
ちょっと水がかかっただけでも葉を閉じてしまうオジギソウ
2022年、はじめてオジギソウを育ててみた。
5月初旬に9㎝ポット苗を1つ購入したものだ。
これまでに2回ほど鉢増ししていて 8月1日現在は7号鉢で かなりいっぱいいっぱいに育っている。
オジギソウは根をいじられるのを非常に嫌う種なので、時期的にもこれ以上の鉢増しは無理だけど、地におろしたらもっと巨大化するはず。
それはそれで面白いかもしれないのだけれど、ある植物本に
…と書いてあったのを読んでいたから、はじめから鉢植えで育てることは決めていたのだ。
オジギソウが ネムノキのようなふんわりとした花を咲かせることは知っていたけれど、本物を見たことはなくて、私がこれがお目にかかるのはお初。
先日から小さな蕾が上がり始めてからは、今か今かと開花を楽しみに待っていたのだ。
蕾が見えてきたころに、よく見るとオジギソウの茎にとげつぽい突起物が出てきたことに気づいた。
オジギソウにとげがあるなんてことも、今回初めて知ったのだ。
知らないで触るとひっかかって意外と痛い。
数は少ないものの、節々から2本一対でとげがでている。
そして 8月1日の朝、待望のオジギソウの初開花を発見。
やっぱりかわいい花だった。
直径1センチくらいの大きさの、まるでこんぺいとうのようなかわいらしい繊細な雰囲気。
でもこれは残念ながら1日花。
夕方にはしょぼーんとしてしまって・・・
すぐに種を結ぶのかな?
種を採るつもりはないから 早めに摘花してしまおうと思うけれど、種の姿もちょっと見てみたい気がする。
この画像では葉っぱを閉じているから ますます老いた感じが否めない、残念な姿になっている。
ちなみに葉っぱが閉じているのは 水切れではなくて 夕方になると閉じる習性から。
この時期の夕方5時はまだ明るいのに、オジギソウの就寝は早い。
そして朝は5時くらいにはお目覚めで、閉じていた葉が一斉に開く。
蕾をたくさん上げているから これから毎日花を楽しませてくれると思うと、ワクワクする♪
オジギソウをいつ頃まで楽しめるだろうか。
個人的にマメ科植物が好きなので、やっぱりオジギソウも好きだなと思う。
実はこのオジギソウは、一緒にホームセンターに行った息子が面白がって選んだものなのだ。
…と思いながら買ってきて育ててみたが、オジギソウは自分が思っていたよりもずっとすてきな花だった。
本来は多年草なのだけれど、日本の冬には耐えられないので一年草扱いになってしまうのが ちょっと残念。
夏だけのお楽しみと割り切って、一期一会の出会いを楽しみたい。