おひとりさまの老後の保証人や資金や見守り対策をみんなどうしてる?
みまもりカメラ
40代女性 祖母は他との同居は拒み続けていたのでせめて連絡は頻繁にということで 親戚一同で見守りを行っています。祖母宅のリビング件寝室にはみまもりカメラをつけ、複数の目で見守りをすることにしました。
みまもりカメラ
40代女性 父が亡くなり母がおひとりさまになってから見守りカメラを設置し、必ず毎朝カメラでで顔を見て話すことを続けています。電話だけですと顔色や様子などがわからないので 顔を見て安否確認ができることは安心できます。転んで顔をぶつけてしまったりとか、少し顔色が悪かったりしたときに気づけることが多いです。おひとりさまになると一日中誰とも話すことがないという日がありますが、短い時間ですが人と話すことが出来るのでとても良いツールだと思っています。
ホームセキュリティサービスとエンディングノート
30代女性 母が一人暮らしです。同じ市内に住んでいますが急に駆けつけることが難しいため、ホームセキュリティサービスを利用しています。何かあればすぐに駆けつけてくれるようになっているので安心です。その他に月1〜2回は実家へ帰省したり、こまめに連絡をし母の様子を確認するようにしています。
今は母は元気ですが 突然の病気や死去のために大切な書類の場所の確認や連絡先、加入している保険等をエンディングノートに書き留めています。ある程度の年齢で元気なうちに有料老人ホームへの入所を考えており、今から有料老人ホームのパンフレットを請求したり、インターネットで値段や設備等を調べており入所先の目星をつけるなどの準備も進めています。
ホームセキュリティサービス
50代女性 私は一人暮らしのおひとりさまですが、甥っ子がいますので定期的に連絡を入れてもらうようにしています。あとは、民間のホームセキュリティサービスを契約しています。甥っ子や家族がもし私に連絡が取れないようなら警備会社に連絡して、セキュリティ担当者が自宅を訪問して変わりないのか確認をしていただく契約をしてもらっています。
あとは、今のうちから友達をたくさん作るようにしています。深い仲の友達だけと付き合って一人に執着するのはよくないと思うからです。友達作りのために料理教室と囲碁教室に通っています。
行政の安否確認・公正証書遺言・成年後見人・リビングウィル・ペット遺贈・死後事務委任契約
40代女性 私には基礎疾患があり、透析療法を週三回受けているため、市の障害者福祉課に相談し、障害者福祉事業所から、月二回家事支援と共に安否確認・健康状態の確認をしてもらってます。資産管理・将来の施設入所の際の身元保証人の設定をし、公証役場に公正証書にして依頼しています。
また、何らかの原因で意思疎通がとれなくなったときのために、医療行為の限界(延命処置をどこまでするのか) 死後の手続き・利用する葬儀社・葬儀の連絡先・埋葬場所・遺品の処理・処分方法・ペットの引取先を遺言書として残し、公証役場・弁護士・成年後見人にそれぞれ渡しています。かかりつけ病院にも、死亡確認時の連絡先として後見人の連絡先を伝えております。


公正証書遺言・お墓を持たない海洋散骨
40代女性 まずは遺言を公正証書で作成しています。自分の死後に誰にどれだけの遺産を配分して欲しいのか、自分が生活していた場所の後始末はどのようにして欲しいのか、身の回りの物の処分はどのようにして欲しいのかということを具体的に記載しています。また、処分するにあたって、どういう点に注意して行って欲しいのかもその物ごとに記載しています。
次に、葬儀のやり方や遺骨の管理や処分については、公正証書とは別の遺言に記載して、突発的に死亡したとしても、発見した第三者でもわかるような場所に保管しています。葬儀については規模、宗派、やり方の3点を主に記載しています。遺骨については、お墓に入るつもりはありませんので、海洋散骨にしてもらうように指示しています。

財産管理委任契約・成年後見人
40代男性 親が病気で亡くなり一人になってしまったので、法律の専門家に成年後見制度と財産を管理する契約をお願いしています。主な内容としては 飲食物や日用品の買い出し、銀行口座からの出金、水道光熱費や家賃の支払い、祖母の要介護認定の申請、介護サービス利用の利用手続き、住民票や戸籍謄本の取得手続きなどです。自分ではどうしていいかわからなくて困ってしまった場合にお願いしています。
死後事務委任契約
60代男性 一人暮らしなので死後の事務処理一式を兄弟にお願いしています。そのため身辺の不用品の整理、なるだけ身の回りのものを減らして片づけが楽なようにしておく。デジタル遺品で困らないように整理することも心がけています。
葬儀とかお墓の件は親戚がお寺なので大きな心配はなく 気がかりなのはむしろ残していくお金です。今までずいぶん家族に心配をかけてきたものですから、できるだけお金を残しておきたいと考えています。
互助会の加入
50代女性 私は終活のひとつとして互助会に加入しました。積立型互助会で、掛け金が毎月3000円。その積立金を葬儀費用で軽減利用できるのと、一級葬祭デレクターの方が在籍しているので、死後に行う届け出や書類等の手続きなどフォローをしてくれます。また葬儀全般や火葬場、納骨の手配などもきちんと執り行ってくれるので安心です。互助会は加入者本人だけではなく、その家族も万が一の時は利用できるのでとてもありがたいシステムです。