オカメインコ雛1ヶ月齢をお迎えする時に必要なものと注意点
オカメインコの雛育ては難しく、
レベル的には中級者以上だと
考えてください。
オカメインコ雛の初期の住まいは密閉ケース
1ヶ月齢の
オカメインコの雛は
尾羽はまだ短いものの
自分で飛行できる
時期に来ています。
それに伴って
ケースの中で
羽ばたくことが多いので、
大きめの住まいを
用意しておく方がいいです。
ケースの選び方はこちら
を参考にしてください。

プラケースであれ
ガラス水槽であれ、
このケースは
成鳥になってから
体調を崩した時の
看護ケースや、
動物病院への
キャリー代わりにも
使えますので、
大きめの方が
使い勝手が良いです。
この子 は生後1ヶ月の
オカメインコノーマル(オス)です。
成長するにつれて
尾羽も延びてくるので
ケースの床に直にいるのは
だんだん支障が出てきます。
季節や温度管理の問題から
成鳥用のケージで
暮らせるようになるまで
まだ時間がかかるならば
飼育ケースの中に
小さな止まり木を設置しましょう。
プラケースであれば
側面に穴をあけて
ねじで止まり木を
止めることもできます。


オカメインコの飼育ケースの床材
クッション性、保温性、
汚れ防止や
掃除のしやすさの目的で、
飼育ケースの底に
床材をいれます。
ケース底の汚れ防止に
敷き紙を敷いてから
床材を入れますが、
我が家では
キッチンペーパーではなく、
無地新聞紙を使っています。
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以下のような床材を入れると
雛のフンの水分を
吸収してくれますので、
においも軽減されます。
SANKO バードマット 5L
雛用ケースはもちろん、成鳥のケージにも使い勝手がいいです。これを入れるとフンきり網が要らなくなります。思っていたほど飛び散ることはなかったです。
ペットショップから雛をお迎えした時にショップで使っていたものをそのまま使っています。床材があることを知らなかったときはフンでびしょびしょに汚れたり羽が飛んだりと大変でしたが、これを入れてからそういう悩みがなくなりました。換羽の時にも羽が飛び散らなくてよかったです。
マルカン ホコリが出にくい広葉樹マット
いろいろな床材を使いましたが、これがいちばん埃が出づらい印象を受けました。「出にくい」のであって全然出ないのではないですが、喘息の私がマスクなしで使える木材マットです。マットがすでにほぐされているので、出す時も楽です。
オカメインコの保温!保温電球とサーモスタット
羽毛が生えそろっていない雛は
うまく体温調節ができないので
保温用品は絶対に必要です。
このブログでは
保温用品は
「保温電球」一択で
おすすめしていますが、
季節や新しい住環境、
元々いた場所の管理によって、
保温の仕方は変わってきます。
どんな保温用品を選んでも
オカメインコの雛には
28℃前後の温度を
キープするのが鉄則です。
新しい環境に移動させられた雛は、
もうそれだけでも
ストレスマックスですから、
元気がなくなったり
餌を食べなくなったりすることが
往々にしてあります。
それを少しでも回避するためには、
できる限り元いた場所に
近い環境を再現してあげることが
大切です。
保温電球を使った保温の
参考記事はこちら

オカメインコの温度管理と温度計
オカメインコ雛の住まいに限らず、
成鳥になってからも、
インコの体調を管理するためには
温度計は欠かせません。
高温・低温だけでなく、
寒暖の差を把握することが、
すべての生き物の健康を
管理する基本です。
100均で売ってるような
現在温度がわかるだけの温度計では
温度管理はできません。
最高温度・最低温度がわかる
最高・最低温度計を
使うことをおすすめします。

オカメインコの体重測定スケール
家庭でできる最も簡単で
重要な健康管理が
体重測定です。
成鳥であれば朝1回、
雛のうちは朝夕2回の計測で、
体重の変化を把握するよう
務めてください。
デジタル式の0.1g単位で計れる
キッチンスケールがおすすめです。
オカメインコの挿し餌の道具とパウダーフード
1ヶ月齢では
挿し餌の真っ最中ですから、
挿し餌用の道具も揃えます。
餌は元々いたところで
使っていたものと
同じものを与えます。


