2024年12月23日の「めざましテレビ」で紹介した「こねないパン」は手軽に作れて失敗知らずの画期的なパン作りの方法として、今大きな注目を集めています。
パンづくりの常識を覆す、誰でも簡単に作れるレシピとして、SNSでも話題沸騰中。記憶に新しい令和の米騒動やお米の価格高騰を背景に、朝食の新たな選択肢としても人気急上昇中です。
電子レンジとオーブンを使った30分でできる時短レシピで、パン作り初心者でも失敗なく美味しく作れると評判です。
こねないパンの作り方
電子レンジとオーブンを使って30分で完成する、手軽で美味しい手作りパンのレシピをご紹介します。こねる必要がないので、パン作り初心者の方でも簡単に挑戦できます。発酵時間も短く、朝食やおやつにぴったりの時短レシピです。
こねないパンのレシピ
材料と分量:4個分
- 強力粉:150g
- ドライイースト:3g
- 砂糖:10g
- 塩:3g
- お好みの油:20g
- 水:120g(牛乳や豆乳でも可)
- STEP1イースト液作り耐熱容器に砂糖と水を入れ、電子レンジ600Wで20秒加熱します。
- STEP2一次発酵の準備イーストと強力粉100gを加えて、全体にボコボコと泡が出てくるまでよく混ぜます。
- STEP3生地作り残りの強力粉・塩・油を加え、粉っぽさがなくなり全体に粘りが出るまで混ぜ合わせます。
- STEP4加熱イーストを活性化させるため、電子レンジ600Wで20秒加熱します。
- STEP1分割生地に強力粉大さじ1(分量外)をまぶし、生地を4等分にします。
- STEP2成形生地がべたつかないうちに手早く丸め、天板に並べます。
- STEP3二次発酵ラップをかけ、冷蔵庫の上など温かい場所で10分休ませます。
- STEP1予熱オーブンを200℃に予熱します。
- STEP2焼成予熱したオーブンで10~15分焼きます。
- STEP3完成こんがりきつね色に焼き上がったら完成です。
こねないパンをおいしく作るコツ
水は人肌程度(30~35℃)の温度にすることで、イーストが活性化しやすくなります。
混ぜる時は粉っぽさがなくなる程度でOK。混ぜすぎると硬くなってしまうので注意しましょう。
発酵時は温かい場所に置くことで、より膨らみやすくなります。冷蔵庫の上や電子レンジの上がおすすめです。
成形は手早く行うことで、生地がべたつきにくくなります。
こねないパンによくある質問
強力粉以外の粉は使えますか?
中力粉や薄力粉でも作ることはできますが、膨らみが弱くなります。ふんわりとした食感に仕上げるためには、強力粉がおすすめです。
イースト量を増やすとより膨らみますか?
イーストを増やしすぎると、発酵が進みすぎて酵母の香りが強くなってしまいます。レシピ通りの分量がベストです。
生地がべたつきますがどうすればいいですか?
打ち粉(強力粉)を適度に使いながら成形すると、扱いやすくなります。ただし、打ち粉を付けすぎると、パンが固くなる原因になります。
手で混ぜる時間の目安はどのくらいですか?
粉っぽさがなくなり、全体がまとまる程度まで。約1~2分程度です。混ぜすぎると生地が硬くなってしまうので、適度な混ぜ加減を心がけましょう。
オーブンの予熱は必要ですか?
予熱は必須です。予熱なしで焼くと、パンの膨らみが悪くなり、しっとりとした食感が損なわれてしまいます。
生地を寝かせる時間は長くしてもいいですか?
室温が高い場合は発酵が進みすぎて、イースト臭が強くなることがあります。10分程度を目安にしてください。
できあがったパンの保存方法は?
当日中に食べきるのがベストです。翌日に食べる場合は、冷めてから密閉容器に入れて常温保存してください。
生地を冷蔵保存することはできますか?
このレシピは短時間で作ることを想定しているため、生地の冷蔵保存はおすすめしません。作り立ての美味しさを楽しんでください。
アレンジレシピはありますか?
生地にドライフルーツやナッツ、チーズなどを加えてアレンジできます。また、成形時にジャムやチョコレートを包んで焼くことも可能です。
失敗しやすいポイントは?
水の温度が高すぎたり、生地を混ぜすぎたりすることが主な失敗の原因です。また、発酵時間が長すぎても、パンの風味が損なわれる可能性があります。