孤独死の遺品整理や部屋の片づけ!残置物処分と特殊清掃のリアル
5194は発見が遅れることが多いので、室内や周囲の環境がどうなっているのか…誰もがある意味「想像できる」状況かもしれません。
においだけでなく、〇敗による細〇繁殖が人体に接触することは極めて危険であり、だからこその「特殊清掃人」の出番です。
特殊清掃作業員は安全確保のために細菌・ウイルス対応の化学防護服に身を包み、防毒マスクや医療ゴーグルを装着して現場に臨みます。
特殊清掃人が最も恐れるのが感染症。故人がどんなウィルスを持っていたかはわかりません。
遺族からシ体検案書をもらってシ因を調べてから特殊清掃作業に入るらしいですが、触れるものが感染するものでなくても、尋常ではない現場の特殊清掃…何が起こるかわからず、防護服は必須アイテムです。
そういう極限下での作業は、素人の手に負えるレベルではないです。
5194現場にあるものは「よほどのことがない限りすべて廃棄処分することが妥当」とされており、実際そうする・そうなることが多いです。
遺品整理業者兼特殊清掃業者なら一部の例外がある
とはいえ、プロの遺品整理業者(兼特殊清掃業者)を依頼した場合、かつ一定の条件なら、すべて廃棄にせずに済むこともあります(あくまで、ごく一部の例外ですが)
5194して2~3日くらいで発見された場合は、遺族の承諾を得られれば、テレビや洗濯機などの家電品でリサイクルに回せるものもあるのだとか。
2~3日で発見される方は、セルフネグレクトや引きこもりではないことが多いです。人とのかかわりを持っていたり、他人から気にかけてもらえる存在だから、短期間で発見されることが多いのです。
そういった住人は汚部屋やゴミ屋敷になっていないことが多く、きちんと掃除や整理整頓がされて、まっとうに生活を送ってきた人が多いです。
そういうケースなら、不幸にも5194しても、特殊清掃業者や遺品整理業者、後片付けを依頼する遺族にかかる迷惑は最小限で済みます。
リサイクルできる遺品があるくらいなので、遺族から業者に「思い出の品を探してもらえますか?」とお願いできる可能性も高まります。
逆に、5194がひと月以上たってから発見されるケースでは、たとえ異臭がしみついていなかったとしても、リサイクルできないものが多いということです。
悲惨な結果であればあるほど「全部廃棄」になるのは、ある意味当然の結果でしょう。
特殊清掃費用のリアル!現状回復に100万円以上かかるのはザラ
特殊清掃はまず5194現場にしみついてしまったにおいを除去するところから始まり、その後に遺品整理が始まるので、普通に考えても一般的な遺品整理費用の2倍以上はかかると考えて間違いありません。
また、体〇の浸潤度合いにより、料金は大きく変わります。
木造住宅1階で5194があった場合、基礎部分まで体〇が侵食してしまうと、においが染みついてどうにもならないので、その部分を除去する大工事になれば、100万円単位で原状回復費用がかかります。
ゴミ屋敷化した部屋で天井までゴミが積み上がっていたり、トイレが使えなくなっていて汚物が山のように出て来たり、室内がカビと〇〇の楽園になっていることもあります。
一般的には特殊清掃に立ち会う遺族はあまりいませんし、2日程度で特殊清掃が終わらないハードな戦場であれば「すべて捨ててください」と全廃棄を依頼されることが多いです。