オカメインコの病院受診体験談!病気のサイン・症状・病院代の話

この記事は、オカメインコのミロちゃんの飼い主さんからの寄稿体験談です(2018年11月時点のお話です)

オカメインコの病院受診体験談!病気のサイン・症状・病院代の話

オカメインコ 病院

我が家の家族、オカメインコ(パール)のミロちゃん14歳(男の子なので成鳥になるとパールが消えてしまいました)が急に体調を崩し動かなくなったため、病院に連れて行った時の体験談です。

そのときの診察内容や治療費について紹介します。

その日は10月で 朝晩は少し肌寒くなり始めていました。

寒暖の差が大きく、昼間は30度近くになる日もあったため、エアコンもひよこ電球ヒーターもまだ使用していませんでした。

ミロちゃんの飼育環境はHOEI465オカメステンレスを610×560×680のアクリルケースに入れている状態です。

オカメインコケージにはhoei465ステンレスがおすすめな理由
オカメインコに多い亜鉛中毒症の予防には亜鉛メッキケージを錆びる前に交換するか、最初からステンレスやアルミ製のケージを使うことです。
https://orangehoppe.com/akurirukeji-tori-hon-okameinko-boonkeji-okameinkonoshifuntaisaku/

昔はミロちゃんをよくカゴの外に出して遊ばせていました。

それが12歳を過ぎたくらいから、ミロちゃん自身が自分からカゴから出てくることが少なくなり ケージ内で一人まったりと過ごしていることが多くなっていました。

そんなミロちゃんがその日の夜に、いつもと違う鳴き方をしていたのです。

何かあったのか!?と思ってしばらく観察していると…ソワソワ動き「ヒャー」と鳴きながら 止まり木とカゴの柵部分とを行き来していました。

すると次第に柵をくちばしで噛んでいた力が弱まり、徐々にカゴの下の方へと滑り落ちるように降りていったかと思うと、カゴの床にうずくまったまま動かなくなりました。

これは何かの病気かも!?

・・・と思い 私はひとまず普段生活している大きな鳥かごから、移動用の小さな鳥かごにミロちゃんを移しました。

止まり木に止まっていられるだけの力がないように見えたので 落下やパニックを起こしてケガをしないようにするためです。

それからひよこ電球ヒーターをカゴに設置し サーモスタットを使って28度に保たれるようにしました。

季節の変わり目の温度変化が原因で体調を崩したのかもしれない。

…と思い、まずは保温!と考えたからです。

それから、エサの減り具合や糞の状態を確認しました。

以前から体調が悪くなっていたのならエサを食べていなかったり、糞の状態も違ってくると思うのですが、糞はいつも通りで変わった様子はなく、エサも適量を食べてる様子でした。

小さなカゴに入れて保温を続け しばらく観察していると、床でうずくまっていたのがゆっくりと動き 止まり木に移動したのです。

まだ元気ではないが、緊急事態ではない…。

…と判断したため 翌日に病院に連れて行く事にしました。

※しばらくご飯を食べている様子がなく、うずくまったまま動かないのであれば緊急事態です。すぐ病院に連れて行きましょう。

オカメインコの受診にどんな病院を選んだのか

オカメインコ 病院

私はこれまでにも何羽かインコを飼ってきましたが、鳥を診てくれる獣医さんが近くにおらず 当時は緊急事態で病院に連れていくにも 「少しならインコも診られる」と言ってくれた病院に連れて行くしかない状況でした。

しかし、歴代のインコたちはそこでは詳しい検査まではしてもらえず 結局原因も分かりませんでした。

もし原因が分かったとしても、その病院では手術まではしてもらえず、落鳥させてしまった事もあったのです。

そういう経験があったため、半分諦めながら鳥を診られる病院を再度調べてみると なんと家から15分で行ける場所に 2年前に鳥を診られる動物病院が開院していることがわかりました。

そこの先生は犬・猫だけでなくエキゾチックアニマル(犬・猫以外の生き物)を専門としている獣医さんでした。

ネットの情報や口コミを見てみると 『○○“ も ”診られます』ではなく『○○“ が ”診られます』とあったため

この病院であれば安心して連れて行ける!

…と思い、ホッとしました。

翌朝にミロちゃんの様子を見ると 昨晩よりは体調は良さそうにしていましたが、フンの状態を見るといつもより緑がかった色をしていたので、

これはエサを食べていないのかも!?

・・・と再び心配になり、昨晩調べた病院へと急いで向かいました。

スポンサーリンク


オカメインコのミロちゃんを病院に連れて行った結果・・・

オカメインコ 病院

その動物病院に連れ行く際、病院内には他の飼い主さんや大きな犬がいたりもするので、ミロちゃんがビックリしないように手さげ袋にカゴごと入れ、タオルで上側を覆い 周りが見えないようにしました。

そして、たまに隙間から覗いてあげたり 声をかけて安心させるようにしました。

獣医さんによっては普段の飼育状態を見たいと言われるので、普段の鳥かごの写真を携帯で撮り、糞の検査をしてもらう為にゲージ内の糞はそのままにして行きました。

そして診察の内容は…

■体重測定→90g
■糞の検査→それほど色も悪くないし、細菌も見つからず 特に悪いものはない
■レントゲン撮影→骨に異常はなく 異物を飲み込んだ形跡もない。そのうにもエサがいっぱい入っている。
獣医:少し前から体調が悪くなっていたなら、体重も減っているはずなのだけど…この子は正常だし エサもしっかり食べてるね。だけどフンが少し水っぽいな。
飼い主:普段から水をいっぱい飲みながらペレットを食べてるので、フンは昔からこんな感じなんです。

獣医:昔からなら腎臓が悪いってこともなさそうだね。そもそも持病があって腎臓が悪い子は ここまで長生きできないと思う。

あと考えられるとしたら…何かの中毒になってるかもしれない。血液検査をすれば何の中毒か分かるけど、血液量の少ない小鳥の血を抜くのはリスクが高いので、できればそれはしない方がいいでしょう。中毒と聞いて、何か思い当たる原因はありますか?

飼い主:この子はほとんどカゴの外に出ないし、エサもペレットと小松菜、たまに塩土をかじってるくらいで 中毒になるようなものを口にしていないんですよね…。ケージも銀メッキではなく、ステンレスにしていますし。
獣医:確かにフンの色合いも中毒になってたらもっと鮮やかな緑になるけど、そこまでではないんだよね…。
飼い主:最近急に寒くなってきたのが原因で体調崩したということも考えられますか?
獣医:それもあるかもしれないね。ただ何かの中毒になってるといけないから、副作用のない薬を5日分出しておきますね。それで一度様子をみましょう。

そして獣医師からは以下のアドバイスを受けました。

■室温を30度に設定してあげること

■30度を超えると熱中症になる事もあるので、サーモスタットで温度調整すること

■毎日、糞の状態とエサの減り方、インコの様子が昨日より元気になっているのかをチェックすること

■もし昨日と比べて悪いと思ったなら、すぐに病院に電話すること

 

オカメインコの保温方法・保温の仕方と罹りやすい病気をざっくり解説
自宅で少し様子を見る場合も鳥の病院へ向かう場合も常に気をつけたいのが保温です。オカメインコの体調が悪い場合は一にも二にもまずは保温です。自宅で養生する場合は看護病棟としての…

そして以下はその時の病院の診療明細書です。

オカメインコ 病院

診察費の詳細
初診料…¥1,000
糞便検査…¥500
X線検査…¥2,500
薬代(合計)…¥1,210合計¥5,210(税抜き)

オカメインコのミロちゃんのその後は?

オカメインコ 病院

家に帰ってからは 慣れないお出かけと診察で疲れていたのか、ミロちゃんはウトウトしていました。

先生に言われた通り温度を30度にキープして、後ろ髪を引かれる思いでしたが 私は仕事に行かなければなりませんでした。

仕事が終わって急いで帰宅すると、朝はあまり鳴いていなかったミロちゃんが元気よく鳴いていました。

エサを食べてるかチェックすると、少しでしたが減っていて、良いうんちも出ていました。

その後、薬は毎日与えて様子を見ていると、フンの状態も元に戻ってきて、エサもモリモリ食べるようになってきました。

このまま小さなカゴに入っているのではストレスが溜まりそうだったので 薬が終わる5日後に 普段の鳥かごに戻してあげました。

病院からは体調が回復しない場合は再診するよう言われていたのですが、幸いなことに問題はありませんでした。

中毒というより、寒さが原因で体調不良となっていたようでしたが…大きな病気ではなく、ホッと胸をなでおろしました。

今回のことで 常にアンテナを張って 鳥を診られる獣医さんを見つけておく事の大切さが身に沁みました。

小鳥の病院はまだまだ少ないですが、今後 犬・猫の病院と同じくらい増えてくれることを切に願います。

体調不良からそろそろ一か月近く経ちますが 元気になったミロちゃんは毎日下手くそなミッキーマウスマーチを歌ってくれて、エサもモリモリ食べて元気に過ごしています。




オカメインコを病気にさせない為にはどうすればいいか?

オカメインコ 病院

普段から鳥かごの掃除はマメにする

不潔な飼育環境は様々な病気の原因にもなります。

また糞の状態を見る事でインコの健康状態を確認する事もできますので、毎日ケージの掃除をするのが理想的です。

特に季節の変わり目の温度管理に気を遣う

ヒナであれば28度くらい。成鳥であれば25度くらいを目安にしてください。

季節の変わり目などに急激に冷え込んだりすると風邪を引いてしまう事もあります。

429 Too Many Requests

中毒に気を付ける!インコは意外と色々なものを口に入れている…

金属中毒(特に鉛は注意!)、チョコレート、観葉植物、タバコの煙などは オカメインコの中毒を引き起こします。

鳥かごの中や放鳥中に危険なものに触れないか注意してください。

銀メッキの鳥カゴ(ごく一般的なケージ)が古くなってくるとはく離したメッキが口に入って食べてしまうことが多くあり、中毒を起こすことがあります。

そういったリスクを軽減するには、オカメインコには465サイズのステンレス製のケージの使用がおすすめです。

オカメインコケージにはhoei465ステンレスがおすすめな理由
オカメインコに多い亜鉛中毒症の予防には亜鉛メッキケージを錆びる前に交換するか、最初からステンレスやアルミ製のケージを使うことです。

 

オカメインコが体調不良や病気になる原因となるものは数多くありますが、飼い主さんが少し気を付けてあげることで事故や中毒を未然に防ぐことが可能です。

日頃から鳥の様子をよく観察して早く異変に気付く、あるいは病気にさせない努力を惜しまないことが、大切な家族と長く一緒に過ごせる「基本のき」になります。

スポンサーリンク