メガマウス科はメガマウスザメ1種のためにある!食性にも謎!?


 
メガマウスはかなりユーモラスな体形をしています。

頭の大きさが異常に目立って、口もこれまた異常に大きいのに 体型的には尻すぼみ。

メガマウスを見て「オタマジャクシみたいだ」と表現した人もいます。

そういわれてみると近いものがあるかも。

サメってもっとすっきりした体型のものが多いです。

メガマウスは体型がこれまでのサメとは大きく違っていて、サメの分類にあてはめられなかったために、これ1種だけのために「メガマウス科」が作られたのです。
 
 
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メガマウスの口のところにちらっと光る部分があって「白いバンド」と呼ばれています。

さらにメガマウスの口の中は 銀色の膜でおおわれています。

白いバンドはメガマウスが顎を突き出した時にしか見えないそうですが、これらは獲物をおびき寄せる発光器の役目をしているのではないかという研究者がいます。

確かにちょうちんアンコウとかもそうですけど、深海魚って発光するものが結構いますから、この説は正しい感じがしますが、なにしろわからないことだらけの生態ですから、これを裏付ける証拠はありません。

でももし発光させる役目があるのなら、メガマウスはじっとしていて、獲物が向こうから彼らの口に飛び込んでくるのを待つスタイルのハンターなのかもしれませんね。

そうなると、同じオキアミを食べるジンベエザメなどとはだいぶタイプが違う海洋生物だということになります。

そういえば、メガマウスの胃の中からは深海のクラゲが見つかったこともあります。

目の前にやってくる獲物をゆったりと食べて暮らすスタイルなのかな、あの巨体で^^;
 
メガマウスは1976年の初発見以来今年までに60数個体しか揚がっていませんから、未だに彼らの生態もわかっていませんが、解剖すると胃の中からはオキアミがたくさん出てくることから、プランクトン食性のサメだということは確かです。

メガマウスのほかにはジンベエザメやマンタなどもプランクトンを食べてますが、身体が大きい分、食べる量も半端ではないと思われるので メガマウスはプランクトンが豊富にいる海域で生息しているのではないかと考えます。

ただ、忘れてはいけないのは、メガマウスは深海魚だってことです。

プランクトンが多くいるのは多くが海の表層部分なので、深海にすむメガマウスがどうやって十分なプランクトンを摂っているのかは疑問です。

深海といっても深い深海ではなく、浅い深海にすんでいるのかも…。

ジンベエザメはスワーッと泳いで行って、ガバーッとプランクトンを食べるため、筋肉がとても発達しています。

また「濾過摂食」といって、プランクトンを大量の水ごと飲み込んで、後で水だけを出しています。

ですが どうもメガマウスは 食べてるものは同じなのに ジンベエザメのような濾過摂食をしていないようです。

メガマウスは体の筋肉がジンベエザメのように発達しているわけでもなく、濾過器官も濾過摂食に適した動きができるようにできていない・・・この辺が未だに謎で、ジンベエザメみたいにオキアミをガンガン食べてるのではなさそうな感じですね。

5メートルを超えるような大きな体を維持するのに、そんなんでいいのかな?と思うんですが、この謎、私が生きてるうちに解明してもらえるといいなあ^^と思ったりもします。

でも捕獲されたらおそらく人工飼育には耐えられないメガマウスだし、メガマウスが捕獲されると地震が来る!?なんて噂されてしまうので、人間に接触せずに、ひっそり生きてほしいですねえ。

 
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メガマウス 深海魚