オカメインコ雛を1ヶ月齢でお迎えする時に必要なもの・準備・注意点

オカメインコ 手乗り
オカメインコインコの育雛

オカメインコの雛育ては難しく、レベル的には中級者以上だと考えてください。

セキセイインコの雛育てよりもだいぶハードルが高いですから、どうしても自分で挿し餌がしたい方は、挿し餌が1回(一人餌移行中)の中雛がおすすめです。

オカメインコ雛を1ヶ月齢でお迎えする時に必要なもの・準備・注意点

オカメインコ雛1ヶ月

オカメインコ雛をお迎えするタイミングは、飼い主さんの条件により異なります。

自分で挿し餌をしたいかどうか?

飼い主さんに時間と気持ちの余裕があるなら、初心者の方でも挿し餌にチャレンジすることをおすすめします。

成長する過程にはいろんなトラブルもありますので、鳥類を診察できる動物病院をきっちり決めている方なら大丈夫でしょう。

春か秋か…必ずしも繁殖シーズンで選ぶ必要はない

オカメインコ雛1ヶ月

鳥の繁殖シーズンは春・秋ですが、ペットショップでは年間通してオカメインコの雛を見かけることがあります。

気候が温かい時期に雛をお迎えするのが安全と思う人が多いですが、雛は保温なしでは育てられないので必ずしもそうとは限りません。

雛に挿し餌をする時に大きな寒暖差を作らないように配慮できれば、寒い季節に雛をお迎えしても問題はないです。

今生のご縁と「運命の出会い」を勘違いしないこと

雛を見て「これは運命の出会いだ!」と勘違いしないようにしましょう。

運命の出会いはそうそうあるものではありません。

こちらに勘違いしそうな経緯を書いています。




オカメインコの雛1ヶ月齢から育てる時に必要な物品

オカメインコ雛1ヶ月

雛の初期の住まいは密閉ケース

オカメインコ雛1ヶ月

1ヶ月齢のオカメインコの雛は尾羽はまだ短いものの自分で飛行できる時期に来ています。

それに伴ってケースの中で羽ばたくことが多いので、大きめの住まいを用意しておく方がいいです。

ケースの選び方はこちら を参考にしてください。

インコのプラケース保温は危険!ヒーター火事・事故・やけどの防止法
飼育ケースを安全に設置する方法を提案するお話です。インコの育雛や病鳥看護でプラケースとヒーターを併用している方が多いですが、実はそれは推奨されていません。

プラケースであれガラス水槽であれ、このケースは成鳥になってから体調を崩した時の看護ケースや、動物病院へのキャリー代わりにも使えますので、大きめの方が使い勝手が良いです。

インコ飼育に使いやすい!おすすめプラケース6選

尾羽が延びてくると、ケースの床に直にいることに支障が出てきます。

成鳥ケージで暮らせるようになるまではもう少し時間がかかりますが、ケースの中に小さな止まり木を設置してもいいでしょう。

プラケースであれば側面に穴をあけてねじで止まり木を止めることもできます。

床材

オカメインコ雛1ヶ月

クッション性、保温性、汚れ防止や掃除のしやすさの目的で、ケースに床材をいれます。

ケース底の汚れ防止にキッチンペーパーなどを敷いてから床材を入れますが、我が家ではキッチンペーパーではなく、無地新聞紙を使っています。

以下のような床材を入れると雛のフンの水分を吸収してくれますので、においも軽減されます。

SANKO バードマット 5L×2袋

雛用ケースはもちろん、成鳥のケージにも使い勝手がいいです。これを入れるとフンきり網が要らなくなります。思っていたほど飛び散ることはなかったです。

ペットショップから雛をお迎えした時にショップで使っていたものをそのまま使っています。床材があることを知らなかったときはフンでびしょびしょに汚れたり羽が飛んだりと大変でしたが、これを入れてからそういう悩みがなくなりました。換羽の時にも羽が飛び散らなくてよかったです。

マルカン ホコリが出にくい広葉樹マット

 いろいろな床材を使いましたが、これがいちばん埃が出づらい印象を受けました。「出にくい」のであって全然出ないのではないですが、喘息の私がマスクなしで使える木材マットです。マットがすでにほぐされているので、出す時も楽です。

保温電球とサーモスタット

オカメインコ雛1ヶ月

羽毛が生えそろっていない雛はうまく体温調節ができないので保温用品は必須です。

このブログでは保温用品は「保温電球」一択でおすすめしていますが、季節や新しい住環境、元々いた場所でどのような保温をされていたかによって、保温の仕方は変わってきます。

オカメインコの雛には28℃前後の温度をキープすることが必要です。

新しい環境に移動させられた雛は、もうそれだけでストレスマックスですから、元気がなくなったり餌を食べなくなったりすることが往々にしてあります。

それを少しでも回避するためには、できる限り元居た場所に近い環境を再現してあげることが有効です。

ペットショップやブリーダー宅にいたときの環境はどうなっていたのかを事前にリサーチし、できるだけそれに合わせた用具を揃えて環境を整えてください。

ちなみに保温電球を使って保温する時の参考記事はこちらです

インコのプラケース保温は危険!ヒーター火事・事故・やけどの防止法
飼育ケースを安全に設置する方法を提案するお話です。インコの育雛や病鳥看護でプラケースとヒーターを併用している方が多いですが、実はそれは推奨されていません。
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温度計

オカメインコ雛1ヶ月

オカメインコ雛の住まいに限らず、成鳥になってからも、インコの体調を管理するためには温度計は欠かせません。

高温・低温だけでなく、寒暖の差を把握することが、すべての生き物の健康を管理する基本です。

100均の温度計ではなく、最高温度・最低温度がわかる最高・最低温度計を使うことをおすすめします。

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体重管理用スケール

オカメインコ雛1ヶ月

家庭でできる最も簡単で大切な健康管理が体重測定です。

成鳥であれば朝1回、雛のうちは朝夕2回の計測で、変化を把握するようにしてください。

デジタル式の0.1g単位で計れるキッチンスケールがおすすめです。

挿し餌の道具とパウダーフード

オカメインコ雛1ヶ月

1ヶ月齢ではまだ挿し餌の最中ですから、挿し餌用の道具も揃えます。

餌は元々いたところで使っていたものと同じものを与えます。

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飼育物品以外にも結構かかるお金と時間

オカメインコ雛1ヶ月

ここまで紹介してきた物品代のほかにかかるのは光熱費(冷暖房費その他)

動物病院の健康診断費用やその時の交通費なども必要です。

さらに一人餌になる前の雛をお迎えすれば 一日数回の挿し餌のお世話がもれなくついてきます。

オカメインコは文鳥やセキセイインコのようにさっさと一人餌になってくれない子も多いので、愛鳥が大きくなるまでには相応の時間と労力と気苦労がつきものだ…と承知したうえで、雛をお迎えしてください。




オカメインコ雛をお迎えする直前に保温環境を整えておくこと

オカメインコ雛1ヶ月

オカメインコ雛を家に連れて帰る時は、事前にプラケースを用意してお迎えに行くことをおすすめします。

帰り道に外気や冷たい風に当てないように注意しつつ、できるだけ早く帰宅して落ち着かせ、家に着いたら十分に保温した飼育ケースに入れてそっとしておきましょう。

あらかじめ飼育容器も保温環境も準備しておき、すぐに落ち着けるようにしておくことがヒナの負担を軽くします。

お迎え後の雛は、できれば一週間くらいはあまり触ったりかまったりせず、少しずつ新しい環境に慣れさせてください。




オカメインコ雛飼育の初心者さんは中雛をお迎えしてみては?

オカメインコ雛1ヶ月

オカメインコの雛育てが心配な方はこのくらいの中雛 がオススメです。

この子たちは生後3か月の同胞で、左がパール(オス)右がシナモンパール(オス)です。

中雛ってずいぶん大きくなってるんじゃない?それでもちゃんとなついてくれるの!?

…と思う人がいるかもしれませんが、大丈夫です。

この子たちは生後1ヶ月半で一人餌に移行していますが、その後も新しいお宅に行くまで我が家でお預かりしていっしょに遊んで過ごしていました。

人の手からの挿し餌で育ち、人との信頼関係を築くことを理解できたオカメインコは、飼い主さんが変わってもベタなれになります。

この子たちも新しい飼い主さんの元でもべた慣れになって とてもかわいがられて大切にされています。

本来、オカメインコはそういう素直な気質の鳥なのです。

飼い主が鳥を裏切らなければ、オカメインコも飼い主を裏切りません。

ブリーダーから雛をお迎えする場合は、一人餌になった中雛まで預かって育ててくれる人もいますので、一般のペットショップからお迎えするよりも安心です。

愛情を持って接すればオカメインコの方からどんどんなついていきますから、大切な家族の一員として私たちを日々癒すかけがえのない存在になります。




今は小鳥が専門病院で健康診断や診療を受けるのが当たり前の時代

オカメインコ雛1ヶ月

今は小鳥でも専門病院で健康診断や診療を受けるのが当たり前の時代です。

平成初頭までは鳥類を診察できる獣医や動物病院が少なすぎて、愛鳥が病気になっても受診できない・受診するのが難しいケースが多かったのですが、今は違います。

「鳥専門」でなくてもエキゾチックアニマル(小動物類)を扱う動物病院の中には鳥類の診察もできる獣医師が多くいます。

オカメインコの病院選びでエキゾチックアニマル病院が頼りになった話
14歳のオカメインコの動物病院選びで頼りになるエキゾチックアニマル病院を見つけて受診した時のエピソードを紹介。

鳥を診られないのにできるフリをする「トンデモ」獣医にご用心!

「鳥もみます・・・」と謳う動物病院の中には「診ます」ではなく「見ます」という「詐欺かよっ!」と言いたくなる獣医も、誤診しても悪びれずに平然としている獣医もいます。

鳥の医療知識があるふりをして 何でもかんでも「そのう炎」にして薬を処方する「トンデモ」獣医もいますから、しっかり評判等も調べてください。

セカンドオピニオンを躊躇してはいけない

オカメインコ雛1ヶ月

鳥の医療に詳しい動物病院を探しておくのは、オカメインコをお迎えする前!←ココ 重要です




いのちよりもお金を重要視する人はオカメインコの雛をお迎えしないでください

オカメインコ雛1ヶ月

命を預かる=お金がかかる…です。

食費、光熱費、飼育用品費用、医療費、通院費、旅行の時にはペットホテル代が必要になることもあります。

問題行動が起これば しつけやトレーニング・フォージングのために例えばバードトイとか情報収集にまつわるコストがかかります。

時にプチリフォームや修繕など、思いもかけなかったその他の出費がかさむこともあります。

医療費は病気になったときばかりでなく、定期的な健康診断なども必要です。

これにより病気の早期発見や鳥の負担を減らす…結果的に飼い主の経済的負担を減らすことにもつながります。

鳥1羽…と侮るなかれ。その出費は決して小さなものではありません。

命よりもお金を重視する人はオカメインコの雛をお迎えしないでください。

各種コストの中でいちばん省かれがちなのは医療費…動物病院代ですね。

セキセイインコのような小型で比較的安い種類の鳥の場合、

医者にかかる出費で新しい鳥を飼う方がいい。その金で新しい鳥が何羽買えると思ってんの?

…と公言する人もいます(確かにその通りだけど何とも悲しい思考…)

今はペットバードが長生きできる良い時代で、セキセイインコで15年、オカメインコで30年生きる例は 決して珍しくない。

だから鳥にもかかりつけ医、主治医が絶対に必要です。

その長期間にわたってうちの子を大切にしてあげられる決意や自信がない方は、お迎えを見送った方が良いでしょう。

従来のペット保険は犬猫オンリーでしたが、最近のペット保険はジュウシマツのような小型鳥でも加入できるタイプがあります。

そのように年々選択肢が広がっていくことで、最近は愛鳥の入院や手術に備えてペット保険に加入する方も多くなっています。

人間の生命保険と同じでペット保険の加入が吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、ふところ事情に漠然とした不安をお持ちの方は こういうサービスをうまく活用することも大切です。

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