秘密のケンミンショー極で、番組開始から18年間の全県登場回数ランキングが発表されました。2025年1月9日の放送では、719回の放送で紹介された3032もの秘密の中から、どの県が最も多く登場したのかが明らかに。皆さんも自分の住む県は何位なのか、また他県のどんな秘密が人気を集めたのか、気になるところではないでしょうか。
この放送では、大阪府が423回で堂々の1位に輝き、北海道が175回で2位、沖縄県が160回で3位という結果が明らかになりました。また、18年間で1657品もの郷土料理を試食してきたMCの久本雅美さんと田中裕二さんによる、思い出の味の再現企画も実施されました。
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📢9日の #ケンミンショー
番組開始18年 全ケンミン大集合SP🗾👉いつもより早い20時からの開始📺
\✅46道府県🗾登場回数ランキング
栄えある1位は?無念の最下位は⁉✅もう一度食べたい🤤
全1675試食の中から歓喜のアンコール🥢#イコラブ #大場花菜 #佐々木舞香#小池徹平 #私の知らない私 pic.twitter.com/s7X3lf9Pmz— 【公式】秘密のケンミンSHOW極 (@kenmin_kiwami) January 3, 2025
この記事では、ランキングの詳細や、各県の印象的なエピソード、さらにMCお二人が選んだ絶品グルメまで紹介していきます。
予想外の結果となった下位5県の意外な顔ぶれ
上位県が誇る独自の文化や習慣の数々
18年分の試食から選ばれた2つの絶品グルメの詳細
大都市を持つ県が下位にランクインするなど、意外な結果も多く見られました。また、ランキングに表れない各県の魅力的な食文化も多数紹介。あなたの知らない「県民の秘密」が、きっと見つかります。
ケンミンショー都道府県登場回数ランキング(東京都除く46道府県)
1位:大阪府(423回)
2位:北海道(175回)
3位:沖縄県(160回)
4位:群馬県(120回)
5位:青森県(118回)
6位:山形県(116回)
7位:長野県(96回)
8位:愛知県(91回)
9位:福岡県(87回)
10位:茨城県(80回)
11位:静岡県(77回)
12位:京都府(73回)
13位:栃木県(68回)
14位:広島県(66回)
15位:秋田県(65回)
16位:新潟県(63回)
17位:宮城県(63回)
18位:熊本県(58回)
19位:福島県(58回)
20位:鹿児島県(56回)
21位:兵庫県(52回)
22位:高知県(50回)
23位:岡山県(48回)
24位:埼玉県(46回)
25位:富山県(45回)
26位:長崎県(44回)
27位:愛媛県(43回)
28位:岩手県(43回)
29位:宮崎県(42回)
30位:三重県(38回)
31位:山梨県(37回)
32位:香川県(36回)
33位:石川県(36回)
34位:岐阜県(36回)
35位:福井県(35回)
36位:大分県(34回)
37位:千葉県(34回)
38位:島根県(30回)
39位:奈良県(29回)
40位:滋賀県(28回)
41位:山口県(27回)
42位:神奈川県(26回)
43位:徳島県(22回)
44位:佐賀県(21回)
45位:鳥取県(19回)
46位:和歌山県(18回)
もう一度食べたい!久本&田中 歓喜の試食アンコール
18年間でMCのふたりは、なんと1657品もの郷土料理を食べてきました。今回は、その中から特に忘れられない思い出の味を、もう一度みんなで味わいました。
田中裕二さんの思い出の味「新潟の蒸したて笹だんご」
新潟県の笹だんごといえば、お土産の定番ですよね。でも、田中さんが選んだのは「蒸したての笹だんご」。実は、新潟の人たちは笹だんごを蒸して食べるのが当たり前 だったのです!
蒸したて笹だんごの魅力
お餅のようなふわふわ食感
笹の香りが部屋いっぱいに広がる
あんこの甘みが生地に溶け込む
スタジオで試食した高橋克実さん(新潟県出身)も「これほど柔らかい笹だんごがあるなんて!」と驚いていました。お土産用の固めの笹だんごとは、まるで違う食べ物のようだったのです。
これは家庭でもマネできる小技ですね。おいしく蒸すなら、せいろを使うのがおすすめです。
久本雅美さんの思い出の味「宮城の油麩丼」
昨夜の『秘密のケンミンSHOW極』2時間SPは見てくれましたか?
久本さんが「もう一度食べたい!」と選んだアンコールグルメに宮城の「油麩丼」が選ばれましたよ✨
#ケンミンショー pic.twitter.com/fOCbpHSHXE— ウジエスーパー公式 (@ujie_official) January 10, 2025
宮城県登米市の名物「油麩丼」は、久本さんが「番組史上、最高においしい料理のひとつ」と絶賛した思い出の一品です。
油麩丼ってどんな料理?
油で揚げた油麩(うす)を使った丼もの
だし汁をたっぷり吸った油麩を卵でとじる
番組で紹介後、大人気に!
宮城県内32店舗で販売されるようになった
お持ち帰り用のカップ飯は2万食以上売れた
スタジオでの試食では、「こんなにおいしいとは思わなかった!」「だしの染み込み方が最高!」と、出演者のみなさんが次々に絶賛。見た目からは想像できない、奥深い味わいに感動の声が上がりました。
番組歴代登場回数ランキング大発表!上位20位〜11位
18年間の放送データを徹底的に調査し、各県の登場回数を集計しました。20位から11位までの県には、たくさんの面白い秘密や驚きの習慣がありました。
20位〜16位の県の特徴的な秘密を振り返り
20位:鹿児島県(56回)
頴娃(えい)弁と呼ばれる超難解な方言が特徴的でした。方言が強すぎて、取材スタッフも何度も聞き直すほど…。
19位:熊本県・福島県(58回)
熊本県では結婚式にお地蔵様が参列するという驚きの習慣が。福島県では「いじくりこんにゃく」という言葉で、とても可愛がることを表現します。
17位:新潟県・宮城県(63回)
新潟県は雪国ならではの生活習慣が人気に。宮城県では、殻付きホヤを簡単にむけるスキルを持つ県民性が話題になりました。
15位〜11位の印象的なエピソード
15位:秋田県(65回)
男鹿市の名物「クロヌタウナギ」を食べる文化が衝撃的でした。
14位:広島県(66回)
お盆の時期に、カラフルな灯籠を立てる独特の習慣が注目を集めました。
13位:栃木県(68回)
鹿沼市の「ニラそば」文化は、他の県では見られない珍しい食文化として紹介されました。
12位:京都府(73回)
「京都人の気遣い」の奥深さが何度も取り上げられ、特に遠回しな表現の数々が話題に。
11位:静岡県(77回)
東西の境界線を探る企画で、多くの文化や習慣の境目が静岡県にあることが判明しました。
スタジオでの反響
このランキング発表を見た井森美幸さんは、「この番組に出演したことでNHKから群馬県を舞台にしたドラマのオファーをいただいた」と明かし、番組の影響力の大きさを実感させました。高橋克実さんも「県民性の違いも面白いけど、県民が面白い!」とコメントし、スタジオは笑顔に包まれました。
ワースト5の衝撃発表!まさかの結果に県民騒然
予想外の県が下位にランクインし、スタジオは驚きの声に包まれました。特に、大都市を持つ県が含まれていたことは、大きな話題となりました。
意外な結果となったワースト5
42位:神奈川県(26回)
横浜を有する大都市なのに、わずか26回の登場でした。ただし、湘南乃風のHAN-KUNさんが「横浜中華街のカレー」を紹介するなど、印象的な回もありました。
43位:徳島県(22回)
美波町では「大法事で1円玉を投げる」という珍しい習慣が紹介されました。
44位:佐賀県(21回)
鹿島市の「フナ市」での生きたフナを買って食べる文化が印象に残る回でした。
45位:鳥取県(19回)
かつて石破茂(現総理大臣)さんがスタジオに登場し、「鳥取県民はちくわを全国の3倍食べている」と明かした回が話題に。
最下位46位は和歌山県!県民も驚きの結果に
18年間でわずか18回の登場となった和歌山県。この結果を和歌山県民に伝えると…
「アスリートも多いのに…」
「もっと面白いネタがあるはず!」
「これを機に和歌山の魅力を発信したい」
待望のトップ3発表!輝かしい記録を持つ都道府県とは
番組を代表する個性豊かな3つの都道府県が明らかに。それぞれに際立った特徴があり、18年の歴史を彩ってきました。
第3位は沖縄県!(160回)
南国ならではの独特な県民性で、視聴者を魅了し続けてきた沖縄県。特に印象的だったのは
「ノリツッコミ実験」で大阪府民と対決
携帯電話の代わりにゴーヤーを渡す実験
道案内に地球儀を使う実験
実験企画では常に予想外の反応を見せ、視聴者を楽しませてきました。沖縄県民の「のんびり」した性格と「マイペース」な対応は、番組の人気コーナーとなりました。
第2位は北海道!(175回)
グルメ王国として知られる北海道が見せた独自の食文化の数々がウケました。
サンマの糠漬けを当たり前のように食べる
高級魚のキンキにウスターソースをかける
ホッケのフライが定番メニュー
特に魚介の調理法は他県の常識を覆すものばかり。「これって全国で食べないんですか?」と驚く北海道県民の反応も、番組の名物となりました。
栄えある第1位は大阪府!(423回)
18年間で紹介された秘密の数がなんと423個!数々の伝説的な回を生み出してきました。印象的だった大阪府民の特徴は
見えないカッターで切られる演技
床屋で自ら顔を洗う習慣
しらたきを知らない県民性
同じ言葉を2回繰り返す話し方
久本雅美さんは「大阪の人はみんなフレンドリーで、子どもからお年寄りまで面白い人が多い」とコメント。西川きよしさんも「やっぱり改めておもろい人が多いね」と、大阪府民の魅力を語りました。
ランキング上位に負けない!個性派グルメを持つ県々
ランキングの順位に関係なく、独自の食文化を持つ県も多数あります。その土地ならではの調理法や食べ方は、地元の人たちの知恵と工夫が詰まっています。
奈良県が誇る柿の葉寿司(39位・29回)
奈良県民に柿の葉寿司は主役級の存在。駅弁としても人気ですが、地元の人は意外な食べ方をします。
オーブントースターで温めて食べる
温めると柿の葉の香りが際立つ
醤油をつけずにそのまま食べるのが通好み
岡山県の冬の名物・カキオコ(23位・48回)
岡山…
無類の牡蠣好きとして唯一の知識、ケンミンショーで見たカキオコ! pic.twitter.com/QfzxMXKc0p— 🇳🇱🇳🇱よ っ つ🇳🇱🇳🇱 (@yotz_yfm2333) December 7, 2024
日生町の名物「カキオコ」は、カキのうまみがたっぷり詰まったお好み焼きです。
大粒のカキがふんだんに使用
地元では白ご飯のおかずとしても定番
冬季限定の贅沢グルメ
山形県の”冷やし”文化(6位・116回)
暑い夏を乗り切るための知恵から生まれた独自の食文化が話題に。
冷たい肉そば
氷を入れた冷やしラーメン
水道水をかける「水かけご飯」
岩手県のビスケット天ぷら(28位・43回)
西和賀町の意外すぎる名物として紹介された「ビスケットの天ぷら」。
普通のビスケットを衣でまぶして揚げる
ふんわりとした新食感
昔から親しまれている郷土の味
静岡県の境界線グルメ(11位・77回)
東西の食文化の境目となっている静岡県。島田市の「真っ赤な酢だこ」は、その代表例です。
赤く染まった見た目が特徴的
東西の食文化の違いを象徴
地域によって好みが分かれる一品
三重県発祥の天むす(30位・38回)
名古屋名物として知られる天むすですが、実は三重県で生まれた逸品。
三重県で誕生し、名古屋で大発展
独自の包み方や具材が特徴
愛知県民も認める本場の味
愛知県の味噌文化(8位・91回)
赤味噌を使った独自のグルメ文化を持つ愛知県。
味噌おでんは全国でも珍しい
味噌煮込みうどんは寒い季節の定番
濃厚な味わいが特徴的
【総括】18年で3032の秘密を暴いた「ケンミンショー」の集大成
18年間で719回の放送を重ね、3032の秘密を紹介
大阪府が423回で堂々の1位、独特な県民性で視聴者を魅了
北海道は175回で2位、魚介の調理法で常識を覆す
沖縄県は160回で3位、マイペースな県民性が人気
試食した料理は18年間で1657品を記録
久本さん選出の宮城・油麩丼は放送後に大ブレイク
田中さん選出の新潟・蒸し立て笹だんごで新しい魅力を発見
各県独自の食文化や習慣が次々と明らかに
予想外の最下位は和歌山県で、わずか18回の登場
神奈川県は大都市を有しながら42位という意外な結果
番組を通じて、方言や食文化など地域の魅力を再発見
ケンミンショーは18年の歴史の中で、私たちの知らなかった各地の魅力を掘り起こしてきました。番組で紹介された郷土料理の多くは、現在でも各地の名物として人気を集めています。あなたも気になる県の特産品や郷土料理を探してみてはいかがでしょうか。