【熊谷男女4人拉致殺傷事件】元カレ殺しを煽った16歳少女の非道

熊谷男女4人拉致殺傷事件

2003年8月、熊谷市内のファミリーレストランでA子(16歳・無職)は尾形英紀(当時26歳・ゲーム喫茶経営・元暴力団員)と少年B(当時15歳・尾形英紀の弟分)の2人を相手に、交際中の田中洋さん(仮名・28歳)の殺害を相談していた。

A子はひと月ほど前に田中洋さんと知り合い 田中さんの家で寝泊りをしていた。

それとほとんど同時期に熊谷駅前で妻子持ちの元ヤクザ・尾形英紀に声をかけられ、A子は二股をかけていた。

しかし二股といっても 田中さんはA子との交際を望んだがA子の方が拒否していたという。

A子自身は田中さんとの男女関係はなかったと言っているが、その頃からA子は田中さんが疎ましくなり、口論が絶えなくなっていた。

A子
(友達の少女に)ウザいから、ヤクザを使って(田中さんを)脅かそうかな

2003年8月18日午後1時過ぎ、A子が尾形英紀と少年Bの3人で食事していたとき、田中さんのことが話題に上った。

A子が「やられそうになった」という話を持ち出すと、尾形英紀は自分の女に田中さんが手を出したと憤慨した。

3人は田中さんに危害を加えることで合意した。

そして田中さんの対応によっては殺害もやむなしと包丁を所持したうえで 田中さんのアパートに乗り込んだ。
 
熊谷男女4人拉致殺傷事件

【熊谷男女4人拉致殺傷事件】via:事件現場(大島てる)

 
田中さんは々アパートに住む同僚女性・Cさん(25歳)の部屋にいたが、A子が田中さんを部屋に呼び戻した。

田中さんが部屋に戻ると、尾形英紀が暴行を加え、A子との肉体関係を問いただした。

田中さんは謝罪するも、A子との関係は認めなかったため、激昂した尾形英紀は包丁で田中さんを滅多刺しにして殺害した。

この間、A子は「やっちゃえ!やっちゃえ!」と尾形英紀をけしかけ、煽っていたという。
 
 




 
 
騒ぎを聞きつけたDさんが田中さんの部屋に入ったときに、田中さんはすでに絶命していた。

A子と尾形らは、Dさん、Eさん(21歳・田中さんの同僚) Fさん(19歳・フリーター)の3人を 田中さんの部屋に監禁した。

その後、尾形英紀の車に3人を乗せ、熊谷市内の資材置き場でDさんの首を絞め、包丁で刺して重傷を負わせた。

さらにFさんを秩父市内の公園で首を絞めて包丁で刺して重傷を負わせた。

また、Eさんは8月19日午前6時、絞殺遺体として発見されている。

尾形英紀容疑者
付き合っていた女(A子)を寝取られて面子が立たなかったので鈴木さんの殺害を決行した。
3人の女性は死んだものと思っていたが、2人が生きていることをニュースで知り、口封じのため搬送先の病院で2人の殺害も計画していた。
  


  
2007年4月26日、一審・埼玉地裁は尾形英紀被告に死刑を言い渡した。

裁判長
1日のうちに4人を殺害の対象とした。
殺してでも面子を保とうとする暴力団特有の思考で、あまりに短絡的な犯行、情状酌量の余地はない。

判決を不服として弁護団が控訴したが、7月18日に、尾形被告自身が控訴を取り下げて 原審の死刑判決が確定した。

A子は殺人と殺人未遂のほう助容疑でさいたま家裁へ送致されたが、関与の度合いと責任の重さからさいたま地裁に逆送され、2004年11月18日に求刑通りの懲役5年から10年の不定期刑を言い渡され、確定した。

少年Bは中等少年院送致が確定した。

そして2010年7月28日、東京拘置所において尾形英紀・元死刑囚の死刑が執行された。

33歳没。
 
 
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