三十三回忌で犠牲者の冥福を祈る 日航機墜落事故供養

日航機墜落事故

乗客乗員520人が犠牲となった日航機墜落事故から32年目の夏。

犠牲者の冥福を祈る三十三回忌法要が今日、群馬県藤岡市の光徳寺で行われました。

若手の僧侶だけでも県内外から50人以上参加。

これは事故を風化させないために、若い人たちと一緒に供養をするためです。

遺族と地元住民や住職ら約150人が出席し、法要で犠牲者全員の名前を読み上げて 犠牲者の冥福と安全への祈りをささげました。

今回、三十三回忌の準備を中心になって進めてきたのは 仁曳寺(じんそうじ・高崎市吉井町)の住職であり、現在、曹洞宗の県内の取りまとめ役をしている渡辺啓司さん(66歳)

日航機墜落事故が起こった1985年8月当時、渡辺さんは34歳の若手僧侶でしたが、仲間たちに声をかけました。

渡辺啓司さん
山に登って、事故現場で犠牲者の供養をしよう

四十九日の法要も考えましたが、遺体回収や現場検証が長く続いていたため、御巣鷹の尾根への立ち入りはなかなかできませんでした。

やっとその許可が下りたのは事故から数ヶ月経ってから。

渡辺さんと県外から駆けつけてくれた20人ほどの僧侶たちがシャベルやのこぎりを背負い、墓標を2人がかりで担ぎながら、山道を登りました。

木々がなぎ倒され、山肌がむき出しになった現場近くに渡辺さんらは穴を掘り、かついできた墓標を立て、線香を手向けて、全員で読経したのです。

現在も渡辺さんは仁曳寺で位牌に手を合わせ、時間を見つけては仲間と慰霊登山を行っています。

渡辺啓司さん
自分はいつまで御巣鷹に登れるかわからない。

事故を語り継ぐためにも、若い僧侶たちにご遺族の思いを背負って慰霊登山をしてほしい。

 
 
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