【目黒バラバラ殺人】池田徳信 (やすのぶ) の公判 (目黒区碑文谷公園バラバラ殺人事件)

目黒バラバラ殺人 池田徳信

目黒バラバラ殺人事件(目黒区碑文谷強盗殺人事件)

目黒バラバラ殺人事件は、2016年6月23日、東京都目黒区の区立碑文谷公園内の池で、阿部祝子さん(あべときこ・当時88歳・世田谷区野沢)の切断遺体が見つかった事件。

公園の清掃員が、公園関係者を通じて「池に人の脚のようなものが浮いている」と近くの交番に届け出たことで発覚し、捜査本部は頭部や胴体、両手、両脚などを発見していた。

司法解剖で死因は不詳だったが、のこぎりを含む複数の刃物で切断されたとみられることなどが判明した。

阿部祝子さんのマンションが遺棄現場の碑文谷公園から西に約500メートルと近かったため、捜査本部は犯人が周辺に土地勘がある可能性も視野に捜査していた。

阿部祝子さんは6月19日午後8時頃、マンションを訪れていた神奈川県内に住む長男夫婦を見送る様子が、マンション内の防犯カメラに写っており、その後に3階の自室にエレベーターで戻ったとみられていた。
  

 
 
警視庁碑文谷署捜査本部は2016年7月9日、死体遺棄容疑で、阿部祝子さんの自宅マンション近くに住む28歳の男を逮捕した。

池田徳信(いけだやすのぶ・当時28歳・無職・世田谷区野沢)容疑者は「金銭目的で阿部さんの部屋に入った」と供述した。

池田徳信
阿部さん宅へはベランダから侵入した。6月20日と21日、2回入った。

池田徳信と阿部祝子さんには面識はなかった。

池田徳信
2階のベランダよじ登ったが、その部屋の窓が閉まっていた。
 
懸垂するようにして3階にある阿部さんの部屋までさらに登り、窓が開いていたので入った。

2階にはマンションの外に置かれている物置から移ったとみられるが、手すりなどから指紋は検出されず、手袋を使っていたと思われる。

そして池田徳信の供述どおり、2階ベランダ、阿部さんの部屋のベランダ、阿部さんの部屋の中から、池田徳信のものとみられる靴の足跡が見つかっていた。

目黒バラバラ殺人事件

via:【目黒バラバラ殺人事件】事件現場(大島てる)

 
池田徳信が6月20日午前5時ごろ、黒っぽいリュックサックを持って阿部祝子さんのマンションから歩いて出ていく様子が、マンションのエントランスの防犯カメラに写っている。

6月21日午前2時ごろには、黒っぽいスポーツバッグを肩に掛けてマンションを出て、自転車で走り去る姿がカメラで確認されていた。

両日とも池田徳信がマンションに入る様子は防犯カメラに写っておらず、「阿部さんの部屋には2回侵入したが、どちらもベランダから入った」と供述した。

池田徳信は6月20日に阿部祝子さんを殺害し、浴室で切断し、一旦帰宅したあと、21日に切断遺体をスポーツバッグに入れ、碑文谷公園の池に捨てていた。

捜査本部はマンションを出たあとの池田徳信の行方を別のカメラなどで追い、6月20~21日にかけて池田徳信が複数回、遺棄現場の池にも姿を見せていたことを確認している。

池田徳信の供述によると 侵入時、阿部祝子さんはベッドで寝ており、ゆすって起こしたところ騒がれそうになり、手で首を絞めて殺したという。

そしてその日のうちに阿部さんの遺体を包丁を使って浴室で切断したことも認めている。

浴室には人体の一部とみられる組織片が残されていたほか、配水管からは血液反応も出ている。

遺体の切断には阿部さんの部屋にあった包丁を使った。

この包丁や、遺体の運び出しに使ったスポーツバッグは「池とは別の場所にゴミとして捨てた」

バッグは阿部さん殺害後に購入したものだという。

捜査本部は池田徳信のマンションの家宅捜索で、包丁などの刃物類9点とリュックサック、自転車などを押収していた。

自転車は、池田容疑者が6月21日に使用したものと同一とみられている。

阿部祝子さんの部屋には現金入りの財布や預金通帳が残されていた。

捜査本部によると、阿部さんがタンスに現金を保管していたという情報があったのだが、タンス内から金銭などは見つかっておらず、捜査本部は室内からなくなったものがないか調べていた。

池田徳信は犯行動機を「金が欲しかった。仕事を辞めて金に困っていた」と供述しているが、実際には「何も盗んでいない」とも供述した。

阿部祝子さんの部屋に荒らされた形跡はなく、財布などには現金約20万円が残っていた。

2016年7月10日に池田徳信は死体遺棄容疑で池田容疑者を送検された。
 
 
スポンサーリンク



 
 

池田徳信の生い立ち

池田徳信は地域でも特に印象に残らない男だったという。

池田徳信は小学校から不登校で 高校も中退し、職を転々としながら生活していた。

池田徳信

via:https://matome.naver.jp/まとめ

小学校卒業文集
今まで以上に楽しい思い出などを作れるといいと思う。
そのためには、友達をたくさん作ったりしないとダメだと思う。

池田徳信は小学校の卒業文集に、中学校生活への目標をこう綴っていた。

小学校の知人男性
彼は目立たないタイプ。いじめられていたようで、卒業式にも出なかった。

池田徳信はほとんど不登校のような状態で、中学校は学区外の私立校に進学したが、ここでも人間関係がうまくいかず、高校は中退していた。

その後はビル清掃や土木工事などのアルバイトをしていた時期もあったが、2016年の春ごろにはすべて辞めていた。

現在のマンションには10年以上前から住んでおり、60代の母親と2人暮らしをしていたという。

父親はがんで死亡しており、池田家の家計は母親の生活保護と、離れて暮らす姉からの援助で成り立っていたが、その生活を圧迫していたのは住居費だったという。

母親は高級住宅地として知られる目黒区での居住にこだわりがあり、マンションの家賃が家計を圧迫していた(池田家のマンションは世田谷区)

近所とはほとんど交流がなく、近くに住む77歳の無職男性は「たまに母親らしい女性と歩いているのを見かけた程度。昼間から普段着でぶらついていた」という。

知人男性
彼と今回の残虐な犯行は結びつかない。
 
昔から高いところに登るのが好きだとは言っていたが、まさか将来、他人のマンションのベランダに登って事件を起こすなんて・・・。


 
 
スポンサーリンク



 
 

2017.9.19 東京地裁で池田徳信の裁判員裁判・初公判開始【目黒バラバラ殺人事件】

 


 
池田徳信 目黒バラバラ殺人被告
via:https://mainichi.jp/

強盗殺人や死体損壊などの罪に問われた池田徳信(いけだやすのぶ)被告(29)は9月19日、東京地裁(石井俊和裁判長)の裁判員裁判の初公判が行われました。

起訴状
池田徳信被告は2016年6月20日ごろ、阿部祝子さんが住む世田谷区のマンションの一室にベランダから侵入。
 
在室していた阿部さんの首を絞めるなどして殺害し、現金約35万円を奪った。
 
さらに、室内にあった包丁で阿部さんの遺体を切断し、翌21日ごろ同公園内の池に遺棄した。

池田徳信被告は「殺害は認めるが、金銭は奪っていません」と述べ、起訴内容を一部否認しています。

池田徳信被告は当時、阿部祝子さんのマンションから約500メートルの場所に住んでいました。

検察側の冒頭陳述
池田徳信被告は去年3月に仕事を辞め、同居する母に渡す生活費を工面できなくなり、他人の家に押し入ろうと決意した。
 
面識のない阿部祝子さんが住むマンションに強盗目的で侵入し、阿部さんに騒がれそうになったため殺害した。

池田徳信被告は事件直後に37万円を自身の口座に入金していた。

弁護側
池田徳信被告は銀行のキャッシュカードを盗んで暗証番号を聞き出そうとして侵入したが、阿部さんに騒がれそうになったためパニックになり殺害した。
 
現金は奪っておらず、強盗殺人罪は成立しない。

また、被告側は 金を盗む目的で侵入したところ、被害者が大声を出そうとしてパニックになり殺害したとして、他人の反応などへの関心が乏しいパーソナリティ障害などの影響があると主張しました。

9/20 第2回公判

9月20日の法廷では 池田徳信被告が検察官の取り調べを受けた時の映像が再生されました。

この中で池田徳信被告は阿部祝子さんの部屋に侵入したのは「入りやすそうなマンションだったから」と説明しています。

また「金銭は何も盗らずに出た」と話し、取り調べ段階から強盗容疑を否認する様子が映し出されました。
 
 

9/25 池田徳信被告に求刑・無期懲役

目黒碑文谷バラバラ殺人事件 池田徳信
 


  
池田徳信被告(29)の裁判員裁判の論告求刑公判が9月25日、東京地裁(石井俊和裁判長)で開かれました。

検察側は「遺族に謝罪をせず、被告人質問でも一切、語ろうとしていない」「動機や経緯は身勝手で、くむべき事情が皆無である」などと厳しく指摘し、無期懲役を求刑しました。

判決は29日に言い渡される予定です。 

9.29 池田徳信被告に無期懲役判決!

池田徳信被告に対して、東京地方裁判所は「被害者を押さえつけ強盗しようとしていた」と指摘して被告側の主張を退け、無期懲役の判決を言い渡しました。

東京地方裁判所で行われた裁判員裁判で、検察側が侵入の目的は強盗で 現金35万円を奪ったとして無期懲役を求刑していました。

それに対して被告側は、強盗目的ではなく金も奪っていないとして、殺人などの罪にとどまると主張していました。

9月29日の判決で東京地裁の石井俊和裁判長は、現金を奪った証拠はないと認めた一方「キャッシュカードの暗証番号を聞き出すために被害者の頭を押さえつけた行為は強盗の着手に当たる」として、強盗殺人の罪を適用しました。

そして「大声を出されるのが嫌だという短絡的な理由で殺害し、遺体を切断した。生命に対する極端な冷淡さは恐ろしく、一生をかけて償わせるのが妥当だ」として無期懲役を言い渡しました。
 
 
 
スポンサーリンク


[via]朝日新聞 読売新聞 毎日新聞 産経新聞 週刊新潮 週刊文春   戦後ニッポン犯罪史   日本凶悪犯罪大全   戦後事件史データファイル   現代殺人事件史   昭和・平成 日本の凶悪犯罪100   殺しの手帖   日本殺人巡礼