2024年12月23日の「めざましテレビ」で紹介された「こねないシュトーレン」はクリスマスシーズンに欠かせないドイツの伝統菓子を手軽に作れるアレンジレシピです。
通常のシュトーレン作りでは必須の「こねる」工程を省略することで、誰でも気軽にチャレンジできる新しい作り方を紹介。
ドライフルーツとナッツの贅沢な風味はそのままに、マジパンの甘みとバターの香り豊かな本格派シュトーレンを、わずか5分の作業時間で完成させることができます。
こねないシュトーレンの作り方
ドイツの伝統的なクリスマス菓子パン「シュトーレン」を、こねずに簡単に作ることができるレシピです。ドライフルーツとナッツの香り高い生地に、マジパンのコクと甘みが加わった本格的な味わいを、手軽に楽しめます。
こねないシュトーレンのレシピ
材料と分量:16×20cm耐熱容器1台分
- 強力粉:100g
- 薄力粉:100g
- ドライイースト:3g
- 砂糖:35g
- 水:100g
- 塩:3g
- 溶かしバター(またはマーガリン):40g
- 卵黄:1個分
- お好みのスパイス:適量
- 洋酒漬けフルーツやナッツ:100g
▶マジパン
- アーモンドパウダー:30g
- 粉砂糖:30g
- 卵白:10g
▶仕上げ用
- バター(またはマーガリン):20g
- 粉砂糖:適量
- STEP1下準備耐熱容器に水と砂糖を入れ、電子レンジ(600W)で20秒加熱します。
- STEP2イースト生地強力粉とドライイーストを加えて、全体がよく混ざるまで混ぜ合わせます。
- STEP3材料を混ぜる塩、溶かしバター、卵黄、スパイスを加えて混ぜ、さらに薄力粉を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
- STEP4具材を加える洋酒漬けフルーツやナッツを加えて軽く混ぜ合わせます。
- STEP1加熱生地を電子レンジ(600W)で20秒加熱します。
- STEP2発酵ラップをかけて10分程度発酵させます。
- STEP3マジパン作りアーモンドパウダー、粉砂糖、卵白を混ぜ合わせてマジパンを作ります。
- STEP4マジパンを載せる発酵させた生地の上にマジパンを小さく分けて散らします。
- STEP1オーブン予熱オーブンを180℃に予熱します。
- STEP2焼成25~30分程度しっかりと焼き上げます。
- STEP3仕上げ熱いうちに表面にバターを塗り、粉砂糖をたっぷりとまぶします。
こねないシュトーレンをおいしく作るコツ
水は人肌程度の温度にして、イーストの発酵を促進させましょう。熱すぎるとイーストが死んでしまうので注意が必要です。
フルーツやナッツは事前に細かく刻んでおくと、生地に馴染みやすく、切り分けた時もきれいに仕上がります。
マジパンは生地の表面全体に散らすように載せることで、焼き上がりが均一になります。
仕上げの粉砂糖は熱いうちにまぶすことで、バターと一緒にしっとりと馴染みます。
こねないシュトーレンによくある質問
シュトーレンは冷めてから食べた方がいいですか?
焼きたては香り高く美味しいですが、1日程度置くことで味が馴染み、よりしっとりとした食感になります。粉砂糖を含んだ表面もしっとりして、本来のシュトーレンらしい味わいが楽しめます。
スパイスは何を使えばいいですか?
シナモン、ナツメグ、カルダモンなどのクリスマススパイスがおすすめです。お好みで1種類だけでも、複数組み合わせても美味しく仕上がります。
マジパンは必須ですか?
マジパンは伝統的なシュトーレンの特徴的な材料ですが、なくても美味しく作れます。その場合は、ナッツの量を少し増やすと、食感と風味が補えます。
洋酒漬けフルーツは何を使えばいいですか?
レーズン、オレンジピール、レモンピールが定番です。市販の漬け込みフルーツを使用するか、事前にラム酒やブランデーで漬け込んだドライフルーツを使用してください。
発酵がうまくいかない場合はどうすればいいですか?
冬場は室温が低いため、発酵に時間がかかることがあります。オーブンを30℃程度に温めて庫内で発酵させるか、発酵時間を少し長めにとることをおすすめします。
焼き色が濃くなりすぎる場合の対処法は?
途中で焼き色が濃くなってきた場合は、アルミホイルをかぶせて焼き続けてください。中まで火が通り、表面も程よい焼き色に仕上がります。
余ったシュトーレンの保存方法は?
常温で2~3日、冷蔵庫で1週間程度保存できます。スライスしてラップで包み、冷凍保存することも可能です。
フルーツやナッツはアレンジできますか?
好みのドライフルーツやナッツを使用できます。ドライクランベリー、イチジク、アーモンド、クルミなど、お好みの組み合わせでアレンジしてください。
生地がベタベタする場合は?
生地が柔らかすぎる場合は、薄力粉を少量ずつ加えて調整してください。ただし、こねないパンは通常のパンより少し柔らかめの生地で作ることがコツです。
オーブンの温度は調節が必要ですか?
オーブンの機種により温度差があるため、様子を見ながら調節してください。焼き色がつきすぎる場合は170℃程度に下げ、じっくり焼き上げることをおすすめします。