顔のむくみに悩む人が増えています。街頭調査では26人中22人(約9割)が「朝、目が開かない」「顔がパンパンになる」といった症状を訴えています。
特に新年会シーズンは暴飲暴食で悪化しやすく、さらに寒さで運動不足になりがちな時期。むくみを放置すると、実は腸までむくんでしまい、深刻な健康被害を引き起こす可能性があるのです。
2025年1月14日放送の『カズレーザーと学ぶ』では、新潟大学大学院の高見寿子さんが、むくみの最新研究と意外な健康リスクについて警告しました。特に注目すべきは、これまで知られていなかった「ストレス」とむくみの関係。 2019年の研究で、ストレスホルモンのコルチゾールがむくみを助長することが判明したのです。
しかし、朗報があります。番組では、たった5分で効果を実感できる画期的な改善法が紹介されました。実際に川口春奈さんやタイムマシーン3号の関さんが実践し、体積測定器でその即効性と効果を実証しています。
この記事では、むくみが引き起こす健康リスクと、専門家が推奨する即効性のある改善法を詳しく解説します。
むくみの正体と意外な健康被害
最新研究で判明した第3のむくみの原因
朝5分でできる驚きの改善法
これらの方法は、専門家の監修のもと、実際にタレントが体験して効果を実証済み。毎日続けることで、むくみにくい健康的な体質づくりも期待できます。

専門家が警告!顔のむくみの正体とは
むくみは単なる一時的な症状ではありません。体内の水分バランスが崩れることで起きる症状で、放置すると様々な健康被害を引き起こす可能性があります。特に年末年始は暴飲暴食が増え、むくみの症状が出やすくなっています。
インタビューで分かった深刻な実態
街頭インタビューでは、26人中22人(約9割)の人が顔のむくみに悩んでいることが判明。多くの人が「朝、目が開かない」「顔がパンパンになる」といった症状を訴えています。特に多かった悩みとしては
目の周りのむくみで朝起きられない
ラーメンを食べた翌日は顔が2倍になる
夕方になると靴がきつくなる
大事な予定の前日に限ってむくむ
番組に出演した川口春奈さんも「朝は顔でむくみ、夕方は足にむくみが落ちてきて、足がきつくなる」と実体験を語りました。
むくみのメカニズムを図解
人の体重の約60%は水分でできています。通常この水分は以下のような仕組みで体内を循環しています
血管と細胞を行き来しながら、栄養や酸素を届ける
二酸化炭素や老廃物を回収する
血管やリンパ管に吸収され、一定のバランスを保つ
このバランスが崩れると、細胞と細胞の間に余分な水分が溜まってしまい、むくみが発生します。高見寿子さんは「むくみと太るは別物です。脂肪は1日で増減しませんが、むくみは1日の中で変動する水分の問題です」 と解説しています。
むくみと血液・リンパの関係
むくみの解消には、血液とリンパ両方の流れを改善することが重要です。高見寿子さんによると
心臓から送り出される血液の90%は静脈で回収
残りの10%はリンパ管で回収
どちらも滞ると、むくみの原因に
意外と知らない!むくみを引き起こす3つの原因
高見寿子さんによると、むくみには大きく分けて3つの原因があります。これらの原因を知ることで、効果的な対策が可能になります。特に驚きなのが、最近の研究で判明した第3の原因です。
塩分・お酒の取りすぎによる影響
塩分を多く摂取すると、血中の塩分濃度を下げるために体が水分を多く蓄えようとします。また、お酒の場合は
血中アルコール濃度が上昇
血管が拡張
血管から染み出す水分量が増加
「前日のお酒の影響で、寝ている時につけているシーパップの跡が消えない」と体験を語るゲストに高見寿子さんは「寝ている時に体が横になることで、全身の水分が均等になり、顔もむくみやすくなります」と説明しています。
運動不足がもたらす影響
筋肉は通常、ポンプのように血管を圧迫して血流を促進します。しかし運動不足により
筋肉量が低下
血流が滞る
血液中の水分が血管の外に染み出やすくなる
特に冬は運動不足になりがちで、むくみが起こりやすい季節だと高見寿子さんは指摘します。
最新研究で判明!ストレスとむくみの関係
2019年の研究で、ストレスホルモンのコルチゾールがむくみを引き起こすことが判明しました。
ストレスを感じると副腎皮質からコルチゾールが分泌
血管やリンパ管の細胞同士の結びつきが弱まる
水分が漏れ出やすくなる
自律神経の乱れで血行も悪化
腸むくみの危険性!放置するとどうなる?
内視鏡分野の第一人者である福島医師は、顔だけでなく腸にもむくみが起きる可能性があると警告しています。番組では実際の内視鏡映像を比較し、その違いを解説しました。
腸むくみがもたらす様々な症状
腸のむくみは以下のような症状を引き起こす可能性があります。
便秘の慢性化
お腹のぽっこり感
おならの増加や臭いの悪化
体重が減りにくい体質に
腸内環境の悪化
深刻化する健康リスク
腸のむくみを放置すると、さらに深刻な健康問題につながる可能性があります。
糖尿病のリスク上昇
脂質異常症の可能性
生活習慣病の発症リスク増加
栄養吸収の低下
免疫機能の低下
顔のむくみを改善する3つの即効性対策
新潟大学大学院の高見寿子さんが紹介する、朝の時間にできる効果的な改善法をご紹介します。番組では実際にタレントが実践し、その効果を体積測定器で検証しました。
炭酸水洗顔で血流改善
炭酸水を使った洗顔は、以下のような効果が期待できます。
炭酸ガスが皮膚を通って毛細血管まで浸透
毛細血管が拡張して血流が改善
老廃物がスムーズに排出
血圧を上げることなく血行促進
タイムマシーン3号の関さんが実践したところ、わずか5分の炭酸水洗顔で顔全体の体積が約2mm減少。特に両頬は約4mm減少という驚きの結果が出ました。
階段1段飛ばしで全身の血流を促進
階段を1段飛ばしで上ることで、ハムストリングスという太もも裏の筋肉を刺激。大きな筋肉を動かすことで全身の血流が改善され、むくみ解消につながります。
関さんの実践結果
口角付近が4.5mm減少
フェイスラインがすっきり
顔全体が引き締まった印象に
ブルドッグたるみの軽減
ほほの位置が上がり若々しい印象に
川口春奈さんも実践!むくみ解消ストレッチ
高見寿子さん考案の5分むくみ解消ストレッチの方法
1. 左手の親指を耳の下に当て、親指の付け根にあごをしっかり乗せる
2. 中指で目頭をしっかり押さえる
3. 左肩を顔と反対側に向かって斜めに下げる
4. あごを上に上げて首の筋肉を伸ばす
5. その状態で3秒キープ
6. 反対側も同様に行う
このストレッチのポイント
顔の静脈を手で押さえて血流促進
首の筋肉を下に3秒伸ばす
左右5分程度繰り返す
効果は2~3時間持続
川口春奈さんが実践した結果、顔全体の体積が減少。特にフェイスラインの改善が顕著でした。
顔のむくみを予防して健康な体づくりを【総括】
むくみは体内の水分バランスの乱れが原因
放置すると腸むくみなどの健康被害のリスク
塩分・アルコール過多に注意
運動不足は血流を悪化させる
ストレスホルモンがむくみを助長する
炭酸水洗顔で血流改善
階段運動で全身の血流を促進
5分ストレッチで即効性のある改善効果
適度な運動習慣が重要
規則正しい生活習慣を心がける
早めの対策で健康的な体づくりを
むくみは誰にでも起こりうる症状ですが、適切な対策を行うことで改善が期待できます。特に朝のむくみが気になる方は、出勤前の数分でできる炭酸水洗顔や簡単なストレッチから始めてみましょう。継続的な実践で、健康的で若々しい印象を保つことができます。