オカメインコの保温方法・保温の仕方と罹りやすい病気をざっくり解説

オカメインコの保温方法・保温の仕方と罹りやすい病気をざっくり解説

オカメインコの保温方法

大切な家族にいつも元気でいてほしい。でも病はある日突然ふりかかってくるもの。

人間にくらべて体の小さなオカメインコは病状が急速に悪化することが多いです。

生きている以上病とは背中合わせなのが現実ではありますが、オカメインコがかかりやすい病気にはどんなものがあるのかを予め知っておくことは 病院受診やその後の具体的な処置をスムーズに進めることにつながります。

大事なオカメインコの健康のために基礎知識をおさえましょう。

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オカメインコが体調不良に見える時には一にも二にも保温に尽きる!

オカメインコの保温方法

鳥は脱水などの症状がすすみやすく、少しのことが命取りになることもあります。

また本能から 鳥類は相手に弱みを見せないように体調不良を隠しますので、普段から様子をよくみて、おかしいな?と思ったら病院に相談した方がいいです。

それほど重篤な様子ではないからと自宅でもう少し様子を見る場合も、そのまま鳥の病院へ向かう場合も、常に気をつけたいのが保温です。

オカメインコの体調が悪い場合は、一にも二にもまずは保温です。

自宅で養生する場合は 看護病棟としてのガラス水槽またはプラケース+ヒーター+サーモスタットの設置。

アクリルケージケースをお持ちの方はケージをそのまま・ヒーター・サーモスタットをアクリルケースの中に入れて保温に努めてください。

アクリルケージケースは元々中にヒーターを入れることを想定して作られたワイドタイプを使ってください。アクリルは耐熱温度が低いので、保温電球を近づけすぎると変形します。

プラケースはヒーター(保温電球)の熱で溶けることがありますので、ガラス水槽の方が安全です。プラケースとヒーターの併用をプラケメーカーも推奨していませんので、ご利用は自己責任で、火災や事故に充分気を付けてください。

インコのプラケース保温でヒーター火事・事故・やけどを防止する方法
インコの育雛や病鳥看護でプラケースとヒーターを併用している方は多いです。「何も問題ないでしょ?」とおっしゃる方へ「それ リスキーですよ」というお話です。

オカメインコだけのスペースを限定して、その内部の空気を28~30℃に温めます。

寒暖の差があるのは体調悪化のリスクが高まりますので、鳥の体調が完全に回復するまでは それをずっとキープしなければなりません。

ペットヒーターを使うときにはサーモスタットは絶対に併用してください。

なぜなら、気温が32度を超えると鳥が脱水症状を起こして危険な状態に陥るからです。

これは60ワットですが↓↓↓ 電球のワット数は部屋の室温と温度を何度上げたいかで決めます。

鳥を収容するケースにはガラス水槽・プラケース・アクリルケースなどがありますが、理想的なのはアクリルケージケースです。

アクリルケージケースは鳥が過ごしているいつものケージを丸ごと入れることができます。

自分のケージ内でそのまま過ごせることは、鳥にかかる余計なストレスを減らすことができるため理想的です。

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オカメインコがかかりやすい傾向にある病気

オカメインコの保温方法

そのう炎

首の付け根にある『そのう』(餌を一時的にためておく場所)が炎症をおこして腫れるのがそのう炎です。

首を振って餌や粘液質の液体を吐き戻し、たくさん水を飲みたがります。

古くなった餌にカビが生えてしまったり、放鳥中に口にしたもので そのうに炎症をおこすことがあります。

オカメインコが食べてはいけないもの・毒物・消化しないものの話
オカメインコが食べてはいけないものや食べたら中毒を起こすもの、健康被害の可能性がある食べ物を紹介します。

餌は毎日新しいものに換え、人間の食べ物は与えないようにしましょう。

毛引き症

インコが自分の羽を異常なまでに抜いてしまう症状です。

換羽をきっかけに毛引きをしてしまう子もいるので注意が必要です。

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毛引き症はさまざまな要因が混ざり合って起こるといわれています。

環境の変化によるストレスや飼い主や親鳥との分離不安も 大きな原因とされています。

飼い主が鳥をかまいすぎたことによって離れられなくなったストレスから毛引きをすることもあるので、飼い主も自制して 鳥との適切な距離感を保つよう考えながら付き合っていくことも必要となります。

オウム病

クラミジア感染による人獣共通感染症です。つまり人にも感染する病気です。

鳥の目が充血して涙目になり、粘着質な鼻水が出て、呼吸困難をおこすこともあります。

人間に感染すると高熱や咳、下痢を引き起こします。

オウム病に感染しているインコの便が乾燥して舞い上がり、それを吸引することにより感染します。

また、口移しでの餌やりで人に感染することもあります。

排泄物はすぐに処理し、口移しでの餌やりは絶対にしないようにしてください。

ロックジョウ症候群

ロックジョウ症候群では くしゃみや鼻水などの呼吸器症状が見られます。

症状がすすむとあごやくちばしが開かなくなり、餌を食べられず、死に至ることもあります。

真正細菌が副鼻腔から咬筋(こうきん) 顎関節、神経へと広がっていく、特に免疫力の低い雛がかかりやすい病気です。

適切な温度と栄養をあたえて、免疫力が下がらないように注意することが肝要です。

オカメインコの保温方法

マイコプラズマ症(MYC)

マイコプラズマではくしゃみや鼻水、結膜炎などの症状が見られ、食欲が低下します。

MYCは単独では発症せず、他の病原体と組み合わさって発症します。

マイコプラズマに汚染された便が乾燥して舞いあがり、吸引することによって感染します。

飼い主は適切な栄養の摂取(ビタミンA)、ストレスの軽減、ケージを清潔に保つことを心がけましょう。

PBFD

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卵詰まり(卵秘)

卵が膣あるいは子宮から24時間以上排出されない状態が卵詰まりです。

メスのオカメインコが食欲がなく、苦しそうに下でうずくまっていたり、脚がふらついているようなら卵詰まりが疑われます。

卵詰まりの予防には気温の急激な変化を避け、適度な運動を心がけることが必要です。

また、未成熟なインコや老鳥の産卵を回避できるよう できる限り飼い主が過発情をコントロールするように努めることも必要です。

メスがお腹に卵を持っているときにはカルシウムを補ってあげることも助けとなります。

オカメインコの卵詰まりの症状と見分け方!予防と卵が詰まる原因の話
卵詰まりになったメスはふつう巣箱から出てきて、傍目からも いかにも具合が悪い様子を見せます。 バランス感覚がおかしくなるため、脚がぐらつき、とまり木に止まっていられなくなり、床に降りてしまうことが多いです。

亜鉛中毒症

オカメインコには意外と亜鉛中毒症が多いのです。

亜鉛中毒症に陥ると急に元気がなくなり、緑色のフンをするようになり、痙攣をおこします。

容体が急変することが多いため 飼い主には何が何だかわからないうちに あっという間にお星様になってしまうことも多いです。

こういった中毒症は 鳥の病院で早めに適切な治療を施せれば助かります。

しかし治療が遅れたり、重症化した場合は ほとんど助かりません。

亜鉛中毒は金属成分がゆっくりゆっくり体内に蓄積していくことで、じわじわと中毒症状が現われます。

放鳥時に何らかの金属等の有毒部分を口にしたり 銀メッキのケージが古くなって、金網からはく離したメッキを鳥が口にして起こるケースもあります。

亜鉛中毒症は意外と多く起こりうる身近な脅威のひとつですので、もし可能であれば インコやオウムの鳥カゴにはステンレスケージを使うことをおすすめします。

オカメインコケージにはhoei465ステンレスがおすすめな理由
オカメインコに多い亜鉛中毒症の予防には亜鉛メッキケージを錆びる前に交換するか、最初からステンレスやアルミ製のケージを使うことです。