オカメ男子は甘ったれ、オカメ女子はツンデレ・独立独歩なキャラが多い→人間に近い!?
普段見ていても、オカメ女子のキャラは一人遊び上手な子が多いです。
ちゃんと、しっかり!なつくにはなつきますよ。
でも男の子の方が もっともっとベタッとしてくる感じがします。
そういうところは オカメインコも人間に近い気がする(爆)
室内放鳥すると、オカメ女子はケージの上や家具の上で勝手気ままに遊んでる一方で オカメ男子たちは喧嘩しながら、人の肩や腕にワラワラやってきて、陣地取り合戦。
オカメインコは男子より女子の方が 「一人で自由に遊んでるから、放っておいてくれていいからね」的な感じね^^;
でも、どういうわけか、うちでは後追いするのは オカメ男子よりも女子に多いなあ。
追っかけてこられると、もうかわいくって仕方ない!思わず頬ずりしたくなるんですが(爆)
独立独歩であろうがなんだろうが、それはそれでかわいいんです。
けれどもっとオカメインコとなかよくしたい方向けに インコをなつかせる戦略には、こんな方法がありますよという話です。
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飼い主に対しての仲間意識を芽生餌せるには、ケージの中で遊んであげる
オカメインコを挿し餌で育てれば、確かに人になついてくれます。
が、なついてはくれるものの、それだけで信頼関係が築けるわけではないのです。
実は、飼い初めから自由に放鳥させ放題にすると、自由気ままに遊ぶことを覚えてしまって あまりいうことをきかなくなることもあります。
そうなると、どうしてもなれ度合いが今ひとつ・・・と思う飼い主さんも出てくるでしょう。
オカメインコってもっと慣れると思ってたのに。こんなはずじゃなかったんだけどなあ・・・という人は、少なからずいると思いますよ。
オカメインコと信頼関係を築くためにやるべき初めの一歩とは?
個体差があるので、絶対これ!とは言えないことを予めお断りした上でお話しますが。
オカメインコとの信頼関係を築くためにすべきことは、飼い主さんをオカメの仲間であると認識させること。です。
「そんなの当たり前でしょ」と思われるかもしれないですが、これができてない人が多いんですよ。
ここがキモなんですが、頭では分かっていても、現実にはこの部分をスルーしてしまっていることに気付かずにいる人が多いです。
放鳥すると自分で好き勝手に飛んで行ってしまうことが多くなる原因のひとつはこれです。
では、どうしたらいいのか?というと、オカメインコの中ビナ期の初期までは、自由な室内放鳥は少なめにして ケージの中に人が手を入れて、オカメの遊び相手になってあげることです。
それはだいたい、3ヶ月前後くらいが目安かなと、個人的には思います。
もちろん個体差がありますし、生後3ヶ月になっても一人餌になれない子もいますから、その子の個性に合わせて気長に付き合うことも大切です。
ゆっくりと、オカメインコのペースに合わせましょう。
少量のおやつやおもちゃを使って、積極的に関わる遊びを繰り返すことで 鳥が人を見る目がちょっと変わります。
中ビナ期なら体を触っても、すぐに発情することはないので(お年頃になるとスキンシップのし過ぎで発情を誘発します) ちびっ子のうちはケージの中でスキンシップをしてあげるのが、愛鳥との信頼関係を築くひとつの方法です。
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オカメインコを放鳥するときに、飼い主が鳥に寄り添うことが大事
もうひとつ大事なことは、室内放鳥したとしても、それがしつけ期であれば自由放置しないで、インコの遊びに付き合うこと。
概ね生後半年前後くらいまでは インコのお気に入りスポットやおもちゃをうまく利用して寄り添う。
時間を決めて、人間目線ではなく、鳥目線になって一緒に遊んであげること。
そうすると、インコの中では間違いなく 飼い主さんに対する仲間意識が生まれてきます。
まずは仲間意識を持たせることが最優先なのですよ。
信頼関係を築くことと、しつけを考えることは しっかり仲間意識を植え付けた後でのことです。
自分たちは共に生きる群れの仲間なんだ・・・という意識をしっかり植えつけさせることができれば 信頼関係が出来上がるのにも それほど時間はかかりません。
手乗り崩れとはこういうことだ!(泣)
遊んであげている中で、インコが人を強く噛んだりしたら、その場で遊びを中断することを繰り返せば、噛み癖の防止にもなります。
仲間意識を持たせる→信頼関係を築く→NGルールを教える(=しつけ)・・・教えるのはこの順番です。
挿し餌をして育て上げても、仲間意識のところをがっちり確立させないと その先の信頼関係ができにくいんです。
これはうちの旦那(以下、だんなちゃん)を見てるとよくわかる(爆)
うちのだんなちゃんは積極的に挿し餌を手伝ってくれるオカメの父なんですが、仕事が忙しいので あまり頻繁に遊んであげることがないんですよね。
なのでどうしても、鳥たちとの信頼関係もいまひとつです。
毎日顔を合わせているので、オカメズも「とーちゃんが来た ♪♪♪」とわかるし 帰宅すると一斉にざわついて喜ぶので、仲間意識は確かに存在します。
が、・・・一部の子を除いて、とーちゃんの手には乗らない子が大多数です。
とーちゃん大泣きですよ(;^_^A アセアセ・・・
挿し餌をして、あんなにかわいがって育てたのにって。
中雛期までは 鳥のほうもそれほど距離を置くことはないんですが、成鳥になった後は「おいで♪」と呼んでも、しら~~~っとした空気が流れてます。
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挿し餌したからといって いつまでもなついてると思うなよ(…とオカメインコの気持ちを代弁してみた)
・・・というわけで、挿し餌をして育てたからといって、鳥たちがずっとベタベタとなついているわけではないんですよ。
飼い主の方は「あんなにかわいがって大事に育てたのに」なんて思うかもしれないけれど、それだけではダメ。
仲間意識を植え付けることができても、信頼関係をずっとキープできるとは限らない。
人もそうだけど、鳥だって自分の思うとおりには動かないし、動かせない。これが現実^^;
言い換えれば、オカメインコは、それだけ自分に向けられる愛情に敏感で賢いということです。
成鳥になってからお迎えしても 仲間意識+信頼関係が築けないわけではないですが、やっぱりそれをたやすく、スムーズに獲得できるのは幼鳥期の特権です。
ご縁があって巡り合ったうちの子の “雛じゃないけど大人じゃない” 「中ビナ期」という一瞬を 飼い主さんは大切にして、鳥たちに向かい合ってください。
そうすれば、ベタ馴れになる確率がグーンとアップして、大人になってもずっとこんな感じ↓に べったべたに寄り添ってくるようになりますよ。
「ベタ慣れキング」誕生!一時は手乗りを諦めた「ビビリキング」がベタ慣れナンバー1になった話
ちなみにこの画像↑の子はうちで生まれた子ではなくて、よそから生後3ヶ月すぎでお迎えしたルチノー男子です。
わたしが今まで飼った数十羽のオカメインコの中でもっともビビリで、なつくまでの時間の最長記録を持つ、オカメ男子の「ゆず」
実はこの子は手乗りにはならないんじゃないかと半ば諦めていた時期もあったんですよ。
気が小さくてよそよそしくて、今まで飼った中でこんなに手こずった子はいない!ってレベルでしたけど、今ではこのとおりのベタ馴れキング
スケートの羽生選手と同じ「ゆづ」に改名したいなあと検討中(≧▽≦)
人もそうですけどオカメもきちんと向き合えば、必ず心を通わせられるようになります。
巡り会ったうちの子はそれこそ一期一会の運命の相手。
しっかり信頼関係を築いて、楽しい時間を共有していきましょう。
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