大分の吉四六漬(きっちょむづけ)はセロリ 梅 にんにくのもろみ漬け!?


 
吉四六と書いて「きっちょむ」と読みます。

吉四六漬けは 豊後に実在した人物・吉四六さんにちなんでつけられています。

吉四六さんの本名は 廣田吉右衛門(ひろたきちえもん) 300年ほど前に実在したとんちに富んだ名物男です。

田植えの時期に、馬を持っていなかった吉四六さんは、村の人々にこう言いました。

吉四六
わしは天に昇るから、みんな見に来てくれ。

吉四六さんは集まった人たちに

吉四六
わしがはしごに昇ったら、そのはしごを持って、練り歩いてくれ。

村人が言われたとおりに 田んぼの中を練り歩くと 吉四六さんは突然はしごから降りてしまいます。

吉四六
危ないから、やーめた!

村人が去った後、吉四六さんの田んぼはすっかり耕されていましたとさ。

・・・^^;
 
 


 
吉四六漬けは吉四六さんが作ったというのではなくて、地元で作られた野菜の食品加工事業が始まり、大分県玖珠町の名産品になったときに、吉四六さんの名前をもらっただけの話です。

大根、にんじん、ごぼう、きゅうりなどのおなじみの素材から 梅、くきわかめ、セロリ、ゆず、にんにく、ぎんなん、こんにゃくなどの変わり種を 地元のもろみに漬け込んだ、風味豊かなお漬物が「吉四六漬け」です。
 

[via]   戦後ニッポン犯罪史   日本凶悪犯罪大全   戦後事件史データファイル   現代殺人事件史   昭和・平成 日本の凶悪犯罪100   殺しの手帖   日本殺人巡礼