動には理由があります。インコの気持ちに寄り添い、行動を理解し、幸せに暮らしてもらえるよう最新の情報を踏まえ、最高のお世話を紹介しました。
 

オカメインコとともに

オカメインコと暮らし続ける著者による、オカメインコを知り、ともに生きるための指南書。これから暮らす人からベテラン飼い主さんまで。
 
私はオカメインコと暮らし始めて12年になりますが、オカメインコの魅力や鳥同士、人との関係性や心理についても丁寧に書かれている上、老いや病気についても触れており、自分の飼育についての新たな気づきや振り返りをする事が出来て良かったです。ページ数は多いですがイラストや写真も多く、何度も繰り返し読みたくなる本です。

鳥のお医者さんのためになるつぶやき集

インコ、オウム、文鳥など、愛鳥のことがもっとよくわかる!鳥の飼い主さんなら知っておきたい、お世話のコツや鳥の心・体・病気のことを、鳥医療のパイオニア・横浜小鳥の病院院長の海老沢先生が詳しく解説します。
 
Twitterで発信される著者ならではの鳥の飼育・医学情報を1冊にまとめました。Twitterの文字制限にはおさまらない書き下ろし原稿がぎっしり。
 
鳥さんの健康記録ノート

長生きする鳥の育てかた: 愛鳥と末永く幸せに暮らす方法、教えます

愛鳥に元気で長生きしてもらうために。飼いはじめたときから知っておきたい、体・心のケアと「バード・ライフ・プランニング」のススメ。
 
愛鳥を短命にする要素を一つずつ取り除いていくことで、長生きが見えてきます。また、健康診断や緊急時の対応など、鳥の医療をどう活用するかも、長寿をめざす鳥にとっては大切な要素になります。これらのケアについて、またリスクやそれにどう対応すればよいのかを詳しくまとめました。

 

インコのひみつ

周りから浮かないように空気を読んで振舞ったり、相手を束縛するほど激しい恋に落ちたり、チヤホヤされたくて仮病を使ったり…。飼い鳥として最も身近なインコには、実は驚くほどの「脳力」があり、まるで人間と見紛うような複雑な心理を持っています。知っておきたい健康管理術から気持ちを読み取る方法、インコの本当の幸せまでを科学の目線で解き明かします。
 
「自由にさせてもかまわない部分は、あまり干渉せず、好きにふるまわせる。インコがもつ心と意思を大切にする。ケージから外に出られる放鳥時間はあっても、かなりの時間を安全なかわりに不自由でもあるケージですごしてもらわなくてはいけないインコだからこそ、その心や意思をちゃんと尊重するべきだと、思っています」これこそ、人間とインコが同じ場所で同じ時期を生きる共生の思想なのです。
 

必ず知っておきたいインコのきもち 増補改訂版 幸せな関係を築く58のポイント

インコの素晴らしさは、飼ってみないとわからないでしょう。そして、インコほど「愛にあふれている」素敵な生き物はいないと私は思っています。この本は飼い方よりもインコの気持ちを中心に書かれています。インコではない私たちが、インコの気持ちを正確に書くことはできませんが、愛鳥家の皆様からいただいた素敵な写真から、インコの表情や感情を感じ取りながらお読みいただけたら、とても楽しいのではないかと思います。
 
※ 本書は 2019年2月発行の「必ず知っておきたい インコのきもち 幸せな関係を築く50のポイント」を元に内容を確認し加筆・修正をしたほか、項目の追加および再編集をし、書名・装丁を変更しています。