【前橋女子高生重体事故】85歳 川端容疑者の処分はどうなる!?

前橋女子高生重体事故

2018/1/9 前橋女子高生重体事故

前橋市内の県道で1月9日朝、自転車の女子高校生2人が乗用車にはねられ、重体になった事故で、群馬県警は9日、乗用車を運転していた川端清勝容疑者(85歳・無職・前橋市)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで逮捕しました。

川端容疑者は容疑を認め、「気がついたら事故を起こしていた」と供述。
 


 



 

はねられたのは市立前橋高に通う、いずれも前橋市内在住の1年生・太田さくらさん(16)と3年生・大嶋実来さん(18)

この日は始業式で、通学途中でした。

現場は片側1車線の直線道路。

調べでは、川端容疑者の車は北から南に走り、交差点内で右折待ちの車と接触。

そのまま南へ向かって対向車線を横切り、路側帯を自転車で走っていた太田さん、大嶋さんをはねています。
 


 


その後の調べで、川端容疑者は、およそ130メートルにわたって逆走するなどし、女子生徒2人が乗る自転車や住宅の塀などに次々に衝突していたことがわかりました。

現場にブレーキをかけた痕はなかったということです。

川端容疑者は、2人をはねた現場の手前約130メートルの交差点で右折待ちをしていた車のサイドミラーにぶつかっていた。

だが止まることなく対向車線に進入、逆走を続ける格好で事故現場に突っ込んでいった。

防犯カメラがとらえた事故の映像から、逆走する川端容疑者は2人をはねるまでに4台の車とすれ違っている。

正面衝突しかけた男性(74)は「ぶつかったていたら、どうなっていたか…」

現場の県道の制限速度は40キロだが、「70キロは出ていたと思う」と振り返った。

低速で運転していた男性は、眼前に飛び込んできた黒い車に慌てて反対車線側にハンドルを切った。

左横すれすれを猛スピードで走り抜けた黒い車をサイドミラー越しに確認すると、ブロック塀に衝突して激しく横転、2人の学生らしき女性が倒れていた。
 
 
事故車両の中にいた川端容疑者は呆然とした様子で、直後の取り調べにも「気がついたら事故を起こしていた」と供述しているが、猛スピードで逆走しながら4台の車とは衝突を避けている。

ある捜査関係者は、ハンドルを切っていた可能性があり、病気による発作などで気を失っていたわけではないと見る。
 
 
複数の目撃者は、右折待ちの車との最初の接触事故後、川端容疑者は逃走を図ったのではないかという。

太田さんをはねた現場付近には葬儀場の入り口があり、地元住民だけが知る裏道へと通じている。

目撃者
最初の接触事故後に車を止めて話し合おうとせず、逆に猛スピードで突っ込んできたのは、逃げていたとしか思えない。
 
葬儀場を通り抜け、裏道で逃げようとしたのではないか。

http://www.sankei.com/premium/news/180120/prm1801200011-n1.html

家族によると、川端容疑者は半年前ごろから、運転中に車を車庫などに接触させる物損事故を繰り返していたため、家族が運転しないよう諭していました。

しかし、川端容疑者は事故当日、車の運転を止められないよう、通常よりも2時間以上早く自宅を出ていたことがわかりました。

家族は運転できないように車の鍵を隠す予定だったということで、警察はくわしい経緯を調べています。
 
 




 
 

2018/1/16 85歳容疑者、女性と交流で運転に固執か

川端清勝容疑者(85)=同市下細井町=は事故当日の行き先の老人福祉センターには車で頻繁に通い、知人女性と会うのを楽しみにしていたという。

高齢で物損事故を繰り返してもハンドルを握り続けたのは、家の外での交友に飢えていたからなのか-。

関係者によると、知人女性は70代後半~80代で、川端容疑者と同じく「おおとも老人福祉センター」(同市大友町)に通い、8年ぐらいの付き合い。

車の運転ができない女性を川端容疑者が送迎したり、女性が川端容疑者の食事を用意したりするなど親しかったという。

川端容疑者は妻がおり、息子夫婦らと同居。

以前にも物損事故を繰り返し、家族から運転をやめるよう説得されていたが、応じなかった。

事故当日は家族の目を盗み、通常より2時間早く外出してセンターへ向かった。

「女性に会うため、ほぼ毎日車を運転してセンターに通っていたようだった」と、川端容疑者を知る人物は証言する。

「人の言うことを聞かない頑固なところがあった。でも、どうして当日に限って2時間も早く家を出たのか」

県警は14日、事故現場付近を一時通行止めにし、事故後初めてとなる現場検証を実施。

捜査員約20人が現場付近の防犯カメラの位置などを調べ、事故状況の検証をした。

県警によると、川端容疑者は「気がついたら事故を起こしていた」と供述している。

何を思って運転していたのか-。

原因はまだ明らかにされていないが、2人の女子高生を巻き込んだ事故の広げた波紋はあまりに大きい。

 

2018/1/16 川端清勝容疑者を鑑定留置へ

 


 

川端清勝容疑者(85歳・前橋市下細井町)について、前橋地検が鑑定留置を請求する方針を固めたことがわかりました。

川端容疑者は「気がついたら事故を起こしていた」と供述し、事故当時のことは覚えていないとの趣旨の供述を続けていることなどから、心身の状態を調べる必要があると判断したものです。

捜査関係者によると、川端容疑者は昨秋、運転免許の更新時に改正道交法に基づく認知機能検査を受け、認知症ではないとの結果が出ていました。

しかし、事故を起こすまでの間に認知機能が低下した可能性もあります。

家族らによると、川端容疑者は目立った持病などはなかったが、たびたび物損事故を起こしていたということで、家族から運転しないよう再三説得されても応じず、今回の大事故を起こしてしまったのです。

2018/1/26 荻原博子が解説「高齢者の運転を見守る最新自動車保険」

家族が免許を自主返納するよう勧めても、それに応じない高齢者も多く、悩みの種だという声もよく聞く。

そんな免許返納に抵抗のある人も、これなら受け入れやすいかも。

荻原さんが高齢者の運転を見守る保険を解説してくれた。

荻原さん
三井住友海上の『GK見守るクルマの保険』は、通信機能を持つ車載器と、スマホの専用アプリを用いて保険会社とデータをやりとりし、ドライバーの運転状況を見守るというものです。
 
たとえば、急なハンドル操作や車のふらつき、また高速道路での逆走などがあれば、『逆走していませんか』などと警告します。
 
事故の衝撃を感知したときは、保険会社からドライバーに電話が入り、安否確認と事故の初期対応などをサポートします。
 
アラート情報や、運転を100点満点で評価した毎月のレポートは、本人だけでなく見守る側にも送られます。
 
特に、親と離れて暮らす子ども世代には、親のふだんの運転状況がわかるので、安心できるのではないでしょうか。
 
自動車保険の特約として付帯しますので、特約料は月300円。 
 
年払いだと、3,480円が保険料に上乗せされます。
 

ほかにも、同様の見守り自動車保険がある。

荻原さん
損保ジャパン日本興亜の『DRIVING!』は、専用のドライブレコーダーを用います。
 
ドライブレコーダーが運転データを記録し、車間距離が短くなるなど危険を察知すると、アラート音で警告します。
 
事故の際は、自動的に保険会社に通報し、警備会社が駆け付けます。
 
ドライブレコーダーには画像が記録されているので、証拠としても活用できます。
 
特約料は、月850円。年払いだと9,720円です。
 

政府も、高齢ドライバーの交通事故削減に向けた取り組みを始めている。

すでに昨年3月から、運転免許を更新する75歳以上の人への認知症テストを強化した。

さらに「80歳以上のドライバーによる交通事故の死亡者数を、’20年には200人以下にする」という目標を立て、5年ごとに見直される「高齢社会対策大綱」のなかに盛り込む方針を固めた。

’16年の死亡者数は266人。約25%の削減を目指す。

荻原さん
交通事故は、被害者はもちろんですが、加害者とその家族の人生も変えてしまいます。
 
心配だと思いますが、いきなり免許返納を勧めるより、今回紹介した保険への加入や、運転レポートなどをもとに、冷静に話し合うほうが賢明かもしれません。

https://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/social/32472

2018/1/27 川端清勝容疑者の鑑定留置決定

前橋地検は1月26日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで逮捕、送検された川端清勝容疑者(85歳)の鑑定留置が前橋簡裁に認められたと明らかにしました。

期間は公表していません。

県警によると、川端容疑者は逮捕時、「気が付いたら事故を起こしていた」と供述していました。

地検は刑事責任能力の有無を調べた上で 起訴の可否を判断します。

川端容疑者の運転免許について、家族は「昨秋に認知機能検査を受けた上で更新した。認知症とみられる言動もなかった」と説明しています。

2018/1/31 重体の高1女子が死亡

意識不明の重体だった太田さくらさん(16歳・市立前橋高1年)が1月31日、低酸素脳症のため死亡したことを群馬県警が明らかにしました。

同じく重体だった大嶋実来さん(18歳・市立前橋高3年)は意識が回復したということです。
 
 
 
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