【首都圏連続不審死事件】木嶋佳苗の生い立ちと婚活詐欺女の練炭殺人

木嶋佳苗 首都圏連続不審死事件

埼玉事件…大出嘉之殺害事件で発覚した首都圏連続不審死

2009年8月6日、埼玉県富士見市の駐車場に停められたレンタカーから男性の遺体が発見された。

死因は一酸化炭素中毒で、車内に練炭が燃やされた形跡があり、一見すると自殺に見えた。

だが「マッチの燃えカスがあるのにマッチ箱がない」「車の鍵がない」など不審な点が多いため、埼玉県警は事件の可能性が高いとみて捜査を開始した。

首都圏連続不審死事件 木嶋佳苗

via:【埼玉事件】事件現場(大島てる)

被害者の大出嘉之さん(41歳・会社員・東京都千代田区)は死の前日「彼女と婚前旅行に行く」という内容を自分のブログ↓ に書き残していた。

実は41歳のトマちゃんは婚活中でしてw

つか今日相手のご家族と会うのです。

ここ最近ずっと相手と新居を探したり新生活のことを話し合ってるんです。

今夜から2泊3日で相手と婚前旅行に行きます。

大出嘉之さんは婚活サイトで東京在住の木嶋佳苗(きじまかなえ・当時34歳)と知り合い、交際していたことがわかった。
 
 
警察の捜査で、木嶋佳苗の周りでは、大出嘉之さんのほかにも複数の男性が変死を遂げていることが判明している。
 

木嶋佳苗 首都圏連続不審死事件

via:事件現場(大島てる)

 
 
木嶋佳苗 首都圏連続不審死事件
via:【東京事件】事件現場(大島てる)

 
 
木嶋佳苗 首都圏連続不審死事件
via:【千葉事件】事件現場(大島てる)

いずれの被害者からも、木嶋佳苗に数百万から数千万円もの大金が流れていた。

大出嘉之さんも結婚資金として木嶋佳苗に470万円を渡していた。
 
また、大出嘉之さんの遺体が見つかった駐車場で、木嶋佳苗らしき女性が目撃されるなど、木嶋の犯行を示す証拠も次々と見つかった。
 
 
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難を逃れた木嶋佳苗の最後の同棲男性

木嶋佳苗 きじまかなえ

via:https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

 
2009年9月、ネットの婚活有料サイトに登録したとき、その男性は46歳だった。

母が亡くなり一人暮らしになって数ヶ月足らず、結婚はおろか恋人もいず、しかし月並みに結婚をして家庭を築きたいと願ったA氏が 登録した婚活サイトでメールを送った相手が木嶋佳苗だった。

このときはすでに警察にマークされ、重要参考人となっていた木嶋佳苗はA氏に返信した。

職業は学生、お菓子作りやピアノが得意、そしてブログのアドレスが書かれていた。

A氏が木嶋佳苗のブログを閲覧すると、そこには日々の料理やお菓子作りの様子が書かれていて、料理好きで家庭的なイメージがうかがえた。

すばらしい!とメールで賞賛すると、木嶋佳苗はすぐに携帯電話の番号を知らせてきた。

A氏が思い切って連絡を取ると、もう翌日には池袋で待ち合わせの約束が決まっていた。

池袋に着くと、電話で木嶋佳苗のマンションに案内され、お茶を出されて、そこで二人は3時間ほど話し込んだ。

木嶋佳苗
お菓子教室を開こうと思っていたのに、支援してくれる人に騙されて立ち行かなくなった。
 
購入済みの調理器具を二束三文で処分しても借金が残り、マンションを出て行かないといけない。
 
これから住むところもないの・・・。

そして木嶋佳苗から借金の返済で240万円必要だと言われたA氏は、木嶋の銀行口座へ金を振り込んだ。

A氏
自分はずっと独身で一人で寂しい思いがあった。だから真剣に出会いを求めていた。
 
援助交際のようなことを言われたら警戒したと思うけど、彼女、お世辞にもモテそうに見えないから、それなら自分の家でいっしょに住もうという話になった。
 
佳苗をぜんぜん疑っていなかった。

別に引越し代として10万円も渡し、荷物をまとめて千葉県内の自宅へ運び込んで、A氏と木嶋佳苗との同棲が始まった。
 
 
同棲開始翌日から、木嶋佳苗は甲斐甲斐しくA氏のために料理を始めた。

どれも美味で、後片付けもきちんとし、黙っていてもお茶がすっと出てくる。

掃除も洗濯も行き届き、毎日の家事をパーフェクトにこなす女性・・・ルックスを度外視すれば 木嶋佳苗は一般男性の理想像に近い女性だったかもしれない。

A氏
二人で将来の話もした。私は46歳だから結婚して落ち着きたい。彼女も子供がほしいと応じてくれた。
 
そして彼女も介護ヘルパーかピアノ講師の職を探すから、それで住宅ローンを返しましょう、とも言ってくれた。
 
だけど「時間が必要だから」と言われて、風呂も寝室も別で肉体関係はなし。
 
私は将来を真剣に考えていたから、むしろ誠実でいいと思ったくらい。
 
家事は全部やってくれるし、それで十分幸せに思えた。
 
 
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木嶋佳苗の生い立ち

木嶋佳苗は北海道の東端にある別海町の名家に生まれ、厳しく育てられたというが、その一方で小学生の頃から男性と付き合い、中学時代にはテレクラで援交をやっていたという噂があるくらい、早熟な少女だった。

小学生時代に20代、中学生で30代、高校時代は40代の男性らを相手に交際して、同級生らに自慢してみせたという。

高校卒業後、木嶋佳苗は憧れの東京に上京し、外車を乗り回したり、高級ホテルに泊まり歩くなどの派手な生活を送り始め、セレブな日常をブログ「かなえキッチン」に綴って自慢していた。

◆かなえキッチンのひとコマ「最近のわたくし」
 
◆すでに「かなえキッチン」ブログは削除されていますが、こちらから一部閲覧できます。

もちろん、ブログにアップされるセレブ生活を維持する資金は、年上の独身男性たちに貢がせていたものである。

木嶋佳苗は複数の婚活サイトに登録し、ピアノ講師やフードコーディネーターなどの嘘の経歴や、同情を誘う作り話などで男たちを騙し、結婚や老後の世話を餌にして 総額1億円もの金を引き出していたのだ。

そして男から金が引き出せなくなると、木嶋佳苗は睡眠導入剤を混ぜた料理を食べさせて眠らせ、練炭自殺や火事に見せかけて殺害していた。

28歳だった2003年には、木嶋佳苗はヤフオク詐欺の疑いで逮捕されている。

そんな木嶋が最後に交際したのがA氏である。

このときの状況を見る限りでは「その場しのぎ」としか言いようがない成り行きの同棲生活だったが、行き着く先にはきっと交際していた男性の「非業の死」が待っていたはずである。
 
 
結論から言えば、A氏と木嶋佳苗の幸せな日々は長くは続かなかった。

2009年9月21日に千葉県警の捜査員がやってきて、A氏一人だけが連れ出され「木嶋佳苗は睡眠強盗をやっている」と知らせている。

さらにA氏は尿検査を含む事情聴取を受け、240万円(木嶋の借金返済)+10万円(引越し費用)+さらに200万円→合計450万円を木嶋佳苗に渡した経緯について調べられた。

このあとに木嶋佳苗も警察から事情聴取をされたが「疑いが晴れた」と言って帰ってきた。

このときはまだA氏は木嶋佳苗を信じきっていたという。

その理由は、木嶋佳苗から事前に「自分は警察に疑われている」ことを打ち明けられていたからだ。

木嶋佳苗
お菓子教室を開こうと言って騙してきた男がしつこく交際を求めてきたあげく、交際を断った直後に死亡したために、私は疑われた。

だから9月25日に木嶋佳苗が「大丈夫よ」と言い残して埼玉県警の捜査員に連行されたのが最後になるとは、A氏は夢にも思っていなかったのだ。
 
 
警察が先回りしたおかげで、A氏は命を落とさずにすんだのだと思う。

2009年9月25日、木嶋佳苗がネットで知り合った男性と同棲をはじめたことを知り、警察はさらに被害者が出ることを防ぐため、急遽 別件(結婚詐欺の容疑)で木嶋佳苗を逮捕した。

木嶋佳苗が連行された2日後、A氏がふと部屋を見上げて気づいた…あれ?ないぞ!

家中に取り付けていた7つの火災報知機がひとつもない!

報知機は全て取り外されていた。

そのときにはA氏にはその理由がわからなかった。

しかし、そのわけを知ることになったのは 約1ヵ月後だった。

報道で、A氏は木嶋佳苗の周囲の男性たちが練炭や火災で複数死んでいることを知ったのだ。

A氏
その時になって、ようやく自分がどんなに恐ろしい立場にいたのかがわかった。
 
騙された自分が悪いのだけど。
  
今はただ、生きててよかったと思っています。

確かに警察が木嶋佳苗の逮捕に踏み切らなければ、やはり「A氏」という新たな犠牲者が出ていたことは確実だと思う・・・木嶋佳苗が火災報知機を全て取り外す理由は、たったひとつしかないからだ。

逮捕当初の取調べでは、木嶋佳苗はあらゆることにシラを切りとおした。

その後、詐欺についてはしぶしぶ認めるも、殺人容疑についてはずっと黙秘を続けていた。

それでも2010年2月1日、木嶋佳苗は大出嘉之さんの殺害容疑(埼玉事件)で再逮捕され、2月22日に起訴された。

 
 
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木嶋佳苗の劇場型100日裁判

2012年4月13日、一審のさいたま地裁は、木嶋佳苗に死刑判決を下した。

さいたま地裁
ぜいたくで虚飾に満ちた生活を維持するために3人もの尊い命を奪ったもので、責任は誠に重大だ。
 
反省は一切うかがえない。

直接証拠や自白がないこの裁判は状況証拠を検証するために約60人もの証人が法廷に呼ばれ、合計36回の審理が審理が行われた。

裁判員裁判の裁判員の人気が最長で100日となるために、木嶋佳苗裁判は「100日裁判」と呼ばれた。

そして木嶋佳苗はこの劇場型100日裁判における法廷のヒロインであり、女優だった。

木嶋佳苗の声は見た目とは裏腹に「鈴の鳴るような」かわいらしい声なのだそうだ。
 
 
木嶋佳苗劇場の最大の山場は2012年2月17日の第23回公判以降の被告人質問だろう。

この日の木嶋佳苗は北海道から上京後に、愛人契約を始めた経緯や独自の男性観をあけすけに語り、傍聴席をどよめかせた。

木嶋佳苗
今まで■■■スした中で、あなたほどすごい女性はいない!と言われました。
木嶋佳苗
テクニックより、女性として本来持っている機能が、普通の女性よりも高いということで褒めてくださる男性が多かったです。
  


 
 
2012年3月5日の第32回公判では、最後の被害者である大出嘉之さんとの破談の理由を「性の不一致」だと木嶋佳苗は語っている。

木嶋佳苗
私が■■■スにおいて到達点と考えている世界を共有できなかった。

また、被害者の一人である寺田隆夫さん(当時53歳)との交際中に、他に四股をかけていたことについて

木嶋佳苗
私はほかの男性と■■■スをしても裏切りと感じるような価値観は持っていません。

・・・と木嶋佳苗はきっぱり法廷で言い切っている。

法廷でかつてここまで堂々と、大胆に、あけすけな発言をした被告がいるのだろうか!?しかも女性で。

いないから、木嶋佳苗裁判が「木嶋佳苗劇場」と呼ばれるほどマスコミと世間を賑わせたのだと思う。

これらの木嶋佳苗語録に思わず身震いをした高齢の裁判員がいたという。
 
 
さいたま地裁の最終意見陳述では木嶋佳苗は謝罪し、殺害を否定した。

木嶋佳苗
今までの人生を振り返り、間違った価値観に気づかされました。
 
男性との関係であったり、数多くの嘘をついてきたことを深く反省しています。
 
生き直したい。
 
ただし、私は寺田さん、安藤さん、大出さんを殺害していません。

この謝罪は弁護士が指示したものではなく、木嶋佳苗が勝手に述べたものだということだ。

しかし、この場にいるのは3人を殺害した容疑がかけられたからであって、木嶋佳苗自身の価値観や生き方など誰も裁いてはいない。

ここで述べるほどのことかと思わず首を傾げたくなる・・・というか、死刑確定囚になっても、木嶋佳苗の辞書には「反省」「後悔」「謝罪」という文字はない。

…が、最近になって 木嶋佳苗はキリスト教の教誨師を頼んだというので、いよいよ「反省」するのかと思いきや、「心情の安定のため讃美歌を歌いたい」のだそうだ。

┐( -“-)┌ヤレヤレ…

また、最近のブログには、かなり「らしくない」ことを綴っている。

(旦那デスノートについて~木嶋佳苗ブログから引用)

週刊現代を読み、旦那に死んでほしい妻たちの投稿サイトの存在を知った。
 
敷居を跨げば7人の敵がいて帰宅しても1人の敵あり。
 
しかもその敵は家でニッコリと微笑んでいる妻という怪談みたいなことが起きているんですって?

匿名の他人の夫への罵詈雑言に「いいね!」するって、時代を感じるなぁ。
 
私は拘禁生活丸8年になりますが、グーグルのサジェスト機能で「夫」というワードを入れると「死んでほしい」というワードが出てくると話題になったのは7年前あたり。
 
当時も驚きましたが、とうとう「だんなDEATH NOTE」ですか。
 
しかし、ご縁があって夫婦になった相手を死んでほしいと思うなんて、、、、、。
 
ネットの掲示板にそんな書き込みしてる女は暇なの。
 
本当に夫の死を願ってる妻は、いきなり夫を殺します。
 
ちまちま書き込んで、いいね!のチェックする余裕なんてないの。
 
即実行しちゃった元妻が拘置所にはたくさんいます。
 
夫が死ぬのを待つより新しい旦那を見つける方が賢明です。

┐( -“-)┌
 
 
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閑話休題。

2012年4月13日、一審の埼玉地裁で死刑判決。

2014年3月12日、二審の東京高裁でも死刑判決。

2017年7月27日、最高裁でも死刑判決が下り確定。

2017年8月現在42歳の木嶋佳苗は、東京拘置所に収監されている。

そして木嶋佳苗は獄中で二度結婚をし、現在は土井佳苗であるが、実は人妻死刑囚として拘置所に収監されていながら、現在も婚活中なのである。

今のだんなと離婚して三度目の獄中結婚をもくろんでいるものの、今の結婚相手が離婚したくないということで、もくろみにストップがかかっているらしい。

死刑確定囚として獄中生活を送りながら、なんと贅沢な悩みだこと!

私ぐらいになると婚姻届と同時に離婚届にもサインさせておきますから。
 
婚約中に困惑しつつ離婚届にサインをした夫が、いざ別れて頂戴という妻(私)のお願いを激しく拒んでいる。
 
まさか自ら署名押印したことお忘れでは?と思い確認したところ、「冗談かと思ってた」!!!
 
気持ちが通じていなかったことに狼狽しながら私は夫に手紙をしたためた。
 
「私が、これまでの長いお付き合いで一度でも冗談を言ったことがあったでしょうか。改めて離婚届にご署名・ご捺印のうえ、同封の返信用封筒にて当方宛にご返送くださいませ。」

夫からすぐに返信届く。「離婚する気はありません。」!!!
 
「俺は佳苗が好きなんです。あなたの人を思いやる優しい気持ちや愛嬌のある素晴らしい体が大好きなんです。」

え・・・・・・。愛嬌?体の賛美に愛嬌?私の体が素晴らしいですって?
 
あぁ、キモいな。夫よ、ストーカーみたいな目で私を見ないでくれ。早く別れてくれ。
 
時計と靴までドン・キホーテで買ってる男が夫だということに、私はもう我慢ならんのだ。
 
2着目は安くなるというそのスーツが嫌いなのだ。
 
分かっておくれ。私は麻のシャツとかラコステのポロを着て会いに来る男の人じゃないとイヤなのだ。
 
ファッションや装いというワードさえ会話に出ない男性はつまらないのだ。

私は前回夫に会ったとき、これから法事?って思ったんだからね。
 
田舎の親戚みたいなそのセンスにうんざりなの。
 
旦那(元夫の養父)と王子がモデル級のクールだから余計に気に障るの。
 
ごめんね。もう無理。クールの意味が通じなかったときに無理って思った。
 
「ユニクロの涼しいやつ着てる」って言われたとき、もう駄目だって思った。ごめんね。
 
黒を着ておけば大丈夫と思ってるそのファッション、お葬式か墓参りに行くようにしか見えないから。
 
素直に別れて。
 
冗談ではない証拠にブログにも書いておいた!

・・・獄中にいて、明日にも死刑が執行されるかもしれない人の書いたものとは とても思えないところがすごい(爆)

 
 
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