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- 多肉植物 ウバタマ~一応栽培が許可されているものが出回っているのだが…
- ミルクブッシュ~樹液が毒!発がん作用のある物質が含まれているらしい…
- スイセン~人間も間違えて食べて毎年中毒事故が絶えない
- チューリップ~犬が食べて中毒を起こすこともよくあるらしいので要注意
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インコに有害な木・植物・香水やアロマの死亡事故!香りも毒になる話
オカメインコのアロマによる死亡事故の事例
オカメインコがアロマで死亡
私の最愛の娘(オカメインコ)が昨夜亡くなりました。
原因は、アロマディフューザーでした。気が付きませんでした。ショックです。
アロマは猫も死ぬそうです。
アロマディフューザーを購入し、一週間後の事でした。
天然のアロマオイルでしたが、同じ事です。
— 金ゴン (@utyumiu) 2018年1月25日
「原因は、アロマディフューザー(発生器)でした。」
ペットのインコが急死したという女性が、愛鳥の死因についてツイッターでこう報告した。自宅でアロマを焚き始めてから1週間後に、インコの体調が急変したのだという。
実際、今回のようなケースについて、鳥類専門の動物病院「小鳥のセンター病院」(埼玉県川口市)の池谷(いけや)真樹院長はJ-CASTニュースの取材に対し、「鳥によって個体差はありますが、アロマを焚くことで中毒死や呼吸不全を起こす恐れはあります」と指摘する。
女性が愛鳥の死を報告したのは2018年1月26日のこと。
私の最愛の娘(オカメインコ)が昨夜亡くなりました。原因は、アロマディフューザーでした。気が付きませんでした。ショックです。(インコを)飼うにあたり、神経質に調べたつもりでしたが、アロマは分かりませんでした。拡散して頂く事で、2度と同じ不幸が繰り返されませんよう祈るばかりです。女性の投稿は29日夕までに2万回以上リツイートされ、リプライ(返信)欄には「アロマが毒なんて…。知りませんでした」「知らなかった…ずっとアロマ使ってました」といった驚きの声が相次いで寄せられている。
この女性は29日のJ-CASTニュースの取材に応じ、急死したオカメインコは2017年8月に生まれたばかりの幼鳥だと説明。その上で、一連の経緯について、ツイッターを通じて次のように回答した。
まず、女性がアロマディフューザーを購入したのは1月17日。その日から、インコを飼っているリビングでアロマを焚き始めた。女性が寝るとき以外はほぼ一日中、スイッチをオンにしていたという。
アロマを焚き始めてから1週間後の24日、インコの体調が急変した。どんどん動きが鈍くなり、食事もあまりとらなくなった。
女性は25日に動物病院に連れて行ったが、風邪ではないかと診断され、ただ安静にさせるようにとの指示を受けたという。しかし、インコはその日の夕方に死んでしまった。当時の状況について女性は「小さな声を上げて落鳥しました。信じられませんでした」と短く振り返った。
初めまして。職場でアロマも一部取り扱い販売している者です。一応アロマオイルの注意書きには記載されてはいますが、もっとちゃんとした書き方の方がいいですよね。メーカーにも進言したいと思います。
インコちゃんのご冥福をお祈りします pic.twitter.com/kzZS0rSFvA— 猫野屋♪(*˙︶˙*)ノ゙ (@LX1vk) 2018年1月27日
インコに香水は危険!揮発性物質全般は命にかかわることが多いので注意!
原因は絶対それだ!とは断言できませんがその直後からの落鳥なので恐らくはアロマか何かの成分だと思います。1羽死んでしまって他はケロッとしているなら香水のせいとは言いませんが、他の子が息切れのような症状になっていたので恐らくです
— 毬藻鶏 動物㌠ (@marimokkei) May 1, 2018
原因がはっきりつかめているわけではありませんが、揮発性物質は要注意!
香水、芳香剤、香りの強い洗剤や柔軟剤、制汗剤も、鳥の近くで使わないようにしましょう。
スメルハラスメントという言葉ができて久しいですが、人間さえ気分が悪くなるようなにおいがペットに何の影響も及ぼさないはずがないですよね。
失礼します。
うちには猫がいますが、昨年ひとり亡くしています。その後獣医さんより食事・異食に気を付ける事とフ○ブリ○ズ・芳香剤など猫のいる部屋で使わないように言われています。
先日無香料の柔軟剤をようやく見つけ使い始めています。
皆様、香りのあるものは動物の前ではお気をつけ下さい。— chame_land (@WB_BGM) May 2, 2018
昔、野良猫に飼い鳥が狙われたので芳香系の臭い除けを外に置いたら、3日目に鳥の様子がおかしくなって病院に駆け込んだことがあります。その時は原因が判らなかったけど(アロマが悪いとか周知されてない頃で)何か嫌な予感がして猫除剤を処分したのですが、今考えてみればまだ運が良かったんですね。
— 汐路なつみ (@toki_to_tomoni) May 3, 2018
具体的に商品名を言われてみないと気づきづらいですが、何気なく使っているものがペットには有害なのです。
— いたりぷん11歳(クソリプの才能すら無かった) (@yamazou6) May 2, 2018
鳥は匂いに敏感なのか。ガスかなにかに反応するのはカナリア(オウムの事件の時も鳥かごに入れられ現場に居た)と記憶してるので、カナリアが特別なのかと思っていた。
動物は人間より感覚が鋭いのだろうから、家に居る以内に関わらずふれあうときは匂いだけでなくいろんなことに注意しなくちゃ…— yukiusa (@7716usagi) May 6, 2018
クエン酸によるインコの事故例!クエン酸洗浄にも要注意
加湿器のクエン酸洗浄後、換気したにもかかわらず、その部屋に入ってすぐにコザクラインコが吸入事故を起こした例が発生しました。クエン酸は人でも吸入すると呼吸器に刺激となり、むせることがあります。鳥は少しでもクエン酸を吸入すると重篤な呼吸器障害を起こす可能性があるので注意しましょう。
— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) January 9, 2022
飛びますとの回答でした。沸騰して気泡が弾ける時にクエン酸水が飛ぶようです。事故の報告をして、ペットに対する注意書きをお願いしました。クエン酸洗浄剤メーカーには製造ラインで他の薬品がコンタミする可能性がないか聞いたところ、それはないとの回答でした。洗浄は気をつけて行いましょう。
— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) January 14, 2022
加湿器内にクエン酸が残っていたのではないかと疑っています。かなり薄い濃度でも気をつけるべきだと思います。
空気中にクエン酸が飛ぶような使い方をせず、換気を良くすれば心配ないのではないかも思いますが、こればかりは鳥の個体差があると思いますので、自己判断でお願いします。— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) January 10, 2022
個体差があるので、これなら安全というものはないと考えておいた方がよいと思います。
いかなる薬剤も使用後はよく洗浄し、十分な換気を行うとよいと思います。— 海老沢和荘 (@kazuebisawa) January 11, 2022
ナンテン~葉も樹皮も実も有毒
南天はお箸を作るのに使われることがありますが、鳥には有害ってことになってますから、止まり木に使わない方がいいでしょう。
キョウチクトウ~人にも猛毒で有名
エゴノキ~果実や果皮に毒成分
フジ~『鬼滅の刃』では鬼の毒!鳥にも毒らしい
アジサイ~ペットが食べると死に至るケースも…
インコの有害な植物は花屋で普通に売っている件…鳥に危険な植物はこんなにある!
「インコに注意すべき」だけでなく、実はこれはほかのペットや小さい子どもにも共通する話です。
インコ・オウムに害がある香りについては、人工的な香りだけでなく、天然の花の香りにもNGなものがあります。
鉢植え・切り花問わず、園芸店に並ぶ植物には、意外と毒をもつものが多く存在します。
大半が煎じて飲まない限り 猛毒作用はないとされていますが、これから挙げる植物は 鳥が食べたらアウト!の可能性が高いと思われますので、注意してください。
トリカブト~過去に保険金殺人にも使われた猛毒植物の代名詞みたいな植物
トリカブトはわりと園芸品種が多いので入手しやすいですし、花も美しいので 園芸種として人気があります。
が、トリカブトの根から抽出した毒などを使った保険金殺人なども過去に数件起こっていますよねぇ・・・。
そのせいもあってトリカブト=猛毒のイメージは巷にわりとしっかりと定着しているように感じます。
カロライナジャスミン~全草猛毒!誤ってお茶にしたら即入院…
カロライナジャスミンは名前が「ジャスミン」という名前がついているのですが、マチンという猛毒の植物の系統で、全草有毒です。
日本ではこれを食べる虫も限られるくらいの毒草で、この葉っぱで作ったジャスミンティーを飲んで入院した…なんて例もあります。
テッポウユリ~極悪!清楚な姿からは想像しがたいがほぼすべての生き物が嫌がる嫌われもの
人間には無害ですが、犬猫から鳥類に至るまで ほぼ全ての生き物に毒なのが百合です。
とくにテッポウユリは切花で売られているので 家の中で生け花に使う人も多いですが、小動物には香りからして毒という、人間以外には毒草なので気をつける必要があります。
良い匂い♪と感じるのは実は人間だけです。
その清楚な佇まいとは裏腹に、テッポウユリは基本的にほぼすべての生き物が嫌がる嫌われ者なのです。
多肉植物 ウバタマ~一応栽培が許可されているものが出回っているのだが…
Lophophora属のサボテンで、メスカリンという幻覚成分のある毒を含んでいます。
ただしサボテンは同定が難しく、学名が書かれて売られていることも稀なので、見極めにはよく勉強して見分ける知識がなければ、なかなか難しいです。
最近は多肉植物がブームになっていますが、サボテンに毒があるとか…食用のサボテンも結構あるので、個人的には 意外な感じがしないでもありません。
ミルクブッシュ~樹液が毒!発がん作用のある物質が含まれているらしい…
サンゴのような形で可愛いので観葉植物として人気があるミルクブッシュですが、小動物や子どもがかじって体調を崩すことが多い毒草です。
ユーフォルビアという毒の多い植物の系統で、ユーフォルビアの中には、猛烈な心臓毒性があるものもあります。
ユーフォルビアも多肉植物のくくりに入ります。